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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
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すべては取り返しがつかないまま流れてゆきます

▼『コミックバンチ』 最新号
http://www.comicbunch.com/
こうの史代×モンゴル800『ちいさな恋のうた』
http://www.comicbunch.com/sp/my_best_2nd/index.html#02

・・・『小さな恋のうた』ですが、
あの外車雑誌のコマで不覚にもズキリとしました。
そこにあの手紙がはさまれるくだりにも。


ドラえもんの道具に「時の流れが見えるランプ」があって、これを灯すと、
私たちの周りを轟々と音を立てて濁流のように流れていく「時の流れ」が
はっきりと見えるのです。これを見たときは愕然としましたが、


『ちいさな恋のうた』の風景にこのランプをかざせば、のどやかな街と島なみの
上にも、大河のごとく流れて還らない「時の流れ」があらわれそうです。


『夕凪の街』もそうなのですが、「生活4コマ風」の小ネタが重ねられていく
うちに(あの島の住所には大いに笑いました)、
取り返しのつかない何かが始まっていて、そしていつのまにか終わっていて、
読後ただ立ちすくんでしまいます。


ところで、


形や様子の似たものがオーバーラップして場面転換していくのは
たとえば石森章太郎の『サイボーグ009』(ベトナム編あたり)の頃には
よくある手法(映画から輸入された手法)だったのに、いつのまにか見かけ
なくなりました。映画においても同様で、たぶん70年代あたり、映像的な
実験が果敢に繰り返されていた頃の方法論だったのではないでしょうか。
そんなわけで『ちいさな恋のうた』の場面転換に、ふとなつかしさを
覚えたりもしたのですが、
こうの作品におけるそれは、石森作品に見られるようなスムーズな場面転換
よりも、むしろ読者の時間や場所の感覚をとまどわせる効果があるように
思います。


それが意図してのものかどうかはわからないのですが、「つっかえながら、
考えながら、後戻りしながら読んでいく」ことになる。
マンガはどうも「読み飛ばすスピードを競う」かのような発展をしてきたと
思うのですが、それに逆行しているという意味ではまさに「古いマンガ」
かもしれません。そういうところが私は好きなのですが。


さて、こうの史代『古い女』を掲載した『わしズム』が、
小林よしのり戦争論』について総括していたので、
私もひとこと。


小林よしのり作品は、『東大一直線』の時から読んでいるので、
戦争論』については正直、「どうしてそういう、
よくある退屈な結論にいきつくのか」と思うばかりでした。
彼は自分では「鶏口」のつもりでしょうが、客観的には「牛後」でしかなかった。
ただ、その後の「ダメだと思ったら人間関係たたき斬って次に行く」
というスタンスは、それはそれで悪くないな、と思いました。
一生同じ場所で、同じことをやっているよりは、いいことだと思います。


戦争論』は、たぶん公立の図書館なら置いてあるのではないでしょうか。
わたしは3巻とも書店で読みましたが(立ったままで)、これら本に何か
首尾一貫性を持ったものがあると考えると、かえって混乱します。むしろ
「彼の中にどのような矛盾が存在するのか」を理解することの方が興味ぶかい
ことだと感じました。


時間のない人のためには、以下のサイトが参考になります。

▼『戦争論』@wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%AB%96_(%E5%B0%8F%E6%9E%97%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%8A)
問題点にかんしてはここでほぼ全部指摘されています。
上杉聡『脱戦争論
http://www.jca.apc.org/datu-gomanism/00.10syohyo.html
戦争論』のロジック構成について整理されています。ただし第1巻だけ。
ポケモン座談会:『戦争論』を読む
http://www5a.biglobe.ne.jp/~gjoitch/scoop/symposia2.htm
ポケモンたちが『戦争論』について語ります。楽しいです。
▼女性が読む、そして叩き潰す『戦争論
http://noraneko.s70.xrea.com/mt/archives/2005/0208003026.php
http://noraneko.s70.xrea.com/mt/archives/2005/0221020731.php
ついでに、「古い女」に通じるイヤーンな話
http://noraneko.s70.xrea.com/mt/archives/2006/0112080106.php


 ちなみに南京事件については、当事者だった祖父の話を聞いているので、
いかに「デタラメだ」とよしりんが主張したところで、私は苦笑するばかりです。


それはそれとして、
小林よしのりが『夕凪の街 桜の国』を評価していたのは、なんとなく
わかる気がします。そういう作品を理解する側面が、上記のような側面とともに
彼の中にはあるのですね。一人の人間の中においてさえ、このような多面性がある。

『夕凪の街』のラストページ。誰一人として悲しい顔をしていない
あのページ。心ある「漫画者」ならば、鳥肌がたたずにはおれない。

(こうのさんはどういう考えのプロセスを経て、あのラストページに決められ
たのだろう?・・・と、いまだにフシギに思うのです。)




▼『ガンダムエース』8月号
安彦良和機動戦士ガンダムTHE ORIGIN
http://pc.webnt.jp/newrelease/ga_top.html
「そのようなことを言って失敗したのだ!
ナポレオンも
ヒトラー
トージョーも!」
・・・ デギン・ソド・ザビ。息子ギレンの軍事的野心を批判して。


2ちゃんでの笑える会話。

http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1153910827/201-300

38 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/07/27(木) 09:38:18 id:dFRB1M7W0
安彦良和の例示は独裁的な指令系統云々ではなく、開戦とその落とし所のタイミングの事だと思われ
真珠湾奇襲以降に調子に乗って戦線を拡大していったために泥沼化、結局丸裸にされ焦土となった事を指してるんだろ

そういえば終戦直後、昭和天皇アメリカのマスコミからのインタビューで東条についてのコメントが2、3日前に報道されてたな
真珠湾奇襲は朕の意図に反した東条の判断だった」とかなんとか
・・・
253 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/07/31(月) 03:31:06 id:MZVDJfWz0
ようやく今月号を読んだ。

ナポレオンは知らないが、
第二次大戦の時はドイツも日本も勝ち戦の間に有利な講和を結ぶことは不可能だったんだが。
アメリカもソ連も絶対に引かないよ。


254 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/07/31(月) 06:01:56 id:LHUdS3K40
開戦初期には日本もドイツもソ連とは交戦してなかったんだが


255 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/07/31(月) 07:11:47 id:jUDCg6zy0
アメリカとも交戦していなかったな。
第二次大戦の勃発は1939年、アメリカの参戦は1941年。
1939年の開戦の時点ではアメリカの世論はドイツ寄りですらあった。


256 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/07/31(月) 07:36:24 id:kDKSom/Q0
そもそも戦争なんて始めるより終わらせるほうがはるかに難しい


257 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/07/31(月) 10:17:33 ID:62QfwG2d0
>>256
イスラエルがいい例だね



▼在日差別発言で顧客提訴 積水ハウス、社員を支援
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000091-kyodo-soci
積水ハウスは「雇用管理や社会的責任の観点から支援していく」として、訴訟費用の負担や、裁判に出席する間を勤務時間と認めるなどの措置を取る方針。原告側代理人によると、社員が受けた差別発言をめぐり企業が訴訟を支援するのは異例という。
>訴状などによると、徐さんは昨年2月、顧客の男性が所有するマンションの修理などについて説明に行った。漢字やハングルで併記された名刺を差し出すと北朝鮮にいくら金を送っているんだ。おまえのような人間がいるから拉致問題が起こるんだ」など、仕事と関係ない発言を約2時間繰り返された

・・・「死ねばいいのに」(@∀@)(松っちゃん風に)

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」