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 魂の拉致 〜靖国神社よ、私の家族を返せ〜




・・・さて、靖国神社の問題は、一面では
「あなたは個人の自由や民主主義という価値を認めるのか、
それとも認めないのか」という問題でもある。
靖国神社という宗教団体は、日本国民ひとりひとりの
個人の自由、あるいは民主主義(法の下の平等)を認めてない。
その動かせない証拠がここにある。

▼<合祀取り消し求め提訴>靖国神社相手は初めて 大阪地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000109-mai-soci
第二次世界大戦などの戦没者遺族9人が11日、「同意なく肉親をまつられ、人格権を侵害された」と主張し、靖国神社に合祀(ごうし)取り消しを求めて大阪地裁に提訴した。「国が全面的に協力し、戦没者の情報提供をしたことで合祀が急速に進んだ」として国と同神社に計900万円の損害賠償も求めた。靖国神社自体に合祀取り消しを求める初の訴訟で司法判断が注目される。
>原告は、浄土真宗の僧侶ら51〜79歳の日本人男女8人台湾人男性1人。原告らは1940〜45年ごろに父や兄弟、叔父ら肉親11人を戦争で亡くしたが、何の断りもなく全員が靖国神社に合祀された。日本人8人は合祀取り消しを求めてきたが神社側に拒否された。
>原告側は「自分自身の方法での追悼をまっとうできない気持ちと、肉親の心中を思い、耐え難い精神的苦痛を味わっている」と訴え、靖国神社が合祀儀式に使う霊璽(れいじ)簿など三つの名簿から肉親の氏名を抹消するよう請求した。
・・・
>原告は提訴後に記者会見。肉親の合祀をやめるよう求めたことに対し、靖国神社から今年、「合祀は明治以来の伝統を受け継いでおり、事前に遺族の承諾を得ることはございません」との手紙が届いたことを明らかにし、「肉親の魂を返してほしい」と訴えた。
>僧侶の父を1944年1月、パプアニューギニアで亡くした原告団長の菅原龍憲さん(66)=島根県=は自身も浄土真宗の僧侶。宗教的信念に基づき、約20年にわたり合祀取り消しを求めてきた。だが、神社側は応じず、「お父さんも、英霊として祀(まつ)られていることを喜んでいるかもしれない」と神経を逆なですることも言われた。「遺族の願いを踏みにじっても祀る自由は成立するのか」と菅原さんは声を上げた。

・・・今から60数年前、
大日本帝国においては「個人の自由」は法律で制限されるものであり、
国民主権」や「民主主義」とは、
天皇から主権を奪う危険思想
であった。
その大日本帝国が、国民を戦争に投入するために利用したのが、
宗教イデオロギー装置としての靖国神社だった。


母の知人は、戦時中に教師をしていたが、
教え子の中から軍隊に行く者を推薦せねばならなくなった。
当時とて、喜んで軍隊に行くものはいない。

▼(懐メロ)可愛いスーちゃん
http://www.h6.dion.ne.jp/~sa3270/uta.kawaiisuucyan.htm
http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/suchan.html
>お国のためとは 云いながら
>人のいやがる 軍隊へ
>召されてゆく身の 哀れさよ
※「志願で來るよな、馬鹿もある」というバージョンもある。

・・・そこで彼は、地域で最も貧しい家庭の子供たちに声をかけた。
軍隊に行けば食事も給料も保証されるのだ、と。
ただし「命の保証はない」とは、もちろん言いはしなかった。
彼の教え子は次々に軍隊に入り、その多くは生きて帰らなかった。
この体験は、彼を生涯にわたって苦しめることになる。


・・・だが、靖国はこのような苦しみをチャラにしてくれる
魔法のイデオロギー装置だった。

▼九段の母
http://8.health-life.net/~susa26/natumero/gunka/kudan.html
上野駅から 九段まで
>かってしらない じれったさ
>杖をたよりに 一日がかり
>せがれきたぞや 会いにきた


>空をつくよな 大鳥居
>こんな立派な おやしろに
>神とまつられ もったいなさよ
>母は泣けます うれしさに

・・・息子が戦死しても「うれしい」と言う母親を作り出すこと。
国民が国家の戦争に加担し、家族を戦場に送り込んだ罪悪感を麻痺させること。
いかに国家が正義も勝ち目もない戦争を引き起こしても、
それに反対しない国民を作り出すこと。
それが靖国神社の使命だった。
靖国で会おう」を合言葉に兵士は戦場に出てゆく。それがどんなに
愚劣な戦争でも、「みんな」が「靖国で待ってる」のだから、
逃げ出すことも批判することもできない雰囲気が生まれる。
・・・しかし戦争は雰囲気では勝てないのである。
大日本帝国は滅亡した。それは内部に「無益な戦争を食い止めるメカニズム」を持たない欠陥国家であり、靖国はその国家システムの一部だった。
・・・靖国神社は今も大日本帝国を絶賛中だ。
国が滅んだのに、イデオロギー装置だけが今も動いている。

▼『遊就館図録』で、靖国神社宮司が語る遊就館の使命
(1)「英霊顕彰」
(2)「近代史の真実を明らかにする」

・・・だが、まあ、やりたいやつは
死ぬまでやってればいいのである。
(@∀@)
しかし「やりたくない」という人間にまで強制するのはいただけない。
この自由と民主主義の社会においては特に。


・・・そこで靖国神社と、その信者に問いかけよう。
靖国神社に家族を合祀されたくない遺族がいます。
自由と民主主義の原則にもとづき、
彼らの主張を認めますか?
・・・それとも、彼らの自由を否定しますか?

これを認めれば、「戦死者はすべて靖国の神となり、家族は感謝する」
という美しい神話は崩壊する。
これを認めなければ、靖国神社が国民の自由や民主主義を否定することが
明らかになってしまう。



チェックメイト。(@∀@)


ついでに靖国神社に対する個人情報保護法の適用も提案しておきたい。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」