・・・帰省したというのに普段より仕事の量が増えている。
墓参りを父方・母方の両方済ませ、親戚にお土産を買い、
実家の庭の草むしりをして、父親が最近始めたパソコンの
セッティングをすませ、プリンタの使い方をレクチャーし・・・
(@∀@)あー疲れた。
そんな俺に神様がくれたステキなプレゼント。
それはコイズミの「敗戦記念日に靖国神社公式参拝」などではなく、
読売新聞が総力をあげてぶちかました、
戦争責任徹底追求特集だ!
(@∀@)
▼読売新聞 「昭和戦争」本誌検証最終報告
2006年8月15日付
・「破滅的戦争」を推進 責任重い政治家と軍首脳
・東条元首相 最大の責任
国際感覚欠き開戦/国力を過信 戦争続行/人権抑圧 人命も軽視
・近衛、軍部独走許す 国家体制、変質させる
・杉山、長野、小磯、松岡
指導層 相次ぎ判断誤る
・天皇 立憲制の枠遵守
軍統帥 実質的権限なく
・木戸、鈴木貫、東郷、米内ら
和平の努力も存在
・暴走・軍官僚にも責任
誤断、独断、そして謀略 政治に介入、国策ゆがめる
・米、周到な無差別攻撃 ソ連は一方的に条約破棄
・・・
いやー、これはなかなか面白かった。
そういえばナベツネが以前「うちの社でやる」と言ってたのがコレか。
内容は大体、保坂正康の主張するようなライン。
まー詳しい検討は後ほどするけども、かいつまんで言えば、
「東京裁判の不当性をあげつらったところで、
東條をはじめとする当時の大日本帝国指導者たちの責任が
雲散霧消するわけじゃねーだろ。こいつらがいかに愚かだったか
歴史的事実に即して片っ端から明らかにしちゃうぜ」というスタンス。
大日本帝国の指導者層の「開戦責任」と「継戦責任」、つまり「勝てもしない戦争を国民まきぞえにしておっぱじめた責任」や、「負けが見えているのに敗戦をズルズル先延ばしにして国民の犠牲を拡大しまくった責任」については、保守派としてケジメをつけねばならん・・・ということなのだ。
まー幾つか妙な論理構成もあるにはあるのだが、
保守派としても当時の大日本帝国首脳部のダメさ加減にはガマンならん、
という魂の叫びを感じた。
それにしてもナベツネは本当に東條英機がキライだったんだなあ(@∀@)
未読の人はぜひ図書館で嫁。おもしろいよ。
俺はしばらく愛国ネチズンの反応を見物に行く(悪趣味
まもなく、この記事の内容は出版される予定だという。