戦争の犬たち
▼<イラク>日本人拘束か 武装グループが声明(@毎日新聞) (10日2時35分)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000009-mai-int
・・・会社の食堂でこのニュースを見た。真っ先に感じたのは「違和感」だ。フランスの外人部隊に長年に渡って在籍し、イラクでイギリスの警備会社(http://www.hartgrouplimited.com/ 事実上の傭兵請負業)に勤務する人間は、一般的な「日本人」という概念には当てはまらないのではないか・・・という、そんな違和感。
要するに、情報は正しく伝えるべきだと思った次第。
「日本国籍を持つ傭兵、米軍を警備中、イラクでテロリストに襲撃・誘拐される」。
ことの次第はそういうことだ。
▼警備ビジネス急成長、武装組織から敵視(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/175.html
あるいはhttp://www.asahi.com/international/update/0510/015.html
▼「占領に協力する者」…聖職者協会が交渉仲介拒否 http://www.sankei.co.jp/news/050510/kok096.htm
>イラクの武装勢力が斎藤昭彦さんを拘束したとされる事件で、イスラム
教スンニ派の有力組織、イスラム聖職者協会の有力幹部、アブドルサラ
ム・クバイシ師は10日、共同通信に対し「占領に協力する者の解放に
は協力しない」と述べ、仮に日本政府から解放に向けた仲介要請があっ
ても拒否する考えを示した。
・・・今回の事件で私が感情移入できる相手は、この人たち↓だけだ。
▼「まさかイラクに…」 ネット写真、家族確認 「邦人拘束」(@産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000033-san-soci
>「まさか、イラクに行っていたとは…」。かつて陸上自衛隊に在籍、一年以上前からイラクの米軍基地で働いていた斎藤昭彦さん(44)とみられる男性が、イラクで武装勢力に拘束されたとの情報。十日未明に飛び込んできたニュースに家族や関係者は大きな衝撃を受けた。ネットに流れた写真を「本人のようだ」と確認した家族は無事を祈りつつ、「政府の決定を支持する」と気丈に話した。
>イラクで身柄を拘束されたとみられる斎藤昭彦さんの千葉市花見川区にある実家周辺は十日、詰め掛けた報道陣で騒然となった。父親と弟が暮らしており、弟の博信さん(34)が報道陣に「本人が現場に行ったのは、危険は百も承知だったと思う」と話した。
>イラクからの自衛隊撤退について問われると、博信さんは「政府の自主的判断でしてほしい。それが兄の生命に合致すればうれしいし、反対の場合でも政府の決定を支持します」と落ち着いた口調で話したが、「でも、無事でいてほしい」と本音ものぞかせた。父親は高齢のため横になっているという。
・・・まあ、そう言っておかないと、命が危険だからね。
弟さんをはじめ、家族の皆さんの命が・・・。
▼【イラク人質】「日本政府の決定支持」 家族、気丈に…高遠さんも、無事を祈る★3
@2ちゃんニュース速報+
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1115733392/
>218 :名無しさん@5周年:2005/05/10(火) 23:24:08 ID:9wdlDTXm
>家族が死の危機に瀕する一般人でさえ
そつなく立派に官僚答弁をこなせるまでになった
日本社会に萌えまくり
>
>自由な意思表明なんかクソですよ。優等生これ最強
お役人様を崇め奉ってこそ始めて
家族も少しだけ浮かぶ瀬があるってもんです
若者の未来に夢を与える明るい前例をまた作ってくれてサンクスコ
・・・そう辛辣なことを言うな。彼らもまた被害者なのだから。
家族の皆さんのために、人質の無事を祈ろう。できることもしてみよう。