選挙が終わると海の向こうで戦争が始まる
・・・11月7日で、『グランプリ』は開始より13日経過。
いただいた情報を追加、『イヌxワン』HPを更新。
・いぬぶし日記、やっと更新されるも、
▼[企画]『イヌxワン グランプリ』
http://motomiya2.hp.infoseek.co.jp/inu-wang%20OFFICIAL%20WEB%20SITE.htm
時間無制限デスマッチ・いぬぶし秀一x王毅!
テーマは『 南 京 大 虐 殺 』!!!
※c/w 捏造文書「ヒミツの大計画!」にまつわる、「ちょっとイイ話」。
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/98044/
「南京大虐殺がないという強力な証拠」はいまだ提出されず。(@∀@)
じゃあ、なにを日記に書いているのかと思えば、外国人参政権への陳腐な反対意見だったり、
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98044&pg=20041028
区議会議員による「海外視察」へのハンパな批判だったりする。
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98044&pg=20041028
(「せっかく出かけたのだから、区政に役立つ有意義な視察と、旅の安全を祈りたい」が結論)
・・・要するに「南京大虐殺がなかったという強力な証拠」というものを、資料の名前だけでも何でもいいからヒトコト書けばいいものを、それすらできないでいるわけだ。
だめじゃん。
・・・ちなみに外国人参政権に関しては、聞き飽きた反論ばかりでヘキエキする。
こういうのも考えてみちゃどうだろう
▼[NGO][アクション][ウェブ署名]IST請願の会
http://www.kouenkai.org/ist
・成人の二重国籍容認を求める請願運動。
>私たちは単に外国籍であるという理由で辛い目に遭っている家族や、
>重国籍を持つ子供達のために、重国籍を容認する法改正を求める
>活動を行っています。
※Webから署名出来ます。
▼[NGO][アクション][郵送署名]グローバル市民権ネット 二重国籍容認キャンペーン
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4037/
▼[ニュース]すべての外国軍撤退を イラク失業労組・ジャバールさん、講演のため来県 /奈良@毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041106-00000245-mailo-l29
>ジャバールさんは、米国とイスラム過激派について「米軍は治安安定を掲げてイラクに来たが、実際はテロを誘発している。一方、過激派は国民のためでなく、自分達の利益のためにテロを繰り返している」と双方を批判。香田証生さん殺害事件について「(イラク人として)申し訳ない」としたうえで「反人道的な活動をやめさせるには、すべての外国の軍隊を撤退させるしかない」と述べた。夜には奈良市内で講演し、活動への理解を呼び掛けた。
▼[ニュース]【速報】米軍がファルージャ突入作戦開始と伊紙が速報!
>イタリアの有力紙「コッリエーレ・デッラ・セーラ(Corriere della Sera)」が「米軍がファルージャへの突入作戦を開始したと速報している。・・・
(via『低気温のエクスタシー・ハードバージョン』
http://blog.melma.com/00111843/20041107030533)
▼[アクション][イベント]香田さん追悼、イラクからの自衛隊撤退を求める市民集会
http://www.bbnowar.org/2004-1107.htm
〜12月14日は自衛隊をイラクから撤退させる日です!〜
◆日時◆ 11月7日(日)13時〜集会 14時〜デモ
◆会場◆ 渋谷・宮下公園
◆主催◆ アジア太平洋平和フォーラム(APPF)
◆連絡◆ 080−3126−4001
>2人の外交官、2人のジャーナリスト、1人の若者の死にも関わらず、小泉内閣は、自衛隊のイラク派兵を正当化し、派兵期限の延長を行おうとしています。市民の側から占領強力反対!派兵期間延長反対!の声を上げていくため、上記集会を開催いたします。参加は自由です。手製プラカードや鳴り物をもって、ぜひ参加してください。
・・・次のブログはヤプログにしようかな(@∀@)
▼[萌え]しょこたん☆ぶろぐ@ヤプログ
http://yaplog.jp/strawberry2/
▼[バカ]中川翔子イラスト集
http://www.geocities.jp/shocotan0505/illust/illust.html
・・・またしても放送禁止歌の仲間いりだ!(@∀@)yeah!
▼「渋さ知らズ」のシングルCD『自衛隊に入ろう』
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1891740
地底レコード 1000円(2004.2.2発売)
amlより引用。
・・・ネットでもやるといいね。
▼[アクション]「イラク自衛隊期間延長スル?シナイ?市民の手による意見投票!」>与党内部から、自衛隊のイラク撤退論が公然化しつつある状況下、いう取り組みが、各地で行われています。
>東京でも今日は渋谷でやり、明日も別の場所でやります。
>投票結果のほか、賛成、反対の理由などもこれからアップロードされていきますので、HPにご注目ください。
>http://members3.jcom.home.ne.jp/support-sdf/
>勝手連的に各地で同様の取り組みが広がりますように。
・・・きのうのコメント欄より。情報提供多謝!
群馬県から取れたてのレタスのように新鮮なニュースが!
・・・もはやそれは「平和教育」じゃないな。
▼太平洋戦争開戦に肯定的な教材を配布 @上毛新聞
http://www.raijin.com/news/sat/news10.htm
>高崎市内の中学校で七月、国語の教諭が「平和教育」の補助教材として太平洋戦争開戦をやむを得なかったと、とらえる内容の文書を二年生の全クラスに配布していたことが五日、市議会教育福祉常任委員会で明らかになった。
>配布されたのは「教科書が教えない歴史 おじいちゃん、それ本当なの?」「日本って、そんなに悪い国だったの?」などの表題が付いた三種類の文書教材。
>その内容が「戦わなければ日本人も白人たちの奴隷になっていただろう」など、「歴史の一般的評価からかけ離れている」ことから、同委員会で一部委員が「きちんとした対応を」と市教委に指導を求めた。
>同校によると、文書教材は夏休み前の七月、国語の時間で「平和について」の授業に使用するため、二年生の全クラス(三クラス)の生徒に配布された。配布直後、一部父母からも内容を問題視する声が上がった経過もあったという。
>同校長は「(同教諭は)平和にはいろいろなとらえ方がある、という資料として使ったと言っている」と説明した上で「教育は中立でなければならない。誤解を招いた点については配慮が足らなかった」と述べた。市教委は「(文書教材の)内容と、どのように使ったかを調べ、指導すべき点があれば指導したい」としている。
校長のコメントも、「誤解を招かず配慮が足りてればOK」と言ってるように聞こえるが、ま、それはさておき。
いったいこの先生は何を元ネタにしたのか、が興味あるところ。
それではここで、この先生が教えない群馬県の歴史を教えよう。
関東大震災(1923年)における、自警団の朝鮮人虐殺事件だ。
関東大震災における朝鮮人虐殺:群馬県の事例も
当時、政府機関や警察は、朝鮮人を「反乱の恐れあり」と決め付けて拉致・監禁する事件を引き起こしていた。まるで911以降のアラブ系アメリカ市民の不当逮捕を見るようだが、ことは拉致・監禁では終わらなかった。
・・・こうした政府の動きにあおられた「自警団」は、朝鮮人を街中で拉致して警察に連行し、あるいはその場で暴行・虐殺した。政府が朝鮮人への弾圧を緩和し始めても「自警団」の暴発はおさまらず、ついには警察署を襲撃してまで逮捕された朝鮮人を殺すようになった。横浜、本庄、寄居町(埼玉県)、そして群馬県の藤岡警察署でも、そのような事件が発生している。
▼「朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」の記録
http://www1.jca.apc.org/aml/9710/6354.htmlあるいは
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/memo/23294.htmlを参照。
>また前出の高田さんも、軍隊が朝鮮人虐殺を始めたときの民衆のようすを
語っている。
・・・
>それから朝鮮人殺しが始まりました。兵隊が殺したとき、みんな万歳、万
歳をやりましたよ。殺されたところでは草が血でまっ黒くなっていました」
・・・
>機関銃での大量虐殺を見ていたというのは大川さん(仮名)、当時24歳
だった。(遺骨)試掘の時、河川敷に来て、話してくれた一人である。
>「22,3人の朝鮮人を機関銃で殺したのは旧四つ木橋の下流の土手下だ。
西岸から連れてきた朝鮮人を交番のところから土手下におろすと同時にうしろ
から撃った。一梃か二梃の機関銃であっというまに殺した。それからひどくな
った。・・・
▼<関東大震災>朝鮮人ら虐殺で新資料見つかる−−東京都公文書館@毎日新聞
97年1月19日
http://www1.jca.apc.org/aml/9710/6354.html
>1923(大正12)年9月1日の関東大震災直後、6000人以上の朝鮮人らが虐
殺された事件に関連し、当時の陸軍省関東戒厳司令部が極秘にまとめた兵器使用の調査
表が東京都公文書館に保管されていることが19日までに分かった。朝鮮人を中心に約
280人の虐殺について実行部隊、兵器使用者、殺害方法などを詳細に記録しており、
専門家は「これまで朝鮮人虐殺には不明な点が多かったが、軍の行為を明確に裏付けた
貴重な資料」と評価している。
調査表は「震災後警備ノ為(ため)兵器ヲ使用セル事件調査表」と題され、漢字と片
仮名で武器を使用した20件を記録している。・・・
▼横網町公園「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」
http://yutaka901.web.infoseek.co.jp/page02fx05.html
藤岡署では自警団は猟銃を持ち出し、朝鮮人を射殺・惨殺。さらには「自警団側は電燈線を切断し、警察署を真暗にし、瓦礫を投じて署内の窓ガラスを破壊して闖入し、公文書の一部を焼棄する等のあらゆる暴虐を逞(たくまし)うした」と言われる。この暴徒の鎮圧には軍隊の出動が必要であった。
▼山田昭次『関東大震災時の朝鮮人虐殺と現代』
http://www1.jca.apc.org/aml/9902/11145.html
>群馬県藤岡署にも9月5日、藤岡の自警団がおしかけて署内に留置中の朝
鮮人16名を惨殺し、6日には警察署と署長官舎に乱入して器物を破壊した。
>断っておくが、私は荒川の四ツ木橋や小松川で習志野騎兵連隊が機関銃で
朝鮮人虐殺をしたことや、9月1日から2日頃、政府、県、郡、町村当局、警
察などが朝鮮人暴動のデマを流し、自警団結成を促したことを無視して上記の
ような民衆の行動を非難しようとしているのではない。
>デマを流し自警団結成を促した治安当局も3日から「鮮人の大部分は順良
にして、何等凶行を演ずる者無之に付、濫りに之を迫害し、暴行を加ふる等無
之様、注意せられたく。又不穏の点ありと認むる場合は、速かに軍隊、警察官
に通告せられ度し」(9月3日警視庁公告)と、民衆が国家権力の統制からは
み出して「良鮮人」と「不逞鮮人」の区別なく殺害するのを抑制する処置を取
り始めていた。
>国家権力にしてみれば、無差別虐殺が引き起こすであろう朝鮮民族の反撃
の増大や国際世論の非難を恐れたのであろう。
>しかし、民衆はそうした思惑を働かせる地位にはなく、国家によって植え
付けられた国家理念を純粋に表現して行動する。それだから、民衆には国家権
力の思惑からくる朝鮮人対策の転換は変節に見え、彼らを怒らせた。
>9月6日の本庄署襲撃事件も、この日に署長が一般大衆は朝鮮人に手を出
すな、と言ったことに原因があるらしく、群衆は「今までたのむたのむといっ
ておきながら、何事だ」と怒って襲撃に及んだという。
>9月6日の第二次藤岡事件の原因も、「吾々が苦心して捜査同行し来たれ
る鮮人を漫然釈放する如き警察に鮮人を任せ置く能わず」という警察に対する
民衆の不信と怒りから起こったのである(『上毛新聞』1923.10.28)。
この歴史上の事件から、どのような教訓が引き出せるだろうか?
・・・「昔っから嫌韓厨ってのはサイテーだな」?いや、そういうことじゃなく。
広い意味での「教育」のあり方しだいによっては、「ごく普通の人間」であっても、こんなにも不寛容で狂気に満ちた存在になれるし、そんな自分を正当化してしまう、ということだ。
一方的な情報しか与えられない状況下では、「ごく普通の日本人」が、民族浄化めいた大殺戮を引き起こしうる、ということだ。
『教科書が教えない歴史』は、「朝鮮人を救った日本人もいた」という・・・。
たしかにそういう奇特な人々もいただろうが、だからどうだというのか。
・・・警察署を襲って朝鮮人を殺した人々は、さぞや自国に誇りを持つ「愛国者」であったろう。美しき日本を汚す「不逞鮮人」を殺すことに何のためらいもなかったろうし、少しでもそれをかばう者は警察官といえども許しがたい存在だったのだろう。
▼「痛恨の歴史」を「美談」にしたてあげて引用した藤岡信勝『教科書が教えない歴史』に
引用元の著者が痛烈な批判。
http://www.han.org/a/half-moon/hm046.html
しかしながら、いま現在の日本で同様の事件が大規模に発生しうるかといえば、そんな条件はまずない。それはやはり太平洋戦争による「大日本帝国滅亡」の帰結であるし、肯定すべきことではないのだろうか。
・・・といったことを、群馬県の「自由主義史観」先生に教えてあげたいが、
まあ聞きゃしないだろうね(@∀@)
がんばれ子供たち。バカな大人のまねをしちゃいかんぞ。