▼「愛情ホルモン」オキシトシン、吸引実験で自己民族を優遇する傾向強まるWIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/201101/2011011422.html
>ホルモン『オキシトシン』は、愛情や信頼などの感情を呼び起こすとされている。しかし、このほどオキシトシを男性被験者に投与した実験によって、この化学物質の「負の側面」が明らかになった。被験者らのエスノセントリック(自民族中心主義)な傾向が増したのだ。・・・
>「オキシトシンに関するこれまでの研究は、バラ色の楽観的なイメージを作るものだった。しかしわれわれは、進化を生き抜いて来た人間の神経システムが、人に、見境無く他人を 愛するようにさせるという見方は奇妙だと考えた」と、アムステルダム大学のCarsten De Dreu教授は語る。「今回の研究で、オキシトシンの影響下では、同じグループに属する 仲間への優遇が増えることを確認できた。これは、裏を返せば、自分のグループに属さない人を排除することでもある」・・・