情弱の「海兵隊=抑止力」論
http://www.j-cast.com/tv/2010/05/10066046.html
「沖縄にいる米海兵隊は普天間にヘリ部隊、キャンプ・シュワブには歩兵部隊もいるが、
800人から1000人程度。暴動とか内乱のときに在留米人を助け出すのならなんとかなる
程度だ。しかも、救出の優先順位は決まっていて、1位が米国人、2位がグリーンカードの
これには赤江は「エ―ッ、ショックですね」。
この優先順位については、赤江がインタビューした元防衛大臣の石破自民党政調会長も1位が
在留米国人であることを認めており、在留日本人はせいぜい「在留米人を救出した後、空席が
あればついでに助けてもらえる」程度なのだという。
アメリカが当事者になって戦争を行っており、紛争地では在留米国人はいわば敵国人、助けに
行かねばならない。が、日本人は敵国人でないので慌てて逃げる必要ないという理屈という。この程度の『抑止力』しかないのに、沖縄の米軍基地の大半はこの海兵隊の前線基地で、
漁業すら規制され満足にできない。それだけの犠牲を払っているのに、救出の優先順位は
『その他』の分類とは!。スタジオでは、ジャーナリストの鳥越俊太郎が「鳩山さんは誰からレクチャーを受けたのか?
『抑止力』という言葉は『魔術』というか、縛りから出ることができない。竹島は韓国に占領されて
いるが、海兵隊は出ていかない。抑止力はないのだろう」と、矛盾だらけの抑止力を指摘した。
作家の吉永みち子も「有事にすぐ出動してくれると日本は思っているだけで、どういうことが
有事なのか、問いなおす政権は今までなかったし、有事について日米間できちっと詰めて
いなかった気がする。今回冷静に考えるいい機会と思う」と指摘した。(以上)