▼中日新聞紹介の母子家庭生活保護費使途に疑問の声、携帯代2万5千円
>月々、携帯電話料金で2万5千円――。
>果たしてこれが生活保護の使い道として妥当だといえるのか。生活保護を受給しているという母子家庭の 生活費の内訳が公開され、ネット上で疑問の声が続出している。
>生活保護制度は、今年4月に母子加算が廃止されたものの、民主党が母子加算の復活を主張し、12月にも再開されることが決まるなど、制度内容が揺れ動いているところ。そうしたなか、中日新聞は、生活保護費を受給している母子家庭を紹介。生活費24万円のなかには携帯代(3台分)2万5千円などが含まれていることが伝えられ、このことがネットユーザーから注目を浴びた。
・・・ここがまずわからない(@∀@)
携帯代が月2万5千円というのは、仕事を探していて電話をかける機会が多かったのかもしれないし、そもそも割引サービスなどを知らないのかもしれないし、あるいは依存症的に電話をかけちゃう人なのかもしれない。携帯代2万5千円というのは確かに多い気がするが、「貧すりゃ鈍す」のことわざもある。
たとえば、映画化もされた『ルアン先生にさからうな』は、アメリカの貧困で荒れた地域の高校生を指導する女性教師の話だが、店や品物を比較したり値切ったりする「賢い消費者」の概念を子供たちが持っていない・・・という描写が出てくる。
つまり、携帯電話に2万5千円を支払ってしまうということ、それ自体が貧困の一形態かもしれない。だからそれについては「大変だね」と思うとか「もっと安くできるよ」と教えてあげようとかするのが人の道じゃないかなと思う。
>ネット上には「携帯持たなきゃならない理由でもあるのかな?」「働いて納税するのが馬鹿らしくなってきた」「うちは子供2人いるけど4人家族で旦那の給料手取り22万円。働いても生活保護以下の生活してるんだと思うと悲しくなるよ」などといった声が寄せられている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1027&f=national_1027_020.shtml
・・・じゃあ働くのをやめて生活保護をもらったらどうかね(@∀@)ダンナと別れて・・・
というのはもちろん悪い冗談である。
「夫の手取り22万円(+年金・社会保険その他天引き分+ボーナス)」の4人家族、それと上記の母子家庭を、なぜまたわざわざ比べようとするのだろう。
会社に給与の引き上げを求めるでもなく、収入を増やす努力をするでもなく、隣の芝生が「青い」「青い」と言いつのることには熱心。なるほど、確かにこれは悲しむべき貧困だ(@∀@)特に精神のな!
こういう「生活保護受給者たたき」をネットでは頻繁にみかけるんだが、なんなのこの自主的「工作員」活動w
働けない人間の生存権を保障するという、法律でも保障されている相互扶助のシステム、それを破壊したくてしょうがないのだろうか(@∀@)
・・・いや、思うにこれは「下流の娯楽」だ。「生活保護受給者」という「自分より下にいるはずの者」をネットで仮想的に叩いて遊ぶという悲惨な娯楽。でもそれって「ホームレスに生卵をぶつける阿呆な餓鬼」と発想は大差ないような気もするよ?
・・・「シングルマザーもサラリーマン家庭も生活に余裕を持てる世にしよう」と発想するほうが、よほどすこやかに過ごせる気がするんだけどねえ。