▼陸自『感謝状ください』
サマワ撤収直前、地元有力者に要請
(2006.7.15.東京新聞夕刊)
>イラク南部サマワで約2年半にわたって復興支援活動を続けた陸上自衛隊が、地元ムサンナ州州議会の議長らに対し、撤収する陸自に感謝の手紙を書くよう求める書簡=写真、共同=を送っていた事が、15日分かった。現地での評価を日本国内にアピールする狙いがあったとみられる。
>共同通信が入手した書簡はアラビア語で記され、小泉純一郎首相が陸自派遣部隊の撤収を発表する2日前の6月18日付。古瀬幹雄・第5次復興事業支援隊長が署名し、州評議会のドワイニ議長に送られた。
>書簡は、陸自支援の成果を「派遣部隊員の奮闘の結果」と指摘した上で「陸自隊員を含む日本国民に、あなたの手紙を伝えたい」 「貴方の手紙をいただきたい」 などと要請。手紙は日本メディアを通じて公表されるとして「(陸自の活動に対する)あなたの心からの支持を多くの人々がはっきりと知ることができます」と、直接的な表現を避けながらも陸自に謝意を示す内容を書くよう求めた。
>今月5日、宿営地を訪問し感謝状を手渡したサマワのマヤリ市長は「宿営地の通訳を通じて手紙を求められたと説明。一方、感謝状を送らなかったドワイニ議長は「陸自側の要請の趣旨が(直接的ではなく)よく分からなかった」と語った。
・・・
・・・日本政府のイラク派兵がなんぼのもんか、
多くの人々がはっきりと知ることができました。(@∀@)
腹芸とか行間とかは日本の伝統芸能なので、
日本を出てしまえば通用するはずもないのです。
▼紙面展望(2006年)
7月11日 まずは無事に帰国を
陸自イラク撤収をめぐる社説
成果と課題検証求める・・・
http://www.pressnet.or.jp/shimen/t20060711.htm
Immanuel Wallerstein
Commentary No. 189, July 15, 2006
"Whom Has North Korea Provoked?"
http://fbc.binghamton.edu/189en.htm