今週のSPA!に映画『ANPO』の監督インタビューがのってる
・・・すごい女だとおもう。一読の価値はある。
▼ANPO
http://www.anpomovie.com/
▼9月18日に監督をまねいてのトークイベント
http://www.uplink.co.jp/anpo/news.php#1296
出演:朝倉摂(舞台美術・画家)・富沢幸男(『1960年6月安保への怒り』(1960年)監督)×リンダ・ホーグランド(『ANPO』監督)
日程:2010年9月18日(土)
開場:13時10分
開映:13時30分
トーク:15時〜
会場:アップリンクファクトリー
料金:一律1,500円(予約できます)
※ 割引と特別鑑賞券は当イベントではお使いいただけません。
★予約方法★
このイベントへの参加予約をご希望の方は、
(1)お名前
(2)人数 [一度のご予約で3名様まで]
(3)住所
(4)電話番号
以上の要項を明記の上、
件名を「予約/9/18『ANPO』トークショー」として、
factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。
詳細は下記よりご覧下さい。
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003682.php
・・・なお、同じ号に載っている「ネトウヨの実像」取材記事もメチャクチャにおもしろい(@∀@)
本当に「2ちゃんねる(正確には東亜板w)で真実を知った!」とか口走る人々が・・・
佐藤優が「おまえら『神皇正統記』でも読んで、保守の本道は多様性や寛容にあると知れ。そして真の保守になれ」と説教してるのも一興www「アタマの悪い奴には読めない」と見越してこんなことを言っているんだろうなあwww
▼じんのうしょうとうき じんわうしやうとうき 【神皇正統記】
http://www.weblio.jp/content/%E7%A5%9E%E7%9A%87%E6%AD%A3%E7%B5%B1%E8%A8%98
▼松岡正剛 千夜千冊 第八百十五夜【0815】2003年07月11日
北畠親房 『神皇正統記』1980 教育社 松村武夫 訳
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0430.html
>そこであえて言っておきたいのだが、こうした事情を看過して、親房の著作をいたずらに神国思想の吹聴のために議論するのは無理があるということだ。のちのち『神皇正統記』はさかんに大日本帝国の宣伝パンフレットのごとく利用されるのであるが、実は親房にはその用途は東国工作の失敗とともに終わっていたのだった。
・・・
>第二には、明治以降のナショナリストたちの『神皇正統記』の読み方を知ってのうえでこれを読むと、いかに八紘一宇型にこれを読むのがまちがっているかということが、よく見えた。
>親房は良くも悪くもナショナリズムを把握していないし、それを日本を超えたウルトラナショナリズムにするような思想も、まったく持ち合わせていなかった。近代日本がうっかり北畠親房を読み違えたことは、かなり決定的な過誤であったろう。
>第三に、『神皇正統記』は文化論としても読めた。文章が簡潔であることも手伝っているが、どこか花伝書の趣きがある。むしろ世阿弥がこれを読んで花伝書を綴ったのではないかと思わせた。
>それに関連して気がついたことは、おそらく日本の文化論はときどきこのように、神話を説き起こし、天皇の聖断と失政を問い、神仏の加護に配慮しているうちに、突如として新たな構想に達するのではないかということだ。『正統記』はそのような文脈的な「たどり」のすえに、新たな日本の創発の日を願う「方法の提示」であったようにもおもう。・・・