▼「戦争協力」促した最高法規を改正 浄土真宗本願寺派
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200709200063.html
>浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は、戦争への協力を促した内容などを含む歴代門主の「消息(文書)」について、宗派の聖典である「聖教(しょうぎょう)」に準じるものとしてきた従来の扱いを改めることにした。扱いを定めた同派の最高法規「宗制」の改正案が、20日の臨時宗会で賛成多数で可決された。宗派として過去の戦争責任に明確なけじめをつけた形だ。
>消息は門主が自らの考えを述べた文書で、これまでは宗祖・親鸞の教えや聖教と同等の効力があると宗制に定められていた。しかし、消息の中には、第2次世界大戦の際、国策に従って門信徒に戦争協力を呼びかけた故大谷光照・前門主の文書や、戦国期に織田信長への抵抗を呼びかけた好戦的なものなどもあった。このため、親鸞と、教えの発展に大きく貢献した3代覚如、8代蓮如の3人を除く門主の消息は、失効させることにした。 ・・・
ここまでに60年を要したことにも感慨がある。・・・