▼桃色ゲリラショーの絵葉書(冒頭イラスト)
・・・さきの19日に両国で行われた『桃色ゲリラショー』にあわせて、絵葉書を寄付してみた。いや勝手にキャラデザしてポストカードに仕立てて会場に100枚ほど送りつけただけだけど。
ほんとはもっと『プリキュア』風のイラストを起こしてウケを狙おうとしたものの、時間がないのでアリモノのイラストをリサイクル。ロゴを組み合わせて「さあプリントだ」と思ったら、なんだこの不健康な肌の色は?!・・・あたりまえだがモニター上の画像と印刷物は別物。なかなか思うような発色がしないので泣けそうになる。とりあえず見られる程度に色を直して、あとはもう自動で印刷。大急ぎで袋に詰めて箱に入れて宅急便で送ろうとコンビニへ。ああ、しかし、こんな日に限って現金が財布に入ってない。キャッシュディスペンサーを求めてウロウロ、やっと発見したと思ったら、俺の持ってるネット銀行のカード使えないじゃん!おっと、ゆうちょカードいけるのか。じゃあそっちから金おろそう。分散して預けといてよかった!みたいな軽いドタバタを経てついにヤマト運輸で発送。ふう。
しかし、送った翌日、「いやまてよ、きちんと会場の担当者に話を通しておかないと受け取り拒否されるかもしれない」と思って、googleで荷物の検索してみた。案の定、ヤマト運輸両国4丁目支店に「持ち帰り」になってるじゃん!ああ・・・しょうがない、『お江戸両国亭』に電話して、受付のじいさんに話をつけた。「マスヤマさんて女の人が夜の部で公演するはずですから、ヤマトから荷物が届いたら受け取って、彼女に渡しといてください」「あいよ」・・・これで一安心。
もうちょっと仕込みを早くからしておくべきだな>自分。
世の中には「必要なタテマエ」というものがある。
たとえば人権の擁護というものがいかにめんどくさいものであろうとても、だ。人権がない社会はなお住みにくかろう。
放送における「政治的公平」がたとえ法のとおりに守られていないとしても(それは重々承知している。渋谷の拉致被害者はいかに報道されたか、あるいはされなかったか?を見よ。ヨドバシカメラ派遣社員殴打事件はどうか?)、この条項がない場合の放送はなおフェアネスを失うだろう。
▼放送法:自民が改正を検討 政治的公平の削除狙う
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040720k0000m010134000c.html
>自民党が、メディアの政治的中立を定めた放送法を改正する方向で検討を始めた。同法の「政治的公平条項」を削除し、党の見解などをアピールする専用チャンネルを設けたり、特定の政治的立場にある放送局でも新規参入を認めることが狙い。8月中にも放送法改正案をまとめ、秋の臨時国会に議員立法での法案提出を目指す。公明党にも同調を呼びかける考えだ。
>政治的公平条項がなくなれば、政治報道は各局の自由裁量になる。米国では87年、視聴者が多様な意見に接触する機会を確保するため、連邦通信委員会(FCC)の規則から「公正原則」(フェアネス・ドクトリン)を削除。各局は原則として政治的中立性にとらわれずに報道できるようになっている。
>政党間で格差も 同条項を削除すれば、将来、各党が独自の広報チャンネルを開設することは可能だ。しかし、7月の参院選でも社民党が資金不足などから、テレビCMを制限しており、専門家の間では「日本で放送局を新設できるのは、大企業や大政党に限られてしまう」と、政党間格差が広がりかねないとの懸念が根強い。
・・・おいおい、今ですらマスコミは「二大政党制」を演出してきたのに、これで規制が外れたらどうなると?
規制を外してアメリカがどうなったかは以下参照。
▼町山智浩アメリカ日記
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040308
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040715