▲流しの中に猫がいる写真集
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▼<つくる会教科書>愛媛の県立中学3校などが採択
(@毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050826-00000115-mai-soci
>愛媛県教委は26日、中高一貫の県立中学3校と県立ろう、養護学校の中学部で06年から4年間使用する歴史教科書に、「新しい歴史教科書をつくる会」メンバーが執筆した扶桑社発行の教科書を採択。同県立ろう、養護学校では02年から、県立中学も開校時の03年から同社の歴史教科書を使用しており、継続することに。
▼愛媛県教委扶桑社版採択 来春以降の歴史教科書
(@共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050826-00000194-kyodo-soci
>愛媛県教育委員会は26日、定例会を非公開で開き、県立中高一貫校3校(生徒数計約1440人)と県立ろう・養護学校で来春から使う歴史教科書を「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社版に決めた。
>県教委は定例会終了後に会見し、井関和彦委員長が「日本独特のすばらしい文化や歴史上の人物を多く取り上げてあり、生徒が歴史に対する関心を持てる」と採択理由を説明。「子どもたちが自国に誇りと愛着を持ってほしいとの願いを込めて選んだ」と話した。
>委員6人の全会一致で決定。議論で委員からは「事実の羅列ではなく物語風に書かれ、生徒の興味を高める」「文化、人物の記述で質量ともに他社より優れている」などと扶桑社版を評価する意見が出された。反対は全くなかったという。
・・・「『つくる会』と関係の深い知事・区長が、教育委員の首をすげかえて『つくる会』教科書を採択させ、公立学校や養護学校にむりやりねじこむ」・・・東京にひきつづき、またこのパターンか。(@∀@)
▼教科書問題:採択やり直し「考えてない」−−杉並区教育長 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050817-00000108-mailo-l13
>「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した扶桑社版の中学校の歴史教科書を23区で初めて採択した杉並区教育委員会の納冨善朗教育長が16日、区役所で会見。扶桑社版に批判的な区民らが採択やり直しを求めていることについて、教育長は「他の委員の考えを聞いていないが、今のところ考えていない」と話した。
>同区では、4年前の採択時も扶桑社版について教育委員5人の賛否が2対3に割れた。教育長は一昨年6月、扶桑社版に否定的だった当時の教育長の後任に就任し、今回扶桑社版を支持した。このため「扶桑社版を好むという山田宏区長に任命されており、採択に区長の意向が反映された」との批判があることに関しては「採択は2日にわたって各委員が考えた結果。区長は教科書のために私を任命したんじゃないと思う」と否定した。
・・・またまたぁ〜(@∀@)そんなこと言ってもねぇ〜?
資本主義のルールである「健全で公正な競争」から逸脱した、
典型的な官民癒着の出来レース、それ以外のなにものでもないね。
▼中学歴史教科書 松山も扶桑社版不採択
市教委一致東京書籍に 非公開で審議
@2005年8月25日 愛媛新聞 1面トップ
>松山市教育委員会(森山純一委員長、5人)は24日、2006年度から使
用する中学校教科書を採択する臨時会を同市三番町6丁目の市役所第4別館で
開き、歴史教科書に東京書籍版、公民に大阪書籍版を採択。扶桑社版は採択し
なかった。県内中学生の約3割を占める松山市の採択は注目を集めたが、市教
委は開催日程に加え審議も非公開とした。
>市教委は臨時会終了後に記者会見して結果を公表。市内の有識者らで組織す
る採択委員会の答申を受けて討議し、歴史、公民とも採択委の推薦通りの教科
書を全会一致で採択した、と説明した。両教科書の採択結果は前回(01年)
と同じ。
>討議内容の詳細は9月1日以降に公開するとして明らかにしなかった。また
現場教員対象のアンケート結果は「参考にとどめた」(森山委員長)とし、同
じく9月1日以降に公表するという。
・・・討議を非公開で行ったことには、情報公開の観点から愛媛新聞も批判的だ。
>日程非公開の理由を土居貴美教育長は「松山で日程を公開すると混乱や危険
が予想され、公正、公平な採択が難しいと判断した」と話したが、具体的な説
明は避けた。
・・・
>県都でもあり韓国・平沢(ピョンテク)市との友好都市交流を始めたばかり
の松山市とあって注目を集めた同市教育委員会の教科書採択は、歴史、公民と
も扶桑社版以外の教科書が選ばれた。森山純一委員長は「公正・公平な採択が
できた」と説明したが、採択日程さえ非公開とし、最後まで「密室」で進めた
手法に不信感はぬぐえない。
・・・
>ただし公式協議で、委員が十分に時間をかけて意見を交わしたかどうかは定
かではなく、今後の検証が必要だ。
>一方で会議だけでなく、日程も非公開とした市教委のやり方は、市民の視線
を完全に遮断した格好。市教委は「秩序維持」を繰り返すだけで説得力ある説
明はできていない。23日、公開で採択審議した新居浜市教委の対応とは対照
的だ。
>委員の間には「審議内容を公開してもよい」との考えもあった。「原則公開」
の法の趣旨に反し、専門家などから違法性の疑いも指摘されながら非公開を貫
いた姿勢には、土居貴美教育長や事務局の意向が強く働いたとみられる。
>一連の対応では、大義名分さえあれば独善を許してしまう前例を残し、民主
主義に支えられる教育委員会にとって大きな汚点となった。市教委は独立機関
である以上、あしき前例を将来に引きずらないよう、誠実に自己検証し、市民
に説明する責任がある。
・・・ところで、「つくる会」推進派の側では、日本会議が堂々と表面に出てきている。
>一方の推進派「教科書を改める1000人委員会」の呼び掛け人で日本会
議県本部の久松定成会長(78)は「われわれの努力が足りなかった。扶桑
社版の良さをわかる人は増えているので、戦術面を見直して長期的な努力を
したい」と述べた。
・・・もちろん、日本会議は「つくる会」の母体となった宗教的組織である。
・・・「大きな政府より、小さな政府」という、自民党・民主党から朝日新聞までがかかげるスローガンは、はたして正しいのか?
この問題をわかりやすく解説する記事。
▼小さな政府論検証シリーズ(1)「小さな公務員」論の大きな誤り
醍醐聡・東大教授 @日刊ベリタ
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=200508251149164
>小泉首相は郵政改革を9・11総選挙の最大争点にすえる選挙戦を展開しようとしている。郵政事業の民営化によって「小さな政府」を推進することが、あたかも国民のニーズに応えるものであるかのように説かれる。これに唱和する声はメディアの一部からも聞かれる。しかし、このような主張は本当に正しいのだろうか。醍醐聡・東大教授(会計学)は、具体的なデータと理論にもとづいて、郵政民営化に見られる「小さな政府論」の是非を判断するよう訴える。(ベリタ通信)
▽政府方針としての公務員削減策
▽経団連も郵政民営化を通じた公務員数の削減を要求
▽「選挙で公務員の削減を競え」とけしかけた朝日社説
▽実態は正反対──少なすぎる日本の公務員
▽郵政民営化は財政赤字の削減と無縁
▽まやかしの削減策
▽「はじめに需要ありき」こそ行政の原点
・・・「大企業には大きな政府、国民福祉は小さな政府、はたしてそれでいいのか」というのは、日本共産党の国会質問で登場した名文句だ。同党の選挙におけるキャッチコピーは、正直いって死ぬほどダメだが、上記の言葉は現実を反映しているし、きちんとツボをついている。
・・・amlより情報入手したのでメモ。
▼外務省プレスリリース:
「わが国中学校歴史教科書の外国語翻訳およびホームページへの掲載について」
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_0823a.html
▼外務省 Japan' Middle School History Textbooks
http://www.je-kaleidoscope.jp/
・扶桑社の教科書は近現代の第四、五章が中国簡体字とハングルで掲載
・PDF版だが図表や写真は除いてある
▼(報道)「日本の中学歴史教科書、中韓両国語で公開 HPで外務省」
(@朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0824/007.html
▼(報道)「歴史教科書を中・韓国語に翻訳=HPで24日から公開−外務省」
(@時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000098-jij-pol