「競争主義教育」がとっくにダメになってる件について
・・・全国学力テストの成績age、そのための「競争」導入に狂奔する橋下くそ府知事だが、その発想がすでに終わってることは国際的にも明らかになっている。
▼学力世界一のフィンランドの教育に競争原理はない!
http://www.kyo-sin.net/saiseikaigi.htm
>もともと、フィンランドは「落ちこぼれを作らない」という発想が、学力世界一の原動力となっているという。しかもその背景には、日本の教育を手本していたというのだから、日本は自国の教育にもっと誇りを持つべきだったのだ。それを、イギリスやアメリカなど教育後進国を見習って、教育に競争原理を持ち込もうとしているのだから、誰が見てもおかしな話だ。
▼なぜフィンランドがPISA2003でうまくいったのか。
http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070901/1188605692
>フィンランド国家教育委員会は、次のように公式に説明している。
>1.家庭、性、経済状態、母語に関係なく、教育への機会が平等であること。
>2.どの地域でも教育へのアクセスが可能であること。
>3.性による分離を否定していること。
>4.すべての教育を無償にしていること。
>5.総合制で、選別をしない基礎教育。
・・・競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)
- 作者: 福田誠治
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 (朝日選書 831)
- 作者: 福田誠治
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/10/10
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
・・・そもそも、
資本主義の競争に勝つのは「すでに出来上がっているルールのレースで競争できる奴」
ではなくて、「新しいレースのルールを創造する奴」なので、それを育てるには
出来上がってるルール下で競う競争主義教育では基本的にムリがあるのだ(@∀@)
また、
「競争か平等か」という選択肢のたてかた自体も腐ってると気づくべきだろう。
競争というならすべての子供に平等なスタートラインで競争させるべきだ。
親が貧しいとか地域が経済的に疲弊してるとかの格差があってはハナっから
競争にはならん(@∀@) それは出来レースだ。