▼「つくる会」顛末記 ――お別れに際して――
西尾幹二
http://nishiokanji.com/blog/2006/03/post_298.html
> 私は「新しい歴史教科書をつくる会」にどんな称号であれ戻る意志はありません。
・・・
>「新人類」の出現です。保守団体のつねで今まで「つくる会」は激しい論争をしても、つねに長幼の序は守られ、礼節は重んじられてきました。とつぜん言葉が通じなくなったと思ったのは、12月12日の四理事の署名した執行部への「抗議声明」です。その中には、執行部のやっていることはまるで「東京裁判と同じだ」とか「南京大虐殺問題を左翼がでっちあげて日本軍国主義批判を展開することを想起させる」などとといった見当外れの、全共闘学生と変わらぬ、おどろおどろしい言葉が並んでいました。
>いったいこれが保守の仲間に向ける言葉でしょうか。私がもう共に席を同じくしたくないと思ったのはこのような言葉の暴力に対し無感覚な、新しい理事の出現です。
>今回の件はいろいろな問題点を提起しましたが、私が痛憤やるかたなかったのは、何よりもこのような荒んだ「言葉の暴力」の横行でした。保守の思想界ではあってはならないことです。
・・・冗談じゃないよ。(@∀@)
それこそまさに、あんたが『マンガ嫌韓流』でやってのけた「言葉の暴力」そのものじゃないのか。なにが「新人類」だ。そいつらはあんたのマネをしてるだけだろ!(@∀@)
・・・かつて「保守」と呼ばれた人々にあった美意識さえ、「つくる会」からはとっくに滅び去っている。さんざんアジアを蔑視しておいて、なにが「保守」だ。 藤原正彦でさえ、「日中戦争は武士道に反していた」(※)くらいのことは書いているというのに。
※『国家の品格』。中国への蔑視がないわけじゃないが。
(つづき)
>であるなら、八木さんをこんなにおびえさせた背後のもの、それに対する配慮のために自分を失いかねなかった背後の勢力とは何でしょうか。じつは、ここからが微妙で、言いにくい点なのですが、要するにわれわれにとって兄弟の組織、親類のような関係にある団体「日本会議」です。
・・・ああ、そうだろうね。
・・・現代美術の増山麗奈さんが自伝を出しました。
詳細はこちら。http://d.hatena.ne.jp/claw/20060308#p1
※イラストは新刊とは関係ありません。
・・・大阪のIT企業『ああとあいてぃ』が、韓国にメイド喫茶第一号を出展したそうです。
メイドが世界をひとつにするんだよ!(@∀@)
▼ああとあいてぃ
http://www.aatit.com/
※私が『ああとあいてぃ』の存在を初めて知ったのは、リクルートの就職情報誌だったりする。社長はだいぶ若い人だったはず。