▼ブッシュ大統領と安倍総理：気がかりな共通点
http://agata.ciao.jp/blog/archives/000159.html
・・・中西準子先生らしい弔文。
▼「宇井さんありがとう −宇井純さんの死を悼む−」
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak366_370.html#zakkan366
＞富田八郎著「水俣病」は、宇井さんが合化労連という労働組合の機関誌に連載していたものだが、その別刷りを読んで、私は全く新しい世界を知った。ひとつは、公害問題の構造とか背景だが、もう一つは宇井さんの調査の仕方（資料を徹底的に集める）と、それとは全然異なることだが、公害問題における原因究明の難しさだった。
＞当時「富田八郎」（とんだやろう、というひねり）のペンネームを使っていたのは、本名で書くことが怖かったからと宇井さん自身が言っている。それほど当時、公害問題を扱うことは覚悟のいる大変なことだった。
・・・
＞それを読んでいて、有機水銀説にたどりつくまでに、異なる物質を原因とする説の論文が数多く出たことを知った。今となっては、間違いと言えるのだろうが、その時は正しいと思われたことである。
＞例えば、マンガン説が出るとマンガンが正しいとされる論文がどっと出る、しかし、つぎに別の説が出るとまた、どっとその説を支持する論文が出る、間違いの説の論文を書きつつ博士号をとってゆく、原因究明の過程はこういうものか、私はひどく衝撃を受け、この難しさをしみじみ考えた。もし、自分がここにいたら、正しい原因究明に寄与できるだろうか？
＞後に、私は院生にこのことを題材にして問題を出したことがある。これこれこういう実験結果がある時、マンガン説が正しいと結論できるか？自然科学論理学として考えてみなさいと。どういう回答があったかは覚えていないが、正義感とか、社会的な立場とは異なる次元の“原因究明の科学”があること、それなしには、正義感も成就できないということを痛切に感じた。
・・・国家は往々にして「科学」の名目のもとに公害を「なかったこと」にしようとしてきた（今もする）。対抗する側は非常な緊張感を強いられる。
被害者運動のロジックと科学的事実探求のロジックとは別物で、被害者救済に役立つかもしれない研究でも、データや検証が不足のままでは、研究者はそれを提出できない。しかし政府サイドは科学的論証など気にせずに「イタイイタイ病はカドミウムが原因じゃない」といった理論を持ち出してくる。このゲームはそもそもフェアではないことは念頭に置くべきだ。
・・・現物を見よ。
▼「サル漫」復活
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_4468.html
・・・コミックikkiにて。
▼教育基本法改悪への対抗アクション
http://d.hatena.ne.jp/claw/20061107#p2
与野党議員にメール自動送信可
・・・↓とんだサンゴ礁野郎だぜ（＠∀＠） （※「やらせがバレた奴」を意味する）
▼やらせ質問、６５人に「謝礼金」…官房長官（読売新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061115-00000104-yom-pol
＞塩崎官房長官は１５日午前の記者会見で、政府主催のタウンミーティングで発言を依頼した相手に謝礼を支払ったケースが、２００２年度から０４年度の３年間で２５回、６５人に上ることを明らかにした。
＞塩崎長官の説明によると、謝礼はあらかじめ会場で発言することが決められ、司会者が参加者に紹介して発言した人に１人５０００円を支払っていた。対象者は、０２年度１４回（４２人）、０３年度７回（１５人）、０４年度４回（８人）。タウンミーティングがスタートした０１年度にも謝礼が支払われた可能性があるが、資料がないため詳細は確認できていないという。・・・
・・・どのつらさげて教育基本法をいじくろうというのか。
▼やらせ質問、サクラに謝礼５千円？ 社民・保坂氏が追及
http://www.asahi.com/politics/update/1114/016.html
＞・・・保坂氏は、内閣府が広告会社と結んだＴＭの請負契約書を提示。０２年度後半から０５年度までの契約書に「民間人有識者謝礼金３万円」「依頼登壇者謝礼金等２万円」のほかに、「その他の協力者謝礼金等５０００円」との記載があることを指摘した。そのうえで保坂氏は、「その他の協力者」は「サクラ」ではないかと追及した。
＞これに対し、内閣府の山本信一郎官房長は「確認できない。分からない」と繰り返したうえで、「当初、キックオフ的に名前を明示し、代表質問として最初の発言をお願いしていたことがあった。そのことを想定していたのではないか」と述べた。「その他の協力者」はサクラではなく、主催者側が発言を依頼していることを明かしたうえで、肩書と名前を名乗ってスピーチをした人のことだとの認識を示した。
