▼「人質救出送らせた外務省の大失態 ヨルダン人に調査依頼、拘束されパニック スンニ派イラク人は政府の『礼儀知らず』に怒り心頭」(日刊ゲンダイ2004.4.20.)
>バグダッドで取材中のジャーナリスト・橋田信介氏がこうリポートする。
>「最初の3人の人質事件で、武装グループから『24時間以内』の解放声明が出てから、3日以上も時間がかかったのは、ひとえに政府の責任です。武装グループは米軍がファルージャを包囲していたため、人質をバグダッドに出す方法がなかった。ナント、その時、アンマンの『現地対策本部』に頼まれたヨルダン人の“スペシャルチーム”が医療団体に化け、ファルージャ入りした。ところが、途中で小隊がバレて1人が拘束され、余計に現場を混乱させた。そのために解放が遅れたのです」
>捕まったヨルダン人は今も解放されていないという。
>「よその国の人間を、見知らぬ土地に派遣して情報を探らせるというのだから、まったくバカというしかありませんよ。政府がどのくらいの金額をヨルダンの自称・救出チームに払ったかは不明。現在も拘束中のヨルダン人の解放に、かなりの金額を積むことになるでしょう」(橋田氏)
>5人を救出したイスラム聖職者協会のクバイシ師もカンカンだ。キチンと謝意さえ述べなかった日本政府を「人質が解放されず、誘拐、殺害された方がいいと思っているんじゃないか」と皮肉っている。
・・・今の段階で「橋田さんがイラク人に撃たれた」と決めてかかってる人は、自らの偏見を自覚してください。
イラクで銃を持っているのはイラク人だけではない。
・・・「橋田さんの奥さんが取り乱してないから立派だ」とか言う人は、自らの偏見を自覚してください。
それは「被害者の家族が毅然としていれば立派だが、取り乱すなら見苦しい」という価値観です。
「世間にどう見られるか」を「肉親の情」よりも重要視するイデオロギーです。
どのみち家族にしてみれば、平気なわけがないでしょう。
・・・その後のニュースで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040529-00000016-nnp-kyu
運転手の証言が。しかしまだくわしいことは何もわからない。
何も断言できないときには、断言しないだけの忍耐力を。
悲嘆に暮れる日にも、なお先を読む意志と力を。
▼【絵本】戦争のつくりかた
(byリボン・プロジェクト)
http://www.ribbon-project.jp/book/
・有事法制の危険性を、子供にもわかるレベルで示す絵本。配布フリー。
印刷できるPDF版、閲覧自由なweb版などがある。
▼【FAX・メール】有事法案強行に反対するアクション
(byリボン・プロジェクト)
http://www.ribbon-project.jp/yuji/action0519.htm
>各党本部(特に自民党、公明党、民主党)、そして地元の参議院議員に、安易な採決をしないよう要請するファックスを集中させましょう。
メールでもOKですが、ファックスの方が断然効果的です。
>自民党本部FAX:03-5511-8855 公明党本部FAX:03-3225-0207
>民主党本部FAX:03-3595-9961
>民主党岡田克也党首FAX:03-3502-5047>メーリングリストやホームページでアクションを各方面に呼びかけてください。
>全国各地からファックスを送りましょう。
>テレビで放送されていないので、議員たちは国民が何も知らないと思っています。みながチェックしていることを知らせましょう。>「何にも明らかになっていない、こんなに危険な(大事な)法案をこんな審議不十分の状態で採決しないでほしい」に類した短い文面、強いメッセージを送ってください。できれば鉛筆、マジックなど手書きがいい。
>相手の感情、相手の信義に訴えるようなものを優先してください。細部にわたる細かな指摘は二の次。多くの個人からファックスが来たという実感を与えることが大切。継続審議を求める切実な思いを伝えましょう。>以下、短いメッセージの例をリストアップしますので、これらを参考に自分の関心にあるものを自分のことばで書いてください。リストを羅列することのないようにお願いします。
(略)
■各テレビ局に、こんな重大な法案を取り上げないのはおかしいと
ファックスと電話、メールで働きかけてください。
http://www.geocities.com/ceasefire_anet/tv.htm■参議院議員やマスコミに一斉メールできるプログラムもあります。
http://peacefamily.or.tv/rescue3/■チラシをつくって、みなさんにお知らせしてください。
各種チラシは以下のサイトから自由にダウンロードして印刷できます。
http://www.ribbon-project.jp/yuji/shiryo.htm