▼ウェブログ『回虫』より
http://d.hatena.ne.jp/tzetze/20040225
>では、自衛隊を巡って、具体的にできることはないのだろうか?まず、イラクに派遣されたから「無事を祈る」話が出てきたのだから、これ以上の派遣を阻止し、派遣された人々は一刻も早く帰ってきてもらえるよう働きかければいい。例えば、自衛隊イラク派兵差止北海道訴訟は弁護士有志の手弁当でやっていて募金を募集しているから、それを支援したっていいし、イラクへの派兵に反対する署名だって2004年2月15日までやっている。また、憲法改悪反対署名運動というのもある。さらに、例えば毎日新聞2004年2月4日東京朝刊の記者の目には、斎藤義彦記者が現地を取材して、義のない派兵を止めて勇気ある撤退をすべきという正論を書いていたりするから、そうした記者に激励の手紙やメールを送ることもできる。
>こうやって考えてみると黄色いハンカチやらリボンを掲げたり結んだりしするまえに、「本当に自衛隊員のことを心配する」ならば、色々やることはあるように思えるんだけれど・・・・・・。だから、そうしたことをせずに黄色いハンカチやらリボンを掲げたり結んだりしていることは、本人の意識はどうであれ、単に「自分たちは本当に自衛隊員のことを心配している」という自己陶酔に浸りたいために自衛隊の派遣が必要でそれを自分の陶酔のために利用/消費しているように見えるし、現実にそのように認識されざるを、得ない。