最近は、はてなキーワード「反日」のリンク先めぐりをするのが楽しみでしょうがない。そこにはこんなワンダーランドが広がっている・・・
▼お勉強メモ（急速忘却中）http://d.hatena.ne.jp/adzuki-beans/20040625#1088111762
>■ 韓国人武装スリ集団 06:16
>元々韓国人は日本人より凶暴な種族だからね。戦後、徹底した人種差別教育をしてさらに傲慢になった。どうせ捕まった犯人も「おれは何もしていない」と平然と言い放っているだろう。
>日本の悪いニュースは何倍にも誇張・変形して報道するくせに、今回のような自分たちの民族に都合の悪い事は韓国本国内では絶対に報道されないから、自浄能力が無い。韓国では「反日」は産業だからね。嘘でも何でも反日報道、日本をおとしめる報道をすれば、韓国人はそれを見て喜びに打ち震え、会社はがっぽり儲かる。この点は中国も同じだ。
ぎゃははははは。「元々韓国人は日本人より凶暴」だって。ぎゃははははは。
▼ＧＲＥＥＮ ＦＩＥＬＤから
http://d.hatena.ne.jp/yoake/20040628
>「なぜ、韓国人は冷静になれないのか」
>日本でも日本人ジャーナリスト２人がレジスタンスで殺害された。しかし、この時、言論界ではパニックになった事があったが、全体から見れば韓国から比べて至って冷静だった。
>しかし、韓国では戦前の日本のように暴動に発する事態になり、被害者の家族は発狂し、入院し、さらには韓国政府からの献花にも発狂＆大暴れでパニック状態に。
>これが日本だったらどうだろうか・・・殺された２人の家族にしても泣き崩れるだけで大暴れも発狂も無かった。
>ある意味言えば殺害された小川氏も橋田氏もレジスタンスによる殺害というよりは、最前線に行ってでの戦死と言った方がいいだろう。
>しかし、今回殺された韓国人男性は戦死と言ってもいいかもしれない。
彼は米軍関係の仕事で最前線での戦死と見てもいい。
>小林よしのりと西部邁が「本日の雑談」の中で「韓国は幼稚」と言っていたが、正しくその通りだった。
>政府も国民も日本からして見れば子供にしか見えない。
>政府はこんな重大事件を派兵のために隠すという国恥と言っても行為をし、韓国国民はひたすら発狂し続ける。
>少しは日本みたいに冷静になって考えてもいいと思いますが。
>そうでなければ韓国はずっと子供国家のままだと思います。
だははははは。「韓国はずっと子供国家のまま」だって。だははははは。何様のつもりだははははは。この、マークス寿子みたいなchildishな物言いが、いや、もう、いひ、いひひひひひ、たまりません。
・・・退屈な日常における一服の青色一号入り清涼剤というか、ジャンクフードというか。みなさんもいかがでしょうかっ！
・・・あっ、気がついたらエマ・ワトソン（生ハーたん）が来日してやがる。こないだはルパート・グリント（生きてるロン）が来ていたが、子供は急にでかくなるから驚くねえ。しかしダニエル・ラドクリフ（動くハリー）は縦に伸びちゃったな。
・・・子供と言えば、ハヤシバラ・メグーミが女の子のママになられたとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040629-00000231-kyodo-ent
・・・名前はレイだ。イヤなら帰れ。（どこに
▼「北朝鮮難民救援基金」サイト
http://www.asahi-net.or.jp/~fe6h-ktu/
※北朝鮮から脱出してきた難民の支援をしているＮＧＯ。設立主意もトップページに書いてある。
■銀行振込口座番号
みずほ銀行 本郷支店（普）2489718
■郵便振替口座番号
00160-7-116613
■教育里親郵便振替口座番号：
00950-8-51135
加入者名：
北朝鮮難民救援基金 教育里親
・・・中国で救援活動中のスタッフが逮捕されている。
>野口孝行に不当判決が下る！
どんなに弾圧しようとも北朝鮮難民の叫びと
人道支援・人権擁護のうねりを消し去ることは出来ない！>2004.06.28
>声 明
>北朝鮮に送還されれば生命の危険があった元日本生まれの在日朝鮮人二人の脱北者を、中国で救援活動中の２００３年12月１０日拘束された当基金の国際担当の野口孝行（３２歳）の裁判が広西チワン族自治区崇左市中級人民法院で本日午前10時から行なわれた。
>野口孝行の罪状は、中国刑法の密出入国者移送罪（321条）、同未遂（61条）で裁かれたが、判決は懲役８箇月、罰金２万元（日本円でおよそ３０万円）、全ての持ち物を没収（現金34万円、ビデオカメラ、携帯電話）との処分であった。
>そもそも野口孝行が同行していた二人は、難民であり、中国は難民条約を批准している国であり、難民を保護すべき立場にある。また中国政府は、国際機関の場でしばしば、中国の国内法と国際法が矛盾した場合は、国際法を優先するという立場を表明してきた。
>さらに、中国政府は、北朝鮮難民が北朝鮮に送り返された場合、収容所、労働教化所送りになるなどの厳罰に処せられることが分かっていながら送り返している。これは人道上、人権上許しがたい行為である。
>また、日本政府は、中国政府の意向を斟酌するあまり、1951年の難民の地位に関する国際会議及び1967年の議定書などの国際法上の遵守や人権擁護の立場から中国政府に申し入れることをしてこなかった。ただ「野口さんが中国国内法を犯したのであるから、中国国内法によって処罰されて当然。したがって、人道上の立場から静かにお願いする」という立場を崩すことは無かった。
>このような日本外務省の人権感覚の希薄さ、中国政府に対する卑屈な態度が人道支援家・野口孝行の拘留を長期化させた。
また、野口孝行の拘束に対して官房長官や外務大臣の記者会見での言及にもかかわらずこれほどの処罰を受けるということは、日本政府が中国政府によっていかに軽んじられているかということを示している。
>野口孝行が裁判に処せられたのは、かえすがえすも口惜しいことである。地球上にまだ、世界人権宣言その他人権に関する国際基準に追いついていない国家が存在することは、まことに残念である。
>われわれは、このような世界的人権基準を守らない国に対して、異義を唱え、反対の行動を継続することを表明する。具体的な行動を直ちに起こし、世界の人権に関心のある国家及び個人に対して、われわれに同調するように呼びかけるものである。
>
>北朝鮮難民救援基金
代 表 中平 健吉
事務局長 加藤 博文京区西片2-2-8 西片ハイテルA101
０３−３８１５−８１２７
・・・おととい（http://d.hatena.ne.jp/claw/20040627）、きのう（http://d.hatena.ne.jp/claw/20040628）につづき、東京都狛江市の話を書いてみる。
もし、あなたの住む地方自治体の主張が、狛江市の石井三雄前市長のようなロクデナシだったとしたら、あなたはどうするか？
市の財政を大赤字にしたあげく、バクチの借金に追われて失踪するようなロクデナシだったとしたら？
・・・日本人の大半は、おそらく「何もしない」だろう。そもそも市長や市議会議員がナニをしているか、チェックする方法を持たない人がほとんどではないだろうか。
たとえ知ったところで、何ができるだろう？地方自治体のほとんどは、自民＋公明＋民主（＋連合＋創価学会）を基本にした「オール与党」体制で、市民の意見が反映される可能性は皆無に近い、ように見える。
「地方自治体でさえ地域住民が動かせないなら、国政を国民が動かせるだろうか？」・・・そんな絶望が広がってゆく。
こうして多くの人々が、民主主義をあきらめていく。
消費税が世論を無視して導入されても、それがまた勝手に引き上げられても、カラ証文みたいな年金制度改悪が強行されても、国の借金が７００兆円を超えても、国民を守らない有事法制が強行されても、いつのまにか日本が「ブッシュの多国籍軍」に組み込まれても、もう何も感じない。
・・・だが、ほんとうにそうなのか？この社会はもう変えようがないものなのか？
狛江市民はそうは考えなかった。
1980年代なかば、JR狛江駅の北口の再開発計画が浮上した。地域の生活環境を無視し、バブリーな高層ビル群を夢見る勝手な計画に、市民は激しく抵抗した。ついに当初の計画は白紙撤回され、市民参加によって規模を縮小した計画が策定されたのだ。
これが市政改革の大きなきっかけとなったようだ。
1988年ごろからは、共産党と市民運動の共同で市長候補が出されるようになった。
1996年、石井前市長がバクチで蒸発した直後の市長選で、市民が推したのは「市議になって２０年間、駅前で市政報告・政策提起をやり続けた男」、矢野ゆたかだった。（彼の市議時代の仕事はこちらを参照。http://yanoy.dip.jp/history/h00_frame.htm）
狛江市での共産党の得票数は、国政選挙だと約4000ほど。しかし矢野市長の得票数はその３倍、あるいはそれ以上ある。「市民の候補」とみなしてよいだろう。
選出された矢野ゆたか市長の業績については、すでに「結果が出ている」。
▼狛江を語ろう！矢野ゆたかのホームページ
矢野市長の実績リスト
http://yanoy.dip.jp/yutakalist.htm
http://yanoy.dip.jp/yutakalist_2.htm
・・・市政の情報は次々に公開された。市長の交際費・食糧費・公務日誌は公表され、前市長のように「韓国でバクチか、業者とゴルフか、どこにいるのか職員ですらわからない」なんてことはなくなった。（たかが日誌と思うだろうが、市長の日誌を公開にしたのは狛江市が全国で２番目だ。つい最近も大阪・羽曳野の福谷元市長が、牛肉偽装事件の被告と会っていたのをごまかそうと、面会記録を改ざんしている。すばらしき日本の民主主義よ。）
・・・石井前市長が危機に陥れた市の財政は、徐々に改善に向かい始めた。無用な公共事業費は減り、ながねん市民から要求されていた学校修繕・乳幼児無料医療（5歳まで）・訪問看護・商店街と農業の振興・ゴミのリサイクル促進（四分の三を資源化）などが実現し始めた。いずれも前市長の時代には「予算不足」とされ、実現しなかったものだ。狛江市民は「得な買い物」をしたといえる。
・・・しかし重要なことは、結果もさることながら、それを生み出したプロセス、特に市民の考え方や行動だ。
「ロクデナシ旧市長派」の市長候補が、「自民＋民主＋公明＋創価学会＋生活者ネット＋連合東京＋石原慎太郎」に支援されていたとしても、決して「もうダメだ」と怖気（おじけ）づかない勇気。
「実はあいつらって、本当は大したことないんじゃないか？ 今のところ日本を左右してるのはあいつらだけど、俺たちが本気になって手を組めば、けっこう世の中は変わっていくもんなんじゃないのか？」・・・そういう風に考えられる思考の自由さ。
そして、何度も市長選で敗北しても、なお挑戦するタフな粘り強さ。
そういうものこそが必要だ。そういうものこそが、たとえば世界を平和に持っていくためには必要なことなのだ。
マイケル・ムーアの映画や著作にあるパワーの源は、そういうことではないのだろうか。
▼マイケル・ムーア公式サイト日本版
http://www.michaelmoorejapan.com/
>2004年6月25日・午後8時30分
>『華氏911』封切りまでの数日間、われわれは全米各地で人々がどんなふうに映画公開を待っているかについて、エピソードを集めてきた。たとえば劇場で何枚もの前売り券を買って、選挙権があるのに投票しない人たちに無料で配る、というようなアイデアを思いついて実行している人たちがいる。みなさんから寄せられたＥメールをもとに、国中で起きている熱狂の渦について、一部の例をご紹介しよう。
>【カリフォルニア州】
>ハリウッドでは、午前零時1分からの初回上映が終わると、いくつものグループができて、3時ごろまで映画をめぐって討論をし、ぜひとも選挙人登録をして、ほかの人たちにも登録させること（訳注）を誓い合った。
（訳注）登録申請カードに書きこんでもらい、本人に代わって選挙人登録事務所に提出する活動を指す。
>サンタクルーズでは、〈カリフォルニア・ピース・アクション〉のメンバーが戸別訪問をして、政治にもっと積極的に関わろうと促し、議員への連絡の取り方を伝授する予定。そのあとみんなで『華氏911』の上映館にくりだすそうだ。
>〈フォックス〉の人気ドラマ『オレンジ郡(The O.C.)』の登場人物がかりに実在する人たちで、今夜映画を見にいったなら、いくつもの劇場で人々に選挙人登録を呼びかけるグループと出合うことだろう。
>サンバーナディーノでは、ある建築設計事務所が午後の勤務を休みにし、『華氏911』のチケットを渡して映画を見にいくよう勧めた。
>〈バーバンク・ネイバーズ・フォー・ピース・アンド・ジャスティス〉の、少なくとも30人のメンバーが、一緒に映画を見にいき、観賞後に討論をする予定。
(以下略)
（もうちょっと続く）
