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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
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韓国版『夕凪の街 桜の国』の韓国での反響

▼ヤフーコリアで「夕凪の街」を検索
http://kr.search.yahoo.com/search?fr=kr-front&KEY=&search_go=01&p=%C0%FA%B3%E1%B6%E4%C0%C7+%B0%C5%B8%AE
▼エキサイト韓日翻訳
http://www.excite.co.jp/world/korean/web/

・・・これでおおよその内容はつかめる。
新聞記事でこの本の出版を報道したのは朝鮮日報、連合ニュース、釜山日報などで、おおむね好意的な報道。ただし釜山日報には「日本の軍国主義への批判がないことは明らかな限界」との見解もある。

▼韓国マンガファンブログ「マアサのデシデーリア(欲望)」
http://maasa.egloos.com/1006335

ブログの筆者は、大阪にいたことがあるらしい若い女性で、もちろん日本語も読める人。
去年の段階で、『夕凪の街』日本語版を入手して、ネット上で一部翻訳までしてくれたツワモノさんである。
いちばん最新の日記を見てたらボーイズラブ系漫画家タカハシマコの本、かわいい少女の表紙につられて買ったら로리만화だったの(TдT)ウワァン」
という話があって、おかしいやらかわいそうやら。(@∀@)
※로=「ろ」、리=「り」、만화=「マンガ」


この人は『夕凪の街』について、内容をきちんと読み込んだ上で高く評価している。その上で以下のような意見も書いている。
「当時の日本の上層部のために、広島・長崎では罪のない市民が殺されることになった。もし日本が自民党政府のままなら、第二・第三の広島・長崎が起こるのかもしれない。」


▼コミックプラス
→(リンク!)機械翻訳に直リンク入れておきます。

・・・この書評を読むと泣けそうになる。レビューを書いた「流民型」という人は、作品の内面に入り込んで理解しているだけでなく、マンガとしての演出の高度さについても的確に言及している。
ここには次のような内容のコメントもある。

(概要)
火垂るの墓』の主人公の父親が軍人で、軍国主義への直接的な批判がないからって、右翼アニメ呼ばわりするような人がいるけど、そういうのはよくない。野坂昭如の『戦争童話集』は、戦争に負けても戦時中の生活スタイルをやめられない人々の現実不適応を描いている。これは軍国主義とは正反対の考え方でしょう。
火垂るの墓』にも同様の描写があるけれど、韓国で『朴政権時代を美化する既得権益層』を描くとき、この方法論は応用できるかもしれないね。
なんにせよ、あまりに国家主義的すぎる考え方はやめたほうがいいし、軍国主義者と普通の市民は区別したほうがいいよ。

・・・「日本人は戦争に対して被害者意識を持っているようだけれど、俺たち韓国人にとって日本人は加害者だったことを忘れているんじゃないの?」という、韓国人からの指摘は確かに正当なものだろう。
一方で、韓国ナショナリズムを強調するあまり、日本の一般国民の戦災被害を軽視(あるいは当然視)するような見方もある。それについては上記のように韓国内でも異論があるようだ。
こういう情報は『マンガ嫌韓流』だけ読んでいては絶対に知ることができない。日本人である私としては、『マンガ嫌韓流』のような怠惰な精神を排して、こちらから進んで情報を得ていくことの重要性を実感するのである・・・
ところで「流民型」氏は、「桜の国」が題名から抜けたのは「日本色を薄めるためだろう」と考えている。どうしてもそこには「大日本帝国」のイメージが付きまとうのだろう。
ちなみに、韓国版の値段は「高め」という印象だそうだ(7000ウォン=日本円だと1000円くらいか)。
ぶっちゃけ、日本でも「本の薄さの割には値段が高い」という印象は確かにあった。もちろん、一読さえしてしまえば、そんな印象は吹き飛ぶのだが。



▼YES24(ネット書店)
http://www.yes24.com/Goods/FTGoodsView.aspx?goodsNo=1811833&CategoryNumber=001001008003
(レビュー)
>「それでも人間だけが希望だ」
>大学時代、暗くした講義室で
>先輩が手に入れてきた日本アニメ 「火垂るの墓」を見たことがある。
>原爆投下(注・原文ママ)で母を失った兄と妹の悲惨な生活。
>あまりにリアルで 衝撃的な画面にもかかわらず
>兄と妹の切ない感情が美しくて感動で泣いた作品だった。
>この作品も原爆が落ちた広島に住んている一家の話で始まる。
>1945年から 2004年まで, すべてが変わったその日から
>今日までをたんたんと描き出している。
>「火垂るの墓」のように、その当日の血なまぐさい実情を直接的には
>表現していないが、 肉体的な傷だけではない精神的な苦痛が
>今もそのまま子孫たちに持ち越されることを描く。
>マンガ本だからと軽く見ることのできないテーマと
>あちこちににじむ暖かい人間愛は、本を閉じる時にも胸を離れない。

>何よりもう一度 「人間」を考えさせる。
>パク・ノヘ氏の言葉を思い起こす。
>「人間だけが希望だ」

>世界を見渡してみるに、
>やはり人間だけが希望なのだ。

・・・大阪神戸空襲を原爆投下と間違えているのは、まあ、おくとしよう。
それでもこれは、やはりいいレビューである。


▼アラジン(ネット書店)
→(リンク!)機械翻訳に直リンク入れておきます。

・・・ここにはレビューがたくさん載っている。そしてみんなすばらしい。
このネット書店、レビューを書くユーザーは、自分で画像を貼り付けることもできるらしい。マンガを手に持って開いた状態を写真に撮ってアップロードしていたりする(もちろん写真には手が写っている)。けっこう面白いスタイルだ。

Yellowpencil のレビュー


>戦犯国である日本が、第二次世界大戦の被害国の国民として原爆被害の痛みを語るたび、割り切れない気分になる。加害国にもかかわらず被害国の顔をする日本が不当に思えるからだ。 しかしこのマンガを読んでみると、こんな考えに変化が生まれるかも知れない。広島への原爆投下によって、そこに住んでいた多くの民間人たちは、その理由さえ分からないまま命を奪われたからだ。貧しくても熱心に働いて、良い人にめぐりあい幸せな家庭を作ろうとしていた、そんな無邪気な人々が何の理由もなく、大義名分もなしに死んだのだ。特別な大望も持たず熱心に生きてゆく人々の穏かな生を、暴風のように襲った原爆の痛み。それは一世代のみで終わったのではなく、なおも進行形として見られるということを、穏かで感動的な文体で描いている。まだ終わらない戦争が存在するのだと伝えてくれている。 広島の被爆の痛みはいまだに現在進行形だ。われわれはその痛みを忘れてはいけないのだと憶えておくことにしよう。

・・・しみじみと読んだよ。(@ー@)
もうひとつ紹介しよう。この人は「こんなに薄くて軽いのに7000ウォンもするの?!」と文句を言ってたというが、内容を読んでみると評価は一変したそうだ。

ロードムービーのレビュー
・・・
>1945年、 皆実の日常を描くそれから10年後、さらにそれから年月が過ぎた、彼女の甥たちの日常。この三つの連作マンガには、戦争や原爆の直接的で露骨的な 言及や描写はない。
> 引き受けた仕事をこなし、ささやかに生きて行く人々の日常が、かすかな味噌汁の香りや雰囲気の中で描かれるだけだ。
>ところが、歴史の中で起こる、個人の選択とは無関係な出来事によって、日常がどんなふうに破壊されるのか、このマンガは本当にりつ然と見せてくれる.


> もし運が良くて100年生きてみたとしても、人生には特別なことは何もないのかも知れない。
>見知らぬ家の前を通りかかる。
>かすかに、味噌汁の香りが垣根の外に流れてくる。
>好きなラジオ番組を聞き逃さないように、足を早める瞬間。
>それらが人生のすべてのものだと、このマンガは言っているかのようだ。

・・・『夕凪の街 桜の国』は、このようにしてひとつの国境を越えた。
韓国での『夕凪の街』への反応、今後もチェックしていくことにしたい。

▼ヤフーコリア「夕凪の街」(저녁뜸의 거리)検索結果
http://kr.search.yahoo.com/search?fr=kr-front&KEY=&search_go=01&p=%C0%FA%B3%E1%B6%E4%C0%C7+%B0%C5%B8%AE
▼エキサイト韓日翻訳
http://www.excite.co.jp/world/korean/web/



「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」