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▼戦争のオカルト話 Mk.II
@2ちゃんねるオカルト板
http://piza2.2ch.net/occult/kako/993/993202628.html
前スレ
http://piza.2ch.net/occult/kako/988/988130633.html
・・・幽霊談のたぐいは一切信じないのだが、「現実に存在した事件や感情が、受け入れ可能な形式としての噂話や妖怪談として口承される」という京極夏彦的なスタンスからすれば、この辺の話は興味深い。
『学校の怪談』を収集した童話作家・松谷みよ子は、同様に『軍隊の怪談』を集めていたこともある。
▼松谷みよ子『現代民話考〈2〉軍隊・徴兵検査・新兵のころ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480038124/
『現代民話考〈6〉銃後・思想弾圧・空襲・沖縄戦 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480038167/
・・・創作されたものとしては、これが白眉だった。
▼松谷みよ子『ふたりのイーダ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062611554/249-6231163-5582734
・・・今週の『国境を駆ける医師イコマ』で、「日本人は戦争といえば原爆や空襲を思い浮かべるけれど、世界のほとんどの戦争は、民兵が民家のドアを蹴破り、男は殺して女は犯し、金目のものはポケットへ・・・そんなのがほとんどだ」というセリフがあった。(もっとも、イラクの場合は米兵がそれに近いことをやるから始末に負えないが。)
ヤマもオチも意味すらもなく、度を越して残虐な現実の出来事。それがいずれ時をへて、人々に受け入れ可能な形態=怪談になるのだとすれば、世界中の紛争地域では、今まさに無数の妖怪が誕生しつつあるのかもしれない。
▼南京事件に関する噂
http://www.manekineko.ne.jp/s32311/ul/nanking.html