・・・産経フィルター×古森フィルターを通した情報なので検証が必要であるが(@∀@)
興味深いニュースが入ってきている・・・
▼モンデール元駐日米大使 「日本は頼れず」自伝で明らかに
>【ワシントン=古森義久】米国の元副大統領ウォルター・モンデール氏(82)が駐日大使在任中の1994年、北朝鮮の核兵器開発による朝鮮半島での戦争の危機に面して日本の役割を想定したところ、日本からは有事に同盟相手として期待する協力はほぼなにも得られない−との判断を下していたことが明らかにされた。同氏はその理由をすべて日本の「憲法による制約」だとし、日本が改憲をしたほうが日米同盟はより効果的に機能するという見解をも表明した。
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>94年6月、北朝鮮が核兵器開発を宣言し、それを阻もうとする米国や韓国と対決して、朝鮮半島での戦争の危機が一気に現実性を帯びた。モンデール氏の自叙伝によると、このとき米側では北朝鮮との軍事対決あるいは衝突の際に、米国の主要同盟国である日本がどう対応するかを予測せねばならなくなった。
>その有事での日本に関する疑問は、(1)韓国が攻撃され、多数の難民が出た場合、日本はそれを受け入れるか(2)国際的な船舶の輸送線を防衛し、掃海活動をしなければならない場合、日本は協力するか(3)米軍がアジア地域で軍事作戦を実行する場合、燃料や物資を日本経由で供給できるか(4)米軍のアジアでの戦闘で日本の空港や港湾を使えるのか−などだった。
>だが当時、モンデール氏は駐日大使として以上の疑問のすべてに、「日本の明確な対応は得られず、日米関係上の欠陥が露呈された」との判断を下した。その理由として「戦後、米国の重大な影響下で書かれた日本憲法が交戦権と国際紛争の武力解決を禁止し、同盟国を助けにいくという集団自衛の権利も禁じている」ことを挙げ、その結果、米国は朝鮮有事、アジア有事では同盟相手の日本には頼れないとの認識を明確にした。
>モンデール氏はさらに、「北朝鮮と中国が軍事脅威として着実に拡大してきた以上、日本の役割も拡大されねばならない」として、日本が憲法の制約を除くことへの期待を表明した。しかし同氏は「日本側は米軍の駐留を望み、アジアの安全保障は米国に委(ゆだ)ねることを期待し、米軍は実際に日本各地に長年、駐留してきたため、米国はいまになって突然、日本に憲法を書き換えるよう求めることはできなくなった」とも書いている。・・・
・・・いや本当に正直なご意見をありがとうございます(@∀@)
「憲法を変えて日本を戦争のできる国に!」とか口走るみなさんは、まさにアメリカの意のままに走る狗として熱く期待されているようです。そしてまた、韓国が攻撃され、多数の難民が出た場合も、文句一つ言わず日本に受け入れることを期待されていますよ(@∀@)
日米(軍事)同盟への支持(客観的にはアメリカ様への報われぬ忠誠)と、韓国に対するしょうもない差別意識に引き裂かれ、自称「愛国者」の方々が顔をゆがめる様が目に浮かびます。わたくし同情を禁じえません(棒読み)
・・・まあそういうどうでもいいことはおいといて、
このニュースはアメリカの戦後の対日政策にもひとつの矛盾があることを示している。
米軍駐留を日本にのませる限り、日本に「戦争ができるように憲法を書き換えろ」と要求することはできない(だって「アメリカが日本を守ってやる」という名目を掲げてるからw)。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/10/news093.html
そして日本に改憲(=戦争遂行)を要求するとなれば、「えっ?アメリカが守ってくれるから日本は安全じゃなかったの?アメリカがいるのに安全じゃないというなら、今まで米軍に基地や予算を提供してきたことはみんなムダだったの?」ということになる(@∀@)
なかなか大変でございますね、と言うしかない(棒読み)