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『ギャラクティカ』という楽しい拷問 その1

・・・私は今、じつにすがすがしい気分である。今年の仕事は一段落した。クリスマスは予約済み。そしてついにギャラクティカのDVDを第3シリーズまで見終えたから(@∀@) 
 ここしばらく、仕事から帰ってくると、TUTAYAで借りた『ギャラクティカ』ばかり見ていた。日本語版をレンタルで見ていたのだが、第1シーズン『起』で8巻、第2シーズン『承』で10巻、第3シーズンで10巻ある。これを見るのは一種の拷問だ。見るのがやめられないからだ。
 で、せっかくだから『ギャラクティカ』について何か書いておこうと思うのだが、これがなかなかむずかしい。下手に感想を書くとネタバレになってしまう。深刻なネタばれのないように書くつもりだけど・・・
ネットで『ギャラクティカ』を検索しないように。深刻なネタバレがけっこうあるぞ!(@∀@) 検索するならせめて第1シリーズ第1巻を見てからにしなさい。ネタバレは人生の敵だw


・・・あらかじめ断っておくと、『ギャラクティカ』(2003年)は1978年のアメリカのテレビドラマ『宇宙空母ギャラクチカ』をリメイクした作品だ。『ギャラクティカ』も『宇宙空母ギャラクチカ』も、おおよその筋書きは共通している。「12の植民惑星に進出した人類が、サイロンと呼ばれる機械の軍勢に攻撃されて壊滅し、生き残った人々が地球をめざして船団を組み、脱出を開始する。」ただこれだけ。
 これだけ読むと「子供向け?」と思われるかもしれない。たしかに往年の『宇宙空母ギャラクチカ』は、正直いえば「ゆるい」特撮番組だった。なにしろ敵のロボット兵ときたら、人間が入っているのがまるわかりのギンギラなプロテクター姿だし、宇宙空母ギャラクチカときたら、表面のディティールを出すために戦車や装甲車や戦闘機のプラモを分割して貼り付けたシロモノだし(マニアによればプラモのメーカーまで特定できるというw)、今から見れば相当に安い感じがする。
 それもまあ仕方がないといえば仕方がない話で、このドラマは前年に発表された『スターウォーズ』(現在では「エピソード4 新たなる希望」と呼ばれる章)が大人気になったものだから、その人気をあてこんで作ったSF映像作品のひとつだからだ。「とにかく表面のデコボコした宇宙船が光線兵器を撃ち合う映像を入れとけばいいんだ!」という間違った信念のもと、世界各地でそういう作品が作られた。日本でも『惑星大戦争』や『宇宙からのメッセージなどという黒歴史が生み出されていることは特筆しておきたい。しかもこれらは『宇宙戦艦ヤマト』の便乗作品でもある・・・
 話をもどそう。
 ところで『ギャラクティカ』は、まったく子供向けではない。
 たとえば、庵野エヴァンゲリオン』秀明監督は、2003年からアメリカで放映されたこのドラマについて、あるイベントで「911以降のアメリカの現在を描いている」と言った。「アメリカがイラクにやったことを、こんどは人類がサイロンにやられる話」だとも。もちろん、そのような側面は確かにある。
 『ギャラクティカ』第1シリーズ第1巻は、3時間を超えるプロローグであるが、そこでは圧倒的な「壊滅」のイメージが示される。ある日とつぜん、人間の住む各惑星の都市への核攻撃が始まる。星の表面を爆風が往復する。政府はまるごと蒸発し、たまたま生き残った閣僚の一人が臨時の「大統領」となる。「大統領」は市民をありあわせのさまざまな宇宙船に乗せて脱出を試みる。みな財産も何もかも捨てて逃げる逃げる。船団を救うために、逃げ遅れたものは見殺しにするしかない。その悲惨さは、まるで1945年、日本へと向けて荒野を逃げ続けた満州開拓団のよう・・・
 一方、退役寸前のオンボロ宇宙空母(※)ギャラクティカと、退役寸前の軍人アダマ艦長は、皮肉にも退役寸前だったがゆえに奇襲の被害をまぬがれる。このギャラクティカと多数の民間船が、最後の人類の船団を組んで、今やどこにあるかもわからない伝説の惑星「地球」を探すことになる。

※いま「空母」と言ったが、作中ではギャラクティカは「バトルスター」という造語で分類されている。まあ確かに艦載機が山ほど積んであるので「航空母艦=空母」でも間違いではないが、でかい主砲やミサイルも積んでいるので「航空戦艦」じゃないの?という意見もある。

 これが第1シリーズ第1巻のあらすじだ。(ここまではDVDのパッケージにも書かれている内容なので、特にネタバレはない。)物語は洪水のように始まる。ここですでにこの作品のテーマは提示されている。「人間は過ちを犯す」という、非常にシンプルだが重ったるいテーマが。
(続く)

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」