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「これは富豪の手紙です・・・」

・・・ところで、2004年5月2日付のStraits Times紙(シンガポール)が、イラク人質事件の被害者三人を、Drug addict and leftists(麻薬中毒者と左翼たち)とする記事を掲載した。


▼Drug addict and leftists
The truth about the three Japanese hostages in Iraq
(by Kwan Weng Kin)
http://straitstimes.asia1.com.sg/news/story/0,4386,248940,00.html
※(元記事は削除されているので、和訳ページ@『オオカミなんかこわくない』を参照のこと)
http://plaza.rakuten.co.jp/kazenotabibito/diary/#2004-05-02


・・・で、これを読んで大喜びしている人々がいる。仮に彼らを喜び組(笑)と名づけよう。


喜び組1】『勝谷誠彦の××な日々。』2004/05/04 (火)
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
>シンガポールきってのクオリティペーパーの記者の目から見た人質クンは「ヤク中と左マキ」だそうだ。『世界』大好きなルモンド紙の極左特派員に連帯を表明していたアッチの方々は「アジアの仲間」にはどういう態度を表明するのかね。パウエル発言の意図的引用をした卑劣などこかの局はこっちも紹介しなくちゃ片手落ち(素晴らしい「差別用語」)だろう。


喜び組2】『殿下さま沸騰の日々』2004/05/03 (月)
http://www2.diary.ne.jp/user/154269/
>昨日紹介したストレイツ・タイムズ紙は国営新聞である。シンガポールは民主主義国ではあるが、国父リー・クアンユー創設の人民行動党による実質的一党独裁言論の自由も『シンガポール的民主主義』といわれる一種の制限主義の枠内にある。エッセンスは反政府運動の抑制、反共そして(儒教的)倫理主義。このような保守主義は国営新聞である同紙にも色濃く反映されている。
>6年前シンガポールに住んでいたわたしは、同紙の記事に度肝を抜かれることがたびたびあった。深夜の公園でいちゃついていた若いカップルが逮捕され顔写真が掲載されるとか、市民がゲイであることがわかったとして顔写真がズラッと公開されるとかの類である。徹底した保守主義は、見せしめ的記事で国民に自重を促す形でも担保されている。昨日の記事も『政府に反対したり共産主義に荷担するな』というメッセージである(→http://straitstimes.asia1.com.sg/news/story/0,4386,248940,00.html)。
>それを割り引いてもと言うべきか、いやだからこそと言うべきか、日本のマスコミが書けないこともズバズバ書く。たとえば『札幌にある今井家は地域の共産主義支援者と平和活動家の拠点として悪評高い。そんな環境で今井家の次男である紀明氏は育ったのである。(もっとも)公平を期せば、日本共産党の正式な党員は共産党関係の病院で働く母親だけで父親は教員であるが、日本では教員という職業が左翼の巣窟であることはよく知られている』と。うわぁ〜(笑)。


喜び組3】『メディアの偏向報道に怒る人たちへ (04年5月)
http://mussen.fc2web.com/kako/05_04kako.htm
>シンガポール紙「The Straits Times」が主題に「麻薬常習者と左翼」(Drug addict and leftists)・副題に「イラクの3人の日本の人質に関する真実」(The truth about the three Japanese hostages in Iraq)として、イラク人質の今井・高遠・郡山3氏とその家族の素性を報道しました。


喜び組4】『gap* angler's blog second edition(2004-05-04 22:49)
http://squid.exblog.jp/
>麻薬常習者と左翼〜3人の日本人人質の真実
>ひたすら自分から逃げ続けた人生でしょ?そして結局自分の存在理由を自分自身に見つけることなく、他人を助けるボランティアという優越感と慈愛的行動に埋没できる場所にまた逃げ込んでいった、典型的な卑怯者」偽善者」人間ではないのか?


喜び組5】『山崎宏之のウェブログ(May 03, 2004 01:04 PM)
http://blog-yamasaki.com/
>【シンガポール紙「The Straits Times」】イラク人質3邦人の背景を世界に紹介
>5月2日、シンガポールの「The Straits Times」が「麻薬常習者と左翼(Drug addict and leftists)」(邦訳)と題してイラク人質の今井・高遠・郡山3氏とその家族の背景を報道しました。米英仏紙もちゃんと事実を報道すべきです。


喜び組6】『P. Relations (2004-05-03)
http://www.zoo.myftp.org/~kaz/
>Drug addict and leftists(Singapore Press)
>シンガポールの新聞で例の3人が「麻薬常用者および左翼」という表現で報道されている
>高遠菜穂子氏がシンナー&大麻をやっていたことは著書で触れていたらしいが、今井紀明氏の両親が共産主義者だったり、郡山総一氏が自衛隊イラク派遣反対姿勢を持つ元自衛隊員なんてのは初耳。このあたりは何故日本じゃ報道しにくいよな、確かに。事実か否かは別にして、マスコミの姿勢と温度差が面白い。



・・・あれあれ、ふだん「マスコミに騙されるな」とクールに決めている皆さんが、なぜこの記事に対しては冷静さを失い、警戒心ユルユルになってしまっているのか。
 どう見てもStraits Timesの記事は、『週刊新潮』のパクリなのに。(笑)
 
▼04年4月22日付『週刊新潮
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9731/shincho0422-1.jpg
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/9731/shincho0422-2.jpg
【記事タイトル】:『人質報道』に隠された『本当の話』
>「共産党一家」が育てた「劣化ウラン弾」高校生
>「12歳で煙草、15歳で大麻」高遠さんの凄まじい半生
>「子持ち・離婚」でも戦場カメラマンを選んだ郡山さん

▼上記Straits Timesの記事内容より。
【記事タイトル】:イラク日本人人質3人の真実
学生運動家Noriaki Imai 、共産主義者の家族出身のティーンエージャー
・MS NAHOKO Takatoは12でたばこを吸い、13でシンナー、15までにマリファナを始めた。
・(郡山氏は)自衛官時代に結婚し、2人の子供がいた。 除隊後は不安定な生活が続き、1999年に離婚した。



・・・ごていねいに、見出しや記事の順番までおんなじだ(笑)。Straits Timesの東京特派員はんちゅうのんは、ずいぶん楽な仕事してはるもんですなあ。(京都弁)
 しかも『週刊新潮』の薄汚い記事は、その直後に出た『週刊現代』によってひっくり返されている。


▼『週刊現代』(2004年5月1日号)
>解放後も白い目!「人質家族」は共産党だったのか
>「今井君の父・隆志さんが日教組の活動家という情報が流れていたようですが、全然事実と違います。“自衛隊撤退”とか、“過激な抗議行動”なんてまったくありません。今井先生は普通の先生です。日教組の活動もやっていません。どこからそんな話が出たのでしょうか。」(今井氏の父の勤務する学校の校長)
>札幌市内に住む今井紀明氏(18歳)の父・隆志氏は小学校の教諭、母・直子さんは市内の病院で看護師をしている。紀明氏は、兄・洋介氏(23歳)、祖母と5人で暮らしていた。
>母・尚子さんについても、近所の住人はこう話す。
>「お母さんは、共産党系の病院の看護師をされていますが、それだけです。選挙のときに投票を依頼されたこともなければ、共産党の話を聞いたこともありません。(略)」
>紀明氏がNGOなどの活動にのめり込んでいったきっかけは、高校の修学旅行でベトナムに行き、ベトナム戦争の戦跡などを見学したためではないかという人もいた。(略)一部には、今井家を「共産党一家」と決めつめ、人質になった紀明氏が「革マルの論調に影響を受けていた」とまで書いたメディアもあった。

・・・ついでに言えば、Kwan Weng Kin氏の記事にあるような、His father is a school teacher, a profession in Japan well known to be populated with leftists.という認識も日本では一般的でない。2003年度の文部省調査では、日教組の組織率は教師全体の30.4%にすぎない。Kwan Weng Kin氏がいったいどんな雑誌を読んでこんな認識を身に付けたのか、ぜひ知りたいところだ。ねえ諸君!それが正論だろ?



ところで、Kwan Weng Kin氏がふだんどんな記事を書いてるか知っていたら(下記参照)、勝谷センセイほかのみなさんも、あの「新潮パクリ記事」にこれほど舌なめずりして飛びついてきただろうか・・・。



▼Comic book of extreme views a bestseller(by Kwan Weng Kin)
http://www.hartford-hwp.com/archives/55/108.html



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▼5・20帰国報告集会
>5月20日(木)午後6時30分より
>なかのゼロ小ホール(JR・地下鉄東西線中野駅8分)
>報告者:渡辺修孝さん 安田純平さん 郡山総一郎さん ほか
>発言者:渡辺美佐子さん ほか
>主催:実行委員会(参加歓迎。連絡下さい)
>参加費1000円
連絡先:米兵・自衛官人権ホットライン
http://www.jca.apc.org/gi-heisi/index.html



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・・・あなたのところに、「死にかけているイラク在住の金持ち、Mr Moni Millat 」からメールが届いていませんか?
手紙の主が「今にも死にそう」なんてことを書いていたとしても、慌てたり、心配したりする必要はありません。
その手紙を受け取ったのは、あなただけではないからです。

▼WHAT WAR CAN DO.
http://www.mail-archive.com/luutru@canhan.net/msg04603.html


・・・ま、スパムメールですな。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」