▼性教育巡り養護学校長不当処分 都に取り消し命令
東京地裁
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-26/2008022601_04_0.html
>障害を持つ子どもたちに性教育を行っていた東京都日野市の都立七生養護学校の校長ら教職員が、都教育委員会から処分を受けた問題で、元校長の金崎満さん(60)が都に対し、降任などの処分の撤回を求めていた裁判の判決が二十五日、東京地裁でありました。渡辺弘裁判長は、処分は裁量権の乱用にあたり違法だとして都に処分の取り消しを命じました。>都教委は二〇〇三年九月に「不適切な性教育」を行っていたとして、金崎さんを処分したと発表。しかし、その後の説明では、いっさい性教育の問題について触れず、「学級編成の不適正」など別の理由を持ち出し、停職一カ月と教諭への降任の処分を強行しました。
>判決は、「学級編成の不適正」を認める根拠はないと判断。その他の理由を考慮しても処分は「社会観念に照らして重く、裁量権を乱用している」としました。
・・・
>七生養護学校事件
>東京都立七生養護学校では、障害を持つ子どもたちが自分の体をきちんと理解できるよう、きめ細かな性教育を実践。保護者からも支持されていました。この実践を自民、民主両党の都議が「過激性教育」と攻撃。都教育委員会は教材を没収するとともに、校長だった金崎満さんら教職員を大量に処分しました。
・・・「過激な性教育」を叩くことで株を上げようともくろんだ産経新聞と極右地方議員が、イケニエとして選んだのは、こともあろうに障害者のための性教育では全国的に定評のある都立七生養護学校だった。
▼(再掲)産経新聞と二人の都議は、障害を持つ子供たちへのセクハラを行ったのか?
http://d.hatena.ne.jp/claw/20050617#p2
(概要)
・七生養護学校では、父母との話し合いと了承を得て性教育の授業が行われていた。この授業は東京都の校長会による高い評価を受けていた。
・土屋たかゆき都議(バックには国家神道系カルト・日本会議)ら、および石原都知事の意を受けた東京都教委は、これを「行き過ぎた性教育」と攻撃し、どかどかと学校に乗り込んで教材を「調査」、挙句の果てに都教委が教材を押収するという暴挙に。これに随行していたのが 産 経 新 聞 記者w
・すぐれた性教育を「アダルトショップのようだ」と評した都議。どこのアダルトショップとくらべているのか。彼らには行きつけのアダルトショップがあるのだろうか。(@∀@)
・「父母からの苦情があった」というデマがネットで流布されたが、都の教育委員会もそのような事実を認めていない。
・都教委の七生養護学校への攻撃に対しては、弁護士会が「警告書」を提出。
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-February/000439.html
・・・納税者のためにはろくな仕事もしない・できない連中が、おのれの薄汚い売名行為のために、地道な実績を重ねてきた教育者に対して性的な言語を用いたイヤガラセ=セクシャルハラスメントを行った。
恥を知る日本人ならば腹でも斬ってはどうか(@∀@)と思うが、時代劇の悪代官と腰ぎんちゃくみたいな彼らにソレを言っても詮無いことだろう。
あとはせいぜい訴訟で尻の毛までふんだくってやるのがいいと思うんだけど、どうかな。