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新しい歌をうたうために(4)

claw2004-06-30

多摩川戦隊!! コマレンジャー(@狛江市)
http://www.komae.info/ranger/
・・・敵の戦闘員は「バカラス」というが、(前市長が失踪したきっかけの)「バカラ賭博とは、何の関係もない」!そうだ。




 ここ数日、マイケル・ムーア『華氏9/11』と東京都・狛江市長選挙の話をつなぎ、「世界をより平和でラクな場所にするために、いま必要なことはなんなのか」について、思うところを書いてきた。今日でとりあえず一区切りにしよう。
  
 狛江市民が偉大だった点は、自分たちの手で新しい市長を選出しただけでよしとしなかったことだ。彼らは常に市の政治の現状に注目してきたし、必要なアクションを継続して今日までやってきた。


・・・議会における政党比率だけを見れば、現市長は「少数与党政権」だ。
▼狛江市議会議員 最新(2003年度)選挙結果
(太字が市議会「与党」。)

順位/候補者名/党派/得票数
1 佐々木 たかし 公明党 1504.000
2 栗山 よしゆき 無所属 1479.000
3 白井 明 無所属 1438.000
4 鈴木 えつお 日本共産党 1433.405
5 西村 あつ子 日本共産党 1421.543
6 西村 まさし 公明党 1386.456
7 谷田部 和夫 無所属 1351.000
8 道下 勇 公明党 1319.000
9 井上 城治 自由民主党 1312.000
10 こやす 勝 公明党 1284.000
11 藤田 鋭 日本共産党 1204.000
12 池座 俊子 狛江・生活者ネットワーク 1168.000
13 石黒 みのる 無所属 1157.000
14 正木 きよし 自由党 1144.000
15 つるどめ 実紀 民主党 1102.000
16 田辺 良彦 日本共産党 1088.000
17 高橋 清治 無所属 1058.000
18 田岡 きょう子 日本共産党 1051.000
19 大場 てる子 狛江・生活者ネットワーク 992.000
20 石川 みえ 日本共産党 975.000
21 鈴木 としかず 無所属 950.594
22 清水 信之 無所属 949.000
23 須田 しげみ 無所属 872.000

・・・それゆえ「野党」によって、粘着質なイヤガラセをされることもあった。
 もっともえげつないのは、1997年の市の一般予算案が、「野党」によって否決されたことだろう。市長は予算案に市民の要望を反映するだけでなく、各会派とも事前に折衝を行い、「野党」からの「予算組み替え要求」21項目のうち、20項目までを受け入れていた。にもかかわらず「野党」は、「市長が高齢者の入院見舞金制度を取り下げないから」という理由で、予算案のすべてを否決したのだ。高齢者への入院見舞金は、市長の選挙公約であったにもかかわらず、だ。
 市民は迅速に反応した。3週間で8000人の署名を集めて「予算の通過」を要求し、市会議員に要請や抗議を繰り返したのだ。市の全域に「今、市議会でこんなことが起こっている」という報告文書も配布された。
 けっきょく、その後に行われた臨時議会で、市長が提出した一般予算案はほぼ全部が通過した。いかな「野党」議員が「議会の多数派」であったとしても、実は「市民の中では少数派」であることは明らかだった。彼らは「市民の抗議の中で孤立すること」を恐れたのだ。
 このほかにも、市議会では市長に対する以下のようなハラスメント行為が行われていた。

▼のぐちたかしのうぇぶぺーじ(1998年頃)
http://www.otaku.nu/~noguchi/komae-mayor.htm

>今でも狛江市議会では共産党の通称でいうところの「でっち上げ委員会」、「調査特別委員会」という問題が起こっていて、まあ、簡単に言うと、公明の議員が「市長と東建ハウジングの社長が癒着している」ということを書いた「匿名の手紙」を市議会で披露して、市長と東建ハウジングの社長をつるし上げている事件である。東建ハウジングというのは狛江では有名な工務店で、その社長は「豊かな狛江をつくる市民の会」の事務局長、兼矢野市長の選挙参謀を務めていた人だ。
 実際のところ、この「でっち上げ委員会」を18回も開き、東建ハウジングの社長が委員会で答弁をするにいたっても、いまだ癒着の事実を示すものは何一つ出てこないわけで、まあ公明の議員による共産党市政への妨害工作という感じなんでしょう。それにしては稚拙なような気がするが。

・・・↑筆者の「のぐちたかし」氏が、「矢野市民派市政2周年記念パーティ」に出席した話が面白い。「誰も市長にペコペコしてない」どころか、みずから市民にビールをついでまわる市長の姿。これがホントのパブリック・サーバントというものではなかろうか。なんてな。

 なんにせよ市民は、こういう「野党」のハラスメントを容認せず、こないだの選挙でも現市長を三選した。昨日の日記で現市長の実績をあげたが、あれは結局、狛江市民じしんの実績だ。最近では「野党」もここまで卑劣なハラスメントは行わなくなったようだ。違法中傷ビラが創価学会の動員で今でも夜中にこっそり撒かれているけれど(笑)、まあ効果はない。そんな怪文書に頼らなくても、何が市政で起きているのか、市民はいつでも市のHPで知ることが出来るし、意見があれば市長に直通ファックスを送ることもできるのだ。
http://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/29,0,162,html
質問を公開したければ、ゲストブックもある。
http://yanoy.dip.jp/guest/g00_frame.htm




・・・さて、海の向こうアメリカでは、マイケル・ムーアの映画を見た人々に、平和運動団体や市民運動のメンバーが「選挙人登録をしよう」「ブッシュを落選させよう」と呼びかける姿が報告されている。
 「その際、投票するのがケリーで本当にいいのか?」という疑問はすでに書いたが、ともかくも人々は行動を始める気になっている。「二大政党制という罠」に呪縛されたアメリカでは、これでも大きな進歩と言えるのかもしれない。長い変革のプロセスの、やっとで第一歩ということかもしれない。

 
・・・では日本ではどうなのか。
 アメリカでは、ブッシュとケリーが同じ企業の献金を受けている。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/03/post_9.html
 同様に日本でも、経団連は民主(自由)党と自由民主党の双方に政治献金を渡そうと、なんと「政党通信簿」を作成している。

経団連「政党通信簿」
http://www.cpi-media.co.jp/t-nakusu/file/file.htm#040308-1

・・・ようするに、われらがニッポンのシャチョさんたちは、「より消費税を引き上げ、より原発をたくさん作り、より企業の法人税社会保障負担を引き下げ、より労働者の雇用を不安定化させ、より道路や空港を作り、より教育を競争(狂騒?)的にさせ、より郵便局を民営化させた政党に、政治資金を出してやろうじゃないか」ということなのだ。だから民主(自由)党の消費税増税方針についても、経団連は高く評価している。自由民主党も民主(自由)党も、企業献金というニンジンで走る馬にすぎない、といわんばかりだ。

 
 ・・・今こそマイケル・ムーアの声を聞け。


マイケル・ムーア『おい、ブッシュ、世界を返せ!』
(黒原敏行訳、アーティストハウス、2003年)

>ぼくたちは大金持ちから身を護らなくちゃいけない。ぼくたちの老後の蓄えをむしりとり、環境を破壊し、利潤追求を旗印に貴重な化石燃料を枯渇させ、一般市民の医療保険を利用する権利を否定し、気まぐれに人々の職を奪う企業テロリストどもから。二〇〇一年から二〇〇二年にかけて、ホームレスの数を十九パーセントも増やしたことをどう呼べばいい?これこそテロじゃないか?それで死ぬ人間だっているじゃないか?これは貧乏人にだけ痛みを押しつけて、ひと握りの金持ちをもっと金持ちにしてやる計画的犯行の一部じゃないのか?
>ぼくたちが戦いを挑むべき"テロリスト"は国内にいる。問題意識はそちらに向けるべきだ。いつの日にか国民がふたたび正当な手続で大統領を選べるようになり、金持ちが社会的責任を果たすようになるときまで。この国が自由で、安全で、平和な国になり、富を世界中の恵まれない人たちに分け与え、みんなを公平に扱うようになるときまで。恐れるべきものは恐れそれ自体しかないような国になるときまで。
(『おい、ブッシュ、世界を返せ!』第4章「お化けだぞー!とおどかすブッシュ テロなんてそう簡単には起こらない」p167)



・・・さあ、考えて行動すべき時だ。もちろん、道はひとつではない。方法も一つではない。ともかくも日本の選挙で「ブッシュの馬の足」を叩き折るために、そして自分の生活と未来を守るために、今すぐできることからはじめてみてほしい。そのためにはまず選挙人登録を・・・じゃなかった、住んでる市町村の選挙管理委員会に確認をしよう。選挙の投票案内ハガキがちゃんと来るように。
・・・そしてその際には、「自由民主党か、民主(自由)党か」なんて選択肢で悩んでいてはいけない。再三言うが、それは「ウンコカレーとカレーウンコのどっちを食うか」で悩むようなものだからだ。(アメリカ国民は何十年も、そんな腐った選択肢に呪縛されてきた。ラルフ・ネーダーがやっとその呪縛を解きにかかったところだけれど。)
 そんな健康によくない選択肢で悩む必要はない。もっと自由に、より健康で建設的で、より楽しいことを、自由に考えていこう。
・・・あとひとつ大事なことは、ムーアのように、くだらないジョークやユーモアで面白がることのできる心だ。選挙もまた一つのプロセスにすぎないし、ラクで平和な世の中への道はまだ長い。深刻な顔で歩いていくのはつまらんが、そんなときはそっとつぶやいてみよう。・・・・「ウンコ」と。




マイケル・ムーア、前掲書より。

ぼくはこういう保守的な男性に考え方の誤りを悟らせる方法はあると堅く信じている。いろんな論点について違った角度から考えてみるよう奨め、新しい光のもとで眺めても彼が脅かされることはないし、基本的な価値観を否定されることもないとわからせることは可能だと思う。彼らの多くは怒りの中で自分を見失っていて、彼らの血を沸騰させようとするプロパガンダに操られてしまうのだ(略)
 それでも、ぼくは、形成を逆転して、あなたの義兄に宗旨替えさせることは可能だと思っている。j
 あなたはこういうかもしれない。「待ってくれ__ぼくは伝道師なんかになりたくない!ああいう馬鹿どもと関わり合いになるのはごめんだ!」
 でも、あなたは物事が変わるのを見たくないだろうか?___自分が生きているあいだに本物の、永続的な革新が実現するのを目撃したくないだろうか?連邦議会共和党員だらけにした保守運動とやらの足元から絨毯をさっとひきぬいてやりたくないだろうか?ちょっと楽しんでみたいと思わないだろうか?
(第10章「保守的な義兄との会話のしかた 軟弱なリベラル派からのささやかな抵抗」、p252より)







・・・「自分は対北朝鮮強硬派だ。だから自分には、世間の人間には許されないような色々なことが許されるのだ」
・・・世の中には、こんな↑信じられないようなことを信じている人々が実際に存在する。
 もらった寄付金を1000万円も勝手に使っておいて「機密費」で落とそうとする(しかも仲間にさえ使途を説明しない)、佐藤勝巳氏のような人がそうだ。
 あるいは、町山智浩氏が「はてな日記」で書いたムーアの記事に、北朝鮮ネタで延々粘着するような奴もそうだ。



はてなダイアリー - 町山智浩アメリカ日記
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040626
※コメント欄に書き込まれた意見。

>いい加減な国際状勢やケリーの政治姿勢に対する無知を晒しているプロの文筆家を責めちゃ可哀想、だなんて全く思わないね。そんな偽善的な考えこそ、実は彼を思いきり馬鹿にしているんじゃないのかね。でも町山さんもそれを諌める事もなく甘えて、まともに質問に答えようとしないところを見ると、「親北・反米・反日」でお馴染みの姜尚中と大して変わりない、と言う事がよく分かりました。日本人のアイデンティティを持たぬものに、日本人の生命を安全を問いかけるぐらい馬鹿げた行為も無かったな(自嘲)。

>僕の友人にも在日いるけど(韓国国籍)、日本に帰化しないんなら日本から出てけと、俺はいつも彼に言ってる。不良(低所得層には得に多い)在日朝鮮人による犯罪はかなりの数であろうし、北朝鮮のテロリストを手引きする輩もいる。在日って言っても実際、強制連行じゃなくて、出稼ぎで日本に渡ってきた人ばかり(当時は朝鮮も日本領だし。)だし、朝鮮半島に帰ろうと思えば帰れた訳だ。俺には理解できん。国籍が韓国で、名前は通名ってのは矛盾している。どう考えても、ミンジョクの誇りなんて無いんだろうと思ってしまう。町山さんの詳しい事情は知らないけど、町山さんのような優秀な在日の方はさっさと帰化して欲しい。前田日明帰化したしね。帰化できないような犯罪暦のあるやつは、とっとと日本から追放すればいい。



 ・・・私は別に町山氏のいうこと(たとえばマイケル・ムーアの評価)すべてに賛成というわけではないけれど、それでも彼の書くものには相当な敬意を抱いている。「一見するとくだらない、世間にかえりみられないモノの中に、実は宝石のような、あるいは真理のような、大切なものが隠されている」ということを、この上なくオゲレツなネタを連発しながら教えてくれる、それが町山のアニキだ。

 ・・・その町山氏の書いたものをろくに読みもしないで、2ちゃんねる軍事板でさえ嘲笑されるようなヌルい軍事知識を振り回して、上記のような失礼なことを言う奴がいる。町山氏のルーツが「在日」だと知りながら、「在日」に対する「腐った認識」をまきちらす奴もいる。そして自分では「拉致被害者救出の闘士」「愛国者」きどりなのだから、ホントーに始末に悪い。

 これでも引用してやろう
http://d.hatena.ne.jp/guide/20040625#p9

なぜ「善意の人」は、こうもヒステリックなのだろう
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040625i201.htm
自分が善であると思うと、社会責任や職業倫理などを放り出し、何をしても良いと思えてしまうものらしい。



・・・もっとも、彼らが何をいおうと、「在日」を日本から排除するなんてできっこない。
拉致議連平沢勝栄が(在日の上前をはねている)警察官僚出身であることで、少しは世間の仕組みに気付け。
良くも悪くも、在日コリアンはもはや日本の政治・経済・社会の一部なのだ。「なかよくケンカしな」がら共存するしかないのだ。「どう排除するか」なんて夢を見るより、「どう付き合うか」という現実を考えるほうが建設的だ。
 しかし、自称「日本人のアイデンティティを持つ者」の連中には、そのことがわからない。だから「コリアンは日本に帰化しろ、イヤなら出て行け」なんて幻想を夢みているわけだが、なんだそりゃ。とっくの昔にウチナンチュもアイヌもチャイニーズもブラジリアンもインディアンもコリアンも「日本」のリアルな構成要素になっちまってるよ。ていうか、彼らの存在感ってのは、おまえら自称「日本人のアイデンティティを持つ者」より圧倒的にリアルなんだよな。だいたいネクタイ締めてスーツ着て、なにが「日本人のアイデンティティ」だ。そもそもそんなものぁ、明治維新のフィクションだ。俺らはまず第一に、千年以上も「山城の国の住人」「信濃国民」「武蔵の人」「長州人」だったのだ。「日本人」なんて概念は、たかだかここ100年くらいのものでしかない。呉智英のセリフではないが、せめて江戸時代からやりなおしてこい

・・・彼ら憂国の「善意の人々」に出来ることと言えば、そうだな、「はてな日記」に嫌韓・嫌朝カキコをジクジクと書き続けることくらいかなw

北朝鮮金王朝にしても、崩壊してほしいのは山々だが、その実際のプロセスは非常にユルユルとしか進まないだろう。コストも山ほどかかるだろう。その意味で現実は♪アニメじゃない!♪のだ。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」