(▼コメント欄が見やすい「携帯版ページ」は→こちら。
・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
だいたい1日に10分くらいで、鼻歌まじりに更新していきます。
▼ホームページ ▼旧HP跡地 ▼サイトマップ ▼CL.A.W.ギャラリー ▼アンテナ ▼ブックマーク
▼管理人:九郎政宗 (ID:claw) clawsince2003「@」yahoo.co.jp ←スパムよけに@を「@」にしています。送信時は元にもどしてください。▼プロフィール

▼従軍慰安婦  ▼嫌韓下流
【リンク→】 ▼Yahoo!News「イラク」 ▼Yahoo!News「パレスチナ」 ▼日本史▼『国が燃える』弾圧事件 ▼南京大虐殺&百人斬りFAQ ▼『イヌxワンGP』 ▼BBC ▼阿修羅 ▼2ちゃんねるイラク板 ▼「荒らし」最終解決 ▼2ちゃんねる検索


「沖縄人は沖縄戦で勝手に死んだ」論のネタ元? 秦センセイのトンデモ床屋談義

秦郁彦センセイといえば、まーいわゆる「諸君」「正論」などの
気まずい雑誌の常連で、(@∀@)
でもまー南京事件での虐殺の存在は認めてる、みたいな点で
比較的マシな歴史ライターなわけだが、
この記事には驚いた。ていうか、老いというのは残酷なものだ
同情を禁じえない。そんなセンセイの繰りごとを、検証もなしに鵜呑みにしてる
愛国ネチズンも多そうなので、とりあえずここで引導を渡しておこうと思う。

▼【正論】現代史家 秦郁彦 沖縄集団自決をめぐる理と情
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/seiron/070706/srn070706000.htm

現代史家 秦郁彦
■報道は冷静な検証の姿勢忘れずに
≪情緒過剰な記事が並ぶ≫
>6月23日は、62年前に沖縄本島南端の摩文仁(まぶに)の洞穴で、牛島軍司令官が自決、沖縄戦における日本軍の組織的抵抗が終わった日である。
沖縄県は、この日を「慰霊の日」と定め、軍人・軍属、一般住民がそれぞれ9万余人、米兵をふくめると20万人の全戦没者を追悼する式典を挙行してきた。しかし今年は、住民の集団自決をめぐる高校用日本史教科書の検定で「軍命令による強制」が削除されたことについて、県議会が検定意見の撤回を求める意見書を採択したこともあり、騒然とした「慰霊の日」となった。
>ほぼ全面無視した読売新聞を除き、主要各紙は社説や社会面記事で大々的にこの問題をとりあげた。これまでは「沖縄の心」という目に見えぬ壁への配慮が働き、マスコミも識者もハレものにさわるような扱いをしてきたが、今年も同じトーンで生き残りの体験談を軸に情緒過剰な詠嘆調の記事が並んだ。今や生き残りといっても、当時は10歳前後だった人たちが主だから、要領をえないあやふやな証言ばかりになってしまった。
>たとえば、県の意見書のまとめ役になった当時8歳だった議員の体験談は「200人ほどの住民と壕に隠れていたところ、3人の日本兵が来て、泣き続けていた3歳の妹といとこに毒入りのおむすびを食べさせるよう迫った。敵に気づかれるのを恐れたため」(6月23日付朝日)というのだが、記者は不自然さに気づかなかったのだろうか。
>激戦のさなかに毒入りおむすびを作る余裕があるのか、毒と告げて親が食べさせるものか、食べたとしても、苦悶(くもん)の泣き声に変わるだけではないのか、そんなことをしなくても、200人も入っている広い洞穴なら奥へ移ればすむのではないか、と疑問の種はつきない。問題はそうした検証をいっさい放棄して、記事に仕立てた記者の資質にある。
>≪攻撃用武器の手投げ弾≫
>ついでに記すと、県議会では「集団自決の軍命令はあったはず」と主張する野党と「なかったらしい」と主張する与党の議員が対立、妥協のすえ意見書は「日本軍による関与なしに起こり得なかった」という争点を外した表現におちついたとのこと。
>「関与」とは一部で日本軍の手投げ弾が自決用に使われたのを指しているらしいが、兵器不足に悩み、兵士に竹槍まで持たせていた日本軍にとって、手投げ弾は貴重な攻撃用武器だった。現地召集の防衛隊員(軍人)に持たせていたものが家族の自決に流用されたのに、16歳だった語り部の元短大学長が「手投げ弾は自決命令を現実化したものだ」と語るのを、朝日が社説(6月23日付)で「悲惨な証言」と信じ込み、引用しているのはいかがなものか。
>≪軍命令見つからない理由≫
>さすがに社説ともなると冷静なタッチが多いなかで、朝日だけは突出した情緒論で終始している。他にも日本軍は住民が捕虜になることを許さず、「敵に投降するものはスパイとみなして射殺する」と警告し実行していったとか、捕らえられれば「女性は辱めを受け、男性は残忍な方法で殺される。日本軍はそう住民に信じ込ませた」と書いているが、いずれも事実無根に近い。
>牛島軍は、県当局と協議して住民を予想戦場から遠ざけるため本土や本島北部への疎開を命じ、戦闘末期には米軍の保護に委ねるふくみで戦場外の知念半島への避難を指示している。
>その結果、米軍記録によると28万余人の住民が投降した。そのなかには日本軍陣地へ投降勧告に出向く志願者がいて、スパイと疑われ処刑された例もあったが、例外的事件にすぎない。
>そのころ12歳の軍国少年だった筆者も「鬼畜米英」への憎しみと恐怖を抱いていた記憶はあるが、誰が吹きこんだのか覚えていない。親や先生ではなかったと思うし、ひょっとすると、わが家で取っていた朝日新聞主婦の友かもと考えたりもするが、少なくともこの種の流言、浮説を記した政府・軍の公文書はなかったと思う。
>ところが、研究者でも集団自決や慰安婦の強制連行を証する軍命令が見つからないのは、終戦時に焼却したからだとか、個々の命令はなくても戦前期の天皇制や軍国主義教育に起因すると強弁する人が少なくない。
>集団自決が起きたのに「いまさら『日本軍は無関係』と言うのなら、それは沖縄をもう一度裏切ることになる」としめくくった朝日社説も同類項なのだろうか。(はた いくひこ)

・・・センセイ、もしや、その「鬼畜米英」というスローガンがどこから出てきたかもお忘れですか?(@∀@)
センセイの便利で都合のいい記憶力によれば、戦時中のアメリカに対するヘイトキャンペーンは
あたかも「朝日新聞」と「主婦の友」のみによるもののようですが、
(そして実際、「主婦の友」のキャンペーンもたいそうイカレてるのですがw)
http://tadanorih.hp.infoseek.co.jp/tondemo/tondemo01.htm
http://tadanorih.hp.infoseek.co.jp/wekly/weekl01.htm
実際にはもちろんそんなことはなくて、そこにはもちろん時の政府の報道管制とプロパガンダシステムが存在しております。たとえば太平洋戦争開戦1周年を記念した「国民決意の標語」には、もちろん朝日新聞もかかわっておりますが、読売新聞、東京日日(現毎日)新聞、そしてなにより大政翼賛会が共催で公募したものなわけです。
さらにはこんなものもありますね。

▼『読売報知』昭和18年12月8日
「我に神武の利剣/討滅さん米鬼英畜」
詔書はまた宣ふ「皇祖皇宗ノ神霊上ニ在リ朕ハ汝有衆ノ忠誠勇武ニ信倚シ」と、上神霊の加護の下、一億決戦に立ち上がるとき、鬼畜米英の慴伏は火を睹るより瞭かであらう
▼同、昭和20年3月11日
「執拗鬼畜の波状爆撃」
>かねて予想された通り敵は十日未明B29の大編隊をもつて夜間大挙来襲した、敵がはじめて試みたこの日の夜間帝都盲爆の戦法は、先づ定石通り偽編行動に始まつた

・・・なんにせよ、戦時中の大日本帝国におけるヘイトキャンペーンを語る際に、中心的な役割を果たした大政翼賛会(総裁は内閣総理大臣の名前が出てこないあたり、秦センセイもずいぶんもうろ・・・ゲフ、ゲフン!・・・老人力(ろうじんりょく)がついてこられたようで、まことにお喜び申し上げます(@∀@)
・・・また、秦センセイはあくまで「防衛隊員」を大日本帝国の「軍人」であると強弁なさりたいようですが・・・

読谷村史 
>第三十二軍は兵力不足を補うために、一九四四年十月以降、二次にわたって「防衛召集」を実施している。これが、「防衛隊」である。防衛隊は、兵役法でいう現役兵や召集兵とは異なり、『陸軍防衛召集規則』(一九四二年九月制定)にもとづいて戦場動員された男子である。すでに、一九四三年(昭和十八)八月には、陸軍防衛召集規則によって宮古島に特設警備中隊が編成され、翌年一月には石垣島にも特設警備中隊が編成されている。防衛隊の先例である。
・・・
>防衛召集は、正規の手続きを経ることなく、現地部隊が恣意的に戦場動員をしている事例が多い。十七歳から四十五歳までというのは、法のたてまえであって、戦場になってからは十五歳以下の少年や六十歳以上の高齢者まで根こそぎ戦場へ動員された。このようにして戦場に動員された人々は、陣地構築や砲弾運びに使役され、戦闘訓練も受けず、武器も与えられず、一般に階級章もなかった。竹槍だけを持たされていたことから「棒兵隊(ボーヒータイ)」と自嘲する人々も多かった。・・・

・・・じゃあ、それをあえて大日本帝国の「軍人」であるとみなすのであれば、「集団自決には大日本帝国軍の関与があった」ということを承認なさる・・・ということでよろしいのでしょうか?(@∀@)

沖縄戦の概要
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~knagai/00kisoen/saw

・・・まして「例外」とかなんとか言っちゃって、大日本帝国軍による住民虐殺の事例を承認してしまっておられる。
・・・どうも最近の「正論」「諸君」人脈の中には、お年を召したせいか、ご自分の発言の内容を理解できていない方が増えてきておられるようです。

曽野綾子さん、そんなこと書いちゃっていいの?w
大日本帝国軍による住民虐殺の事例
http://himadesu.seesaa.net/article/38108622.html

・・・面白いので、もう少し続けましょう。(続く)



・・・一説によると仲間由紀恵はバリバリの愛国者(うちなーんちゅv)で
「沖縄の日本からの独立」を支持しているらしい。
俺は彼女がデビューしたころからのファンなので(@∀@)
ひとつその夢をかなえるための方法を考えてみる。
「沖縄が日本から独立したら経済的にたちゆかなくなる」という
大日本帝国主義ネチズンのたわごとがよくあるが、
はたしてそうか。
俺は沖縄は「レンタル空港」をやればいいんじゃないかと思う。
米軍基地から米軍をたたき出したあとは、その空港を
「一番高い金を出した国や会社に貸す」ということにすればいい。
もちろん中国だろうが台湾だろうが日本だろうがアメリカだろうが
どこにでも貸す。
ただし1年契約である。使用者が不祥事を起こした場合は即刻契約解除、
翌年は使用権を剥奪する。基地騒音や環境破壊が一定量を超えても同様。
これで沖縄は左団扇で暮らせると思うが、どうか(@∀@)
さぞや使用料はハネあがるだろうが
自由市場にもとづく公正な価格決定なんだから、なんの問題もない
まー同様のアイデアはどうせどこかで出ているだろうが。
東西冷戦下でも、そういうしたたかな政策で米ソを手玉にとっていた小国は
実際に例がある。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」