▼『マンガ嫌韓流』 アマゾンランキング1位のふしぎ
『マンガ嫌韓流』・・・アマゾンランキングでは1位を独走。
なのに発行部数は3万部。せいぜい「異例の」1万部増刷。
産経新聞を含む大手マスコミからは軒並み広告掲載を断られている。
『鋼の錬金術師』 ・・・アマゾンランキングでは2位〜3位。
なのに一冊一巻当たりの発行部数は100万部以上。
この夏は映画化もされるなど、ブームはまだまだ終わりそうにない。
(参考)「爆発的「ハガレン」ブーム 漫画単行本1000万部・DVD45万枚突破
(@フジサンケイビジネスアイ)
http://www.business-i.jp/news/entertainment/art-20040721203950-ADMJDOUCMF.nw
・・・錬金術師とは
真理を探求する者・・・
自分に都合の良い事しか
見ようとしない・・・
それで良い筈が無い!!
(逃げるのか?)
逃げてたまるか!!
(『鋼の錬金術師』第11巻より)・・・『嫌韓流』を何冊もアマゾンで注文する者たちにとっては
耳の痛いセリフであろう。
・・・『忘却の旋律』が、大塚英志のいう『戦時下のアニメ』であるとするなら、
『鋼の錬金術師』もまた、『戦時下の漫画』である。
主人公の所属する軍隊は、むごたらしい虐殺の過去を隠している。
復讐に突き動かされる「テロリスト」は、憎しみを拡大再生産する。
最凶・最大の「敵」は、自国の軍隊の中心部に存在する。
不穏な空気は徐々に拡大しつつある。