『ホテル・ルワンダ』公開せまる(1/14〜)
▼日本語による公式サイト
http://www.hotelrwanda.jp/
▼『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会(のブログ)
http://rwanda.hp.infoseek.co.jp/index.html
※「連載ルワンダ史」を読んでおくと、なぜ「ルワンダの大虐殺」が発生したのか、背景がわかりやすい。
▼当ブログでの『ホテル・ルワンダ』応援ページ
http://d.hatena.ne.jp/claw/20050618
▼Yahoo!映画「正月映画で見たい作品は?」アンケート
http://event.movies.yahoo.co.jp/newyear/2006/part2/index.html
・・・↑今見たら、『ホテル・ルワンダ』は同率2位につけている。
▼立花隆、レアルポリティクとしての日本国憲法第9条を語る
http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050517_futunokuni/index.html
>これまでは、第9条があるために、安保条約があっても日本は血を流さないで済んできた。しかし、第9条を捨てたとたんに、日本は、アメリカに求められるがままに、ベトナム戦争に参加して血を流さざるをえなかった韓国と同じ運命をたどることになりそうなのである。
>・・・韓国の場合、多数の犠牲者を出しただけでなく、敵方に与えた損害も大きかった。・・・・彼らはベトコン、北ベトナム兵を殺しまくり、公式統計にのった死者の数だけで、4万人を殺している。そのような過去がたたり、ベトナムで韓国人はいまだにこころよく受け入れてもらえないのである。
・・・
>最近読んだ憲法第9条関連書で抜群に面白かったのは、堤尭「昭和の三傑」(集英社インターナショナル)である。
昭和の三傑 憲法九条は「救国のトリック」だった
>憲法第9条を、戦争直後の時代日本人がおちいっていたナイーブな理想主義的心情の産物のごとく考え、レアルポリティク(政治学用語。現実主義的権力政治。国益中心主義的政治。語源はドイツ語)を何も知らないバカがつくった条文のごとくいう人が最近の改憲論者には多いが、それはとんでもない誤りだということをこの本は論証している。憲法第9条こそ、あの時代に、誰よりもよく国際政治におけるリアルポリティクの世界を長年にわたって知りつくした練達の外交官政治家が、考えに考え抜いてつくった仕掛けだというのだ。
・・・
>提説が頭に入ると、レアルポリティクの世界が見えない頭の単純な愚か者たちが、いま自民党から民主党までゾロゾロ出てきた改憲論者たちだということがわかってくる。
>愚か者というのは、彼らが戦後日本の繁栄のもとを築いたのが憲法第9条だということがわかっていないからである。・・・
・・・ナイーブで夢見がちな書生論としての「普通の国」論に対置して、
リアリズムの見地から憲法第9条の堅持を提唱する。
これは藤原帰一先生のスタンスにも通じる考え方だ。メモ。