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青学高等部の沖縄・ひめゆり学徒隊に関する「不適切」な入試問題

▼青学高等部の沖縄・ひめゆり学徒隊に関する「不適切」な入試問題
http://www.inter-edu.com/kaito2005/high/aoyama/pdf/eng.pdf
これ↑についての報道はこっち↓参照。
http://d.hatena.ne.jp/claw/20050612

・・・うお、むかしバイトしたことのある会社のサイトだ!


さて、この件はどうもずっと気になってたんだ。それは、
この問題が不適切だとして、どこがどういう意味で不適切かということだ。
もちろん明らかに、これを入試のような場に持ち出すのは不適切この上ない。戦災被害の証言者に対して一方的で、無神経すぎる
・・・じゃあ、もし、この文章が入試以外の場で使われるとしたら?
・・・実を言えば私は、それは「アリ」だと思う。
内容について、きちんと討論できる場があるならばだが。
この話は、「戦争の経験をいかに伝えるか」というテーマの文章だった。


(概要)・・・修学旅行で行った沖縄の防空壕(ごう)、その中で懐中電灯を消した真の闇に、言葉では言い表せない感覚を感じた。そのときの強烈な経験に比べれば、生き残った人々の話はいっそ「退屈」で「飽きた」。きっと何度も話していたので、話し上手になってしまったんだろう。真実や経験を次世代に伝えるのは重要だが、しかし、どうやって?言葉はもっとも明快な手段だが、話しての考えを聞き手が理解できなければ、どんな話も言葉の羅列にすぎない。また話し手の意見が強すぎれば、異なるメッセージを与えてしまう可能性がある。昨年のアジアカップで中国の観客が日本チームにブーイングしたが、彼らは親の世代から戦争時代の話を聞いて日本のイメージを作ってしまったのだ。彼らが親から得た情報が間違っているとは言うべきではないが、親たちは本当に正確に話をしたのだろうか?いずれわれわれは(戦争体験者の死によって)戦争に関する直接のメッセージを受け取ることはできなくなるだろう。しかし(言葉以外の)ほかの方法も存在するのだ。君たちが青学高等部に入れば、長崎旅行で被爆者の話を聞くこともある。君たちはどんなメッセージを受け取るだろうか?


・・・結論から言えば、この文章はクソだ。
とくに太字部分太いクソだ。要するに「中国人は戦時中の経験について不正確な情報を子供に伝えている」と言いたいくせに、それをごまかしているからだ。また靖国神社公式参拝や『つくる会』教科書の引き起こした問題を無視しているのも悪質というしかない。まさに「話し手の意見によって情報が曲げられる」という好例だ。「そんな政治的なことに触れたくない」というなら、はじめからアジアカップのブーイングの話題なんか出すなよ、ということになる。
・・・「言語的コミュニケーションでは、伝達される情報の内容が話者の意見によって変化してしまう」なんてことはそれこそ厨房レベルの論点であって、そんな当たり前のことを言われても「だからどうした」と言うしかない。現にこの試験問題もそうじゃないか。
・・・戦争体験者の話が、何度も繰り返されるうちに「上手」になってしまう、なんてのも、いまさら何を当たり前のことを言っているんだと思う。じゃあ、戦争を経験した沖縄のばあちゃんたちが、とつとつとウチナーグチで語るのを何日もかけて聞き取りする、そういう覚悟があるのかと。
・・・そしてまた、そうやって聞き取ったからといって、その情報が「正確」であるという保障はない。言語的であろうが非言語的であろうがコミュニケーションは常に不完全で誤解を含むものだろうに。それでもコミュニケーションはないよりはましなのだ。往々にして問題は、コミュニケーションの機会や回路が存在しない、ということにある。


・・・救い上げるべきポイントがあるとすれば、「非言語的コミュニケーションによる戦争体験の継承も重要だ」というあたりかな。


・・・なお、「いわゆる平和学習に関して、子供がどう感じるかは自由だ」ということは、(当たり前すぎて言いたくないんだが)言っておかねばなるまい。話し手がどんなに真剣に準備しようが、「洞窟のほうが印象深い/生き残りのばあさんの話は退屈だ」と感じる子供がでてくることはある。しかし、どんな感情を持とうがそれは子供の自由というものだし、それを表明する権利は守られなければならない。だが、それを入試試験のような公的な場に持ち出すことが適当であるかと言えば、それは違うだろ、と言わざるを得ない。



▼[笑い]クライン孝子が「人権擁護法案」に賛成していた!!という話
http://blog.goo.ne.jp/wakainkyo/e/b4377714502acf6434c5c731677c996d

・・・まあ、いろんなことを「なかったこと」にできる人だから。



▼韓国軍部隊で8人死亡 いじめ受け兵士銃乱射
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050619-00000033-kyodo-int

・・・銃器へのアクセスが簡単すぎるのかな・・・。
自衛隊でもイジメはあるけど(経験者にじかに聞いたことがある)、
http://www.sikasenbey.or.jp/ijime/no28.htm
「それに怒り心頭で銃乱射」というパターンはあまり聞かない。
むしろよく聞くのは「自殺」だ。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a162021.htm
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-07-17/01_04.html


▼[論点]産経新聞と二人の都議は、障害を持つ子供たちへのセクハラを行ったのか?
資料ページ http://d.hatena.ne.jp/claw/20050617#p2
議論用スレッド http://love3.2ch.net/test/read.cgi/gender/1119069222/
2ちゃんねる、女性論、男性論、セクハラ板


・・・アンテナhttp://a.hatena.ne.jp/claw/に以下を追加。

不条理日記
http://himadesu.seesaa.net/


北朝鮮の飢饉 TIME
@葡萄畑で月を頼りに 私的翻訳
http://d.hatena.ne.jp/cameracamera/20050619
>過去には援助を中止して北朝鮮に圧力をかけようとしたが、北朝鮮の政策と戦略には殆ど影響が及ばなかった。金政権は自国の市民の窮状にそっぽを向き、政府は驚くほどの回復力を見せた。北朝鮮の同盟国であり最大の貿易相手国である中国は援助と貿易によりこの政権を維持している。もしこの飢餓への対策に地勢的政策が再び採られるならば「苦しめられるのは一般の北朝鮮人である。」と韓国大学の北朝鮮専門家Nam Sung Wookは語る。



▼原爆60年 米テネシー州で記念行事 日本人との間に溝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050618-00000010-maip-soci
>米テネシー州オークリッジで16日、原爆開発60周年記念イベントが開かれ、マンハッタン・プロジェクトと呼ばれた原爆開発製造計画に関与した研究者らと家族約70人が参加した。参加者のほとんどが「原爆投下は戦争終結のため必要だった」と話し、「原爆」に対する日本人との溝の深さを感じさせた。
>オークリッジは広島に落とされた原爆に使用されたウランを分離・濃縮した工場があり、プルトニウムを生産したワシントン州ハンフォードや、原爆の設計製造を担ったニューメキシコ州のロスアラモスなどと共に、マンハッタン計画の中核となった。
アラバマ州の医師リチャード・シェパードさん(79)は45年春からオークリッジの工場で働いた。「原爆投下のニュースを聞き、戦争が終わったとほっとした。投下しなければ、もっと多くの米兵と日本人が死んだ」と話した。シェパードさんは海軍から同工場に派遣されたが、訓練で一緒だった友人はほとんど戦死したという。

・・・大東亜戦争で日本はアジアにいいこともした」式のロジックだな(@∀@)
「ある成果をもって、巨大な犠牲を帳消しにできる」という一種の信仰だが、
こういうロジックのほとんどはサギみたいなものだ。
日本の植民地政策はアジア諸国の独立を妨害していたし、

原爆が投下されなくても、ソ連参戦で日本の敗北は決定的になっていた。

>レセプション会場では、日本の報道陣を意識したかのように、1人の女性が立ち上がり、「亡くなった父は原爆の開発をしたことに誇りを持っていました。罪の意識や後悔は感じていませんでした」と発言。大きな拍手を浴びた。この町の人々は、日本人が繰り返し、原爆の罪を主張し続けることに大きないらだちを感じ続けているという。
・・・
>原爆開発計画は極秘だったため、オークリッジは49年までは地図にも存在しない「秘密」の町だった。郵便物の住所は別の町になっていた。「口が軽ければ、船が沈む」。町に住む7万5000人の研究者たちはウランという言葉を使うことも、勤務地を話題にすることも禁じられた。マンハッタン・プロジェクト歴史保存会のマイケル・ビッキオ代表は、「原爆開発の重要な歴史を保存したい」と話した。この町に、キノコ雲の下の惨状への思いは感じられなかった。

・・・旧ソ連にもよくあったね、核開発のための「秘密都市」。
ところでオークリッジ市民には健康被害は出なかったのだろうか?

▼21世紀 核時代 負の遺産(@中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/abom/nuclear_age/conclusion/020630.html
>「アメリカには百を超す核施設がある。そのうちのハンフォード、オークリッジ、SRS、ロッキーフラッツとアイダホ・エンジニアリング国立研究所の五大施設を合わせた汚染処理費用は、敷地内を自然放射線レベルにまで近づけようとすれば、推計約三千億ドル(約三十六兆円)かかる」。こう話すのはクリントン政権時代の八年間、エネルギー省環境管理担当ディレクターを務めた、首都ワシントン在住のジェームズ・ワーナーさん(44)である。
>除染作業には約七十年を見込む。年間経費に換算すると約五千百億円、一日約十四億円という巨額に上る。だが、その費用は核開発のツケの一部にすぎない。

・・・国家は国民にウソをつくことがある。
特に戦争のような、モラルを棚上げにしなければならない場合には、
そのウソはますます厚顔無恥なものになる。
信じるものは救われない。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」