▼年越し派遣村 行政支援要請へ
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013325271000.html>「年越し派遣村」は、契約を打ち切られ仕事や住む場所を失った非正規労働者らを支援するため、労働組合や弁護士で作る実行委員会が大みそかから始めました。会場の東京・日比谷公園には、全国各地から炊き出し用の食料などの支援物資が届けられていますが、1日夜までに200人を超える人が集まり、物資が足りなくなっているということです。特に、寒さをしのぐ毛布やテントが不足していて、ボランティアの人手も夜間を中心に足りなくなっているということです。このため実行委員会は、2日にも国や地元の自治体に対し、物資の提供などの支援を要請することにしています。実行委員会の関根秀一郎さんは「想定の2倍近い人が集まり、われわれの支援は限界に近づいている。国や自治体には、災害時のように物資の提供のほか体育館を開放するなどの柔軟な対応をお願いしたい」と話しています。
・・・しかしこれはすごいことじゃないのかね。(@∀@)
彼らはいま目の前で政府を動かしているのだから。
いうなれば「小さな民主主義」が始まっているといっても過言ではない。
「集まる」というのは力なのだ。
▼「暖かい」と安堵の声=行政の遅れに不満も−厚労省開放、一夜明けの「派遣村」
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009010300133
>契約を打ち切られ寮を追われるなどした元派遣社員らを支援する「年越し派遣村」に、東京・霞が関の厚生労働省講堂が開放されて一夜明けた3日、宿泊した人たちからは「暖かい」と安堵(あんど)の声が漏れた。一方で、今後に不安を募らせる人や、行政の対応の遅れに不満を訴える人も。講堂には、約250人が泊まったという。
>神奈川県内の工場で働いていた男性(39)は「公園よりは暖かく、足が伸ばせて良かった」とほっとした様子。しかし、現在の境遇や今後に思いを巡らせ、「自分がここまで落ち、さびしくてみじめ。派遣会社には、もうかかわりたくない」と話し、顔をしかめた。
>高知県出身の男性(46)は「講堂は助かるが、最初から開けてくれればよかったのに」と、やや不満げな表情を見せた。
>派遣村の実行委員会によると、同省近くの日比谷公園に派遣村が開設された12月31日以降2日までに、食事などの支援を求め、村民登録した人は322人に上った。労働や生活などの相談件数は162件を数え、世代別では30代が49人と最も多く、40代も46人という。・・・