高峰秀子
>「浮雲」「二十四の瞳」など数々の名作映画に主演した俳優の高峰秀子(たかみね・ひでこ、本名・松山秀子)さんが28日、肺がんのため東京都内の病院で死去した。86歳だった。葬儀は近親者だけで行った。喪主は夫の映画監督松山善三さん。
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>当時の代表作には、日本初の本格的カラー映画「カルメン故郷に帰る」(51年)、島の分校の女性教師を演じた「二十四の瞳」(54年)、男と女の深い業を重厚に描いた「浮雲」(55年)、灯台守夫婦の物語「喜びも悲しみも幾歳月」(57年)などがある。 ・・・
http://www.asahi.com/obituaries/update/1231/TKY201012310202.html
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・・・俺としては日本最初のカラー映画『カルメン故郷に帰る』での高峰秀子が忘れられない。
田舎から都会に出てストリッパーになった娘(本人はストリップを「文化」で「芸術」だと強弁)が、故郷に帰ってきて巻き起こすノンキな騒動を描くコメディ映画。「文化」や「芸術」という言葉のあやふやでいいかげんなことは当時も今も変わらない。もちろん「有害文化」(むかし風に言えば「俗悪文化」)という言葉についても同じことが言えるが。
若々しい高峰秀子と小林トシ子は今見ても夢のように美しい。彼女たちに見とれるおっさんたちのあほづらも一見の価値がある。(@∀@)