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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
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女たちの「愛国心」は道に捨てられ、犬に食われた

▼福田利子「吉原はこんなところでございました」
>軍隊とともに戦場を移動してきた従軍慰安婦の数は、昭和12年から20年にかけて10万人近くいたはずだというんです。
>ですから、戦場で亡くなった人たちも、相当な数になるのではないでしょうか。
でも、一般の戦死者に軍人遺族年金が支給されているのに、従軍慰安婦は名簿もないのだそうです。

吉原はこんな所でございました―廓の女たちの昭和史 (教養ワイドコレクション (091))

吉原はこんな所でございました―廓の女たちの昭和史 (教養ワイドコレクション (091))

・・・さきに文庫版の『従軍慰安婦・看護婦』について紹介したが、いまだに読み続けている。「ほんとうに面白い本は速読できない」と小林信彦は言ったが、そのとおりである。
最初は「なぜ従軍慰安婦従軍看護婦が一冊の本で扱われているのか」と怪訝に思ったのだが、読み進むと疑問は解けた。彼女たちはいずれも「お国のために」と戦場に赴き、命をすりへらし、時には実際に命を落とし、それでいながら「お国」からなにも報われることのなかった人々なのだ。兵士であればたとえ人肉を噛みながら飢え死にしても「靖国の英霊」にはしてもらえたものを、彼女らには「死後の名誉」さえもない。しかしさらに残酷なのは、生き残った彼女たちの「戦後」だった。「お国のために」尽くしたという誇りはもちろん、年金も与えられず、それでもなお生きなければならなかった「戦後」の時間だ。『従軍慰安婦・看護婦』冒頭に紹介される、自殺した「もと従軍慰安婦」の、まさに路傍の石のような晩年を、女性記者は淡々と記録している。そこにあるのは「共感」とか「同情」とかの安易な言葉で表現できる感情ではない。むしろ「風圧」だ。すさまじく困難な時代を生きてきた人間、その過去をのぞきこんだときに吹き上げてくる「風圧」のようなものを、記者は記録したのである。「彼女たちはお国のために尽くした立派な人々だ」とか、「軍人よりも高給だった慰安婦はプライドを持てる職業」とか、そういうしゃべってる本人も信じていない嘘を垂れ流すやつには、とりあえず氏ねばいいのに、と言っておこう。ただ黙って、黒ぐろとした風の音に耳をすますがいい。

・・・余談ながら、靖国神社には「従軍看護婦」という名目で、うっかり朝鮮人従軍慰安婦が合祀されてしまっている、という話もある。
http://www.ch-sakura.jp/oldbbs/thread.html?id=210406&genre=sougou
ありえないことでもないだろう。敗戦時のどさくさに、慰安婦を「看護婦」ってことにしてしまおう!という軍の記録改ざんは実際にあったことらしいので。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080621/p1
興味深いことに、戦犯として死刑になった慰安所経営者も靖国に合祀されているようだ。
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-44.html
靖国としては一度合祀したものを取り消せない。それを認めれば「戦死したものはすべて靖国で英霊となる」という美しいフィクションが崩壊するからだ。ただその結果として靖国をめぐる事態はますますゴチャゴチャするジレンマもあるという罠(@∀@)

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」