・・・上記の言葉は、昨日の 8月3日のコメント欄に書き込まれた、匿名の荒らし 書き込みからのものである。
インターネットという文明の利器に接続していながら、この人物がかくも面白い宗教的信念を持ち続けていられるというのは、非常に奇妙で興味深いことだ。
ところで、このような宗教的信念に対して、「常識ある社会人」であるあなたは、どのように対応すべきだろう?(@∀@)
(1)気に留めず、すぐに忘れる。
(2)世界経済をめぐる現実を教えてあげる。
「日本政府は、いまや中国がアメリカを抜いて、日本の最大の貿易相手国になったことを認めているんだよ。一方で、日本は中国の最大の貿易国の座から滑り落ち、2004年には欧州連合、米国に続く3位になっているんだよ・・・。
http://www.fpcj.jp/j/mres/japanbrief/jb_23.html
・・・君が望んでいるような戦争は起こらない。これからもずっと。」
(3)アメリカ経済にとって中国市場の持つ意味を教えてあげる。
「アメリカ経済にとっていまや中国は不可欠のファクターだ。というのも、
・ウォルマートをはじめとする米企業にとっては、10億を越える市場はあまりにも魅力的だし、
http://www.asahi.com/international/update/0822/013.html
・いかにアメリカの対中赤字がふくらもうが、在中アメリカ系企業は自社製品の「対米輸出」をやめたりはしないだろうし(やめるとアメリカ国内の消費者物価がハネあがる)
・中国の米国債購入による買い支えがなくなるのはアメリカ政府としても困るわけで、
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/china/news/20050724ddm008020151000c.html
けっきょくいまやアメリカは中国なしじゃ生きられない体になってしまったんだ。相互依存関係だね。
・・・そのような世界では、君が望んでいるような戦争は起こらない。これからもずっと。」
(4)とりあえず、軍事問題についての根本的な問いを投げかけて反応をみる。
「それで、日本にどれだけ軍事力があったら、中国と対等になれるのかね?」
・・・あなたなら、どうしますか?(@∀@)
私のおすすめは、とりあえず(1)です。
この場合、あなたがいかに懇切丁寧な説明をしたところで、それはあまり有意義な結果をもたらしません。
宗教的信念の持ち主にとって、事実や現実などというものは、何の意味もないからです。
・・・人生は短いのだから、あまり無駄なことに費やしたくはないものです。