日米安保条約をガチで題材にしたアメリカ映画がやってくる
・・・これはおもしろそう(@∀@)
▼日本に米軍基地は必要か?「二度と戦争はしたくない」日本人の心の抵抗描く
http://www.cinematoday.jp/page/N0026141
> [シネマトゥデイ映画ニュース] 10日、六本木の森美術館で、映画『ANPO』公開記念トークイベントが行われ、リンダ・ホーグランド監督、そして本作に出演している写真家の石内都、画家の中村宏が登場した。
>宣教師の娘として日本で生まれ育ち、黒澤明監督作品をはじめ、数多くの日本映画の字幕を担当し、映画『TOKKO-特攻-』ではプロデューサーを務めたホーグランド監督。『ANPO』では、そのいかにもアメリカ人というルックスながら、流暢(りゅうちょう)な日本語を話す彼女が、1960年の安保闘争と言われた激動の時代を、その時代を生きたアーティストたちがどのように表現したのかという観点から描き出している。
>1960年当時の岸信介政権の下で、強行的に改正された日米安全保障条約だが、「二度と戦争はしたくない」という思いから多くの市民が安保に反対したにもかかわらず、その願いはかなわず、市民の間には挫折や敗北感に支配されていた。・・・
>本編中には、日本に駐留するアメリカ兵が、怒りの表情で「カメラを回すな」とすごむシーンがある。ほんの10秒くらいのシーンだが、ホーグランド監督によると、このシーンがアメリカ人には衝撃だったらしい。「彼らは後ろめたさがあるから、カメラに関する意識が高いんです。だからすぐにああいう発言が出るんです。これをわたしの友人に見せたら、『今だに進駐軍なんだね』とものすごくショックだったようです。飛行機が爆音を上げて低空飛行するシーンなども、アメリカ人はああいう映像を見られないんで驚いてましたよ」と明かし、これから映画祭などで世界の人々に見せるのが楽しみだと話していた。
>そんな流れから、日本に米軍基地は必要かと聞かれたパネリストたち。沖縄から帰ったばかりだという石内は「わたしは反対です」ときっぱり。「基地を作るべきかどうか国民投票をして、一番賛成が多かった県に基地を作ればいいと沖縄の人たちは言っていました。日本人は基地についてリアルに感じていないんです」と話すと、会場からは大きな拍手が沸き起こっていた。
>本作では、この問題について結論を出すのではなく、問題を提起する形となっている。改めて日本とアメリカとの関係を考え直す機会になるのではないだろうか。
>映画『ANPO』は9月18日より渋谷アップリンクほか全国順次公開