▼還暦の米兵、イラクで戦死
>1960年代から70年代にかけてのベトナム戦争に従軍した経験もある60歳の古参米兵が今月10日、イラク南部バスラで武装勢力が仕掛けた路上爆弾の犠牲になり死亡した。CNNテレビが15日報じた。2001年から続くアフガニスタン、イラクでの戦争で、現役兵としては最高齢の戦死者になるという。
>亡くなったのはスティーブン・ハチソン陸軍少佐。66年に入隊しベトナムに2度従軍。88年にいったん退役、大学教員などを経て07年、57歳で再入隊を果たし、アフガンにも赴任した。今回は兵士の精神面の健康を管理する専門家としてイラク軍の訓練任務に当たっていたという。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090516/amr0905161111009-n1.htm
▼オリヴァー・ストーン監督を独占取材!「ブッシュは人の痛みを理解できない人間!」
http://cinematoday.jp/page/N0018058
>「でもね、実際のブッシュは父親の支持を渇望し続けて育った男だ。大統領の父親を持つことは決して簡単なこととは言えない。だけど、ブッシュはテキサス州知事として、そしてプロ野球チームのオーナーとして成功している。そこですべてが終わるべきだったんだ。だけど、そうはいかなかった。映画の第3幕ではブッシュがどのように大統領になりあがったかが描かれている。40歳になるまで父親から散々なことを言われて育った息子が、あっという間に大統領になり、すごいパワーを手にした。それまで父親から『やるな』と言われたことをすべてやってやるという気になったわけだ。イラク戦争がいい例だ。パパ・ブッシュが大統領のときに弱すぎて終わらせられなかったことに決着をつけて自分のすごさを証明してやる、というスタンスでブッシュはイラク戦争に着手したんだ。とにかくブッシュという人間を理解するうえで、父親に対しての引け目という感情は不可欠な要素だと思う」
>「自分たちのリーダーを選ぶときには非常な注意を払わなければいけない」と語るオリヴァー監督。「リーダーは消えても、その爪跡は歴史に刻まれるからね。日本の若い映画ファンたちにもこの映画を観てほしい」
▼「ブッシュ」でオリヴァー・ストーンは二世政治家を生み出す構造をえぐる
http://www.hollywood-ch.com/review/09051402.html
>つまりこの映画は、行政能力のまったくないお坊ちゃんが、政界一家に生まれたというだけで国を動かす立場に就けてしまう、恐ろしいメカニズムをこそえぐりだしているわけである。これは二世政治家がうじゃうじゃ跋扈する日本でも深刻な問題だが、しかし我が国では「麻生」なんて映画は作られそうにない。そう考えると、アメリカにオリヴァー・ストーンが居るのはとても貴重なことだと思える。マイケル・ムーアもいいけど、ストーンもね。