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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
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・・・熊谷伸一郎さんから、おてがみついた(@∀@)

 これまで約五年間、日本軍の元兵士たちの聞きとりを行なってき
ました。敗戦から60年目の夏、その成果の一端を以下の二冊の本
にまとめましたので、ご興味のある方はご一覧ください。感想などを
寄せていただければ幸いです。m(_ _)m

▼『なぜ加害を語るのか』(岩波ブックレット

 自らの戦場での加害行為を,被害者への謝罪と反省の気持ちを
こめて語り続けてきた元兵士たちの一群.かつて中国で戦犯として
抑留された体験を持つ人々の集まりである中国帰還者連絡会の戦
後史は,戦争の被害の側面が語られることの多かったこの国で,
特異な輝きを放っている.

  1957年の結成から2002年の解散まで,45年間にわたる贖罪の
歩みの末に,直接の被害者からの赦しを得るまでにいたった彼らの
存在は,過去の過ちに目を閉ざさず,向き合っていくことの意味を,
これ以上ないほどに具体的に,明確な形で示している.本書は彼ら
の後半生を概括している.

  私が彼らの存在を知ったのは解散の2年前の2000年.石原都政
の誕生や小林よしのりの「戦争論」の影響で,「南京大虐殺はなかっ
た」,「慰安婦は商行為」といった言説が,それまでのアンダーグラ
ウンドから社会の表面へ這い出しはじめたころだった.これまで
行なってきた百数十人からの聞き取りの一端を本書に記した.被
害者側からの呼びかけや批判に対して逆ギレするのではなく,相手
の痛みに共苦する,そういう戦後がこの国にありえたことの意味を
共に考えたい.
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0093590/top.html


▼『金子さんの戦争』(リトルモア

 金子安次さん、85歳。2000年12月に開かれた女性国際戦犯法廷
で、慰安婦問題に関する加害者として証言台に立った人物です。
中国の侵略戦争の実体を、性暴力の当事者として伝えていこうと
証言しています。

 喧嘩っぱやい漁師町・浦安で生まれ、屑鉄屋で働き、大型バイクを
乗り回した戦前。中国人へ略奪、虐殺、強姦を繰り返した戦場体験。
敗戦後のシベリア抑留と、撫順戦犯管理所での生活。16年ぶりの帰
国と、それにともなう実社会とのズレ。

”べらんめえ調”で語る金子さんの話の数々は”言葉”でしか認識でき
なくなった戦争をひとつの”行為”として蘇らせる。一人の人間の軌跡
をたどることで、加害者としての戦争の側面にはっきりと光を当てる
力作です。(リトルモアHPより)
http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/nonfiction/kanekosan.html


▼私が編集長を務めている二冊の雑誌でも、この夏、戦争と抵抗、
被害者側の声などを伝えています。こちらもあわせてご一読いただ
ければ幸いです。

▼『自然と人間』8月号 特集 ファシズム下・名もなき抵抗の詩

 「あきらめませう 大東亜戦争」―― 言論の自由を奪われた戦時中
にも、庶民は反戦厭戦の声をかすかにつむいでいた。落書きや投書、
そして隣人への言辞として。 http://www.n-and-h.co.jp/

・座談会 日本軍に反戦を呼びかけた日本人たち・日本人反戦同盟
  前田光繁(元日本人反戦同盟)
  山下好之(元日本人反戦同盟)
・抵抗する力を獲るために 梶村太一郎(ジャーナリスト)
・徴兵を拒否した祖父・北御門二郎
・僕の少年時代は戦争しかなかった 黒木和雄(映画監督)

▼季刊『中帰連』33号 特集 再び問う・私たちは中国で何をしたか
http://www.tyuukiren.org
過去の歴史への認識を共有しよう  呉祖康(上海・918愛国ネット)
なぜ対日抗議行動に取り組むのか  盧雲飛(北京・愛国者同盟)
中国の対日不信感を払拭するために  段躍中(日本僑報社
証言 戦争の為の教育とその結末  絵鳩毅
証言 無住地帯 船生退助
証言 中国行記 本多立太郎


「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」