(▼コメント欄が見やすい「携帯版ページ」は→こちら。
・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
だいたい1日に10分くらいで、鼻歌まじりに更新していきます。
▼ホームページ ▼旧HP跡地 ▼サイトマップ ▼CL.A.W.ギャラリー ▼アンテナ ▼ブックマーク
▼管理人:九郎政宗 (ID:claw) clawsince2003「@」yahoo.co.jp ←スパムよけに@を「@」にしています。送信時は元にもどしてください。▼プロフィール

▼従軍慰安婦  ▼嫌韓下流
【リンク→】 ▼Yahoo!News「イラク」 ▼Yahoo!News「パレスチナ」 ▼日本史▼『国が燃える』弾圧事件 ▼南京大虐殺&百人斬りFAQ ▼『イヌxワンGP』 ▼BBC ▼阿修羅 ▼2ちゃんねるイラク板 ▼「荒らし」最終解決 ▼2ちゃんねる検索


すごいよ!サマルさん(@∀@)

シマ・サマルに関するいくつかのメモ。
・・・俺は民主党になにひとつ期待しないが、以下の記事は引用しておく。
まー自民党からはこの手の↓動きは出てくるはずもないしw

民主党アフガニスタン女性支援会議
http://www.dpj.or.jp/danjo/report/afj/2.html
アフガニスタン暫定評議会において女性大臣を務めた後、移行政権の人権委員会委員長に就任したシマ・サマルさんは、アフガニスタン復興への提言として次の5点を提示。(1)カブール市内だけでなくすべての地域での平和維持軍の強化と、全国的な武装解除(2)教育と社会サービスの整備(3)女性の権利・人権について、男性にも教育を(4)女性や戦争に関わっていた人びとへの雇用機会の提供(5)女性が力を結集することで軍事化へ対抗し、平和を促し、人権の尊重を世界へ広げる。・・・

・・・つぎはヒューマンライツウォッチ。1978年創立の人権監視NGO旧ソ連中南米、アジア、アフリカでの人権侵害を監視してきた団体、その最近の報告から。

▼国連人権理事会:スーダンの人権状況の監視の継続を
人権理事会は特別報告者のマンデートの延長が必須 JUNE 16, 2009
http://www.hrw.org/ja/news/2009/06/16
>ジュリエット・デ・リヴェロ、ヒューマン・ライツ・ウォッチジュネーブ アドボカシーディレクター
ジュネーブ)−国連人権理事会は、スーダンの人権状況に関する特別報告者のマンデートを終了させるというスーダン政府の要求を拒否するべきだ、とヒューマン・ライツ・ウォッチ本日、理事会メンバー国に宛てた書簡で述べた。
>シマ・サマル(Sima Samar)特別報告者は、国連の主要な人権機関である国連人権理事会に対して、6月16日、スーダン全域で人びとが直面する様々な重大人権問題を取りまとめた最新報告書を提出する予定である。スーダンでの人権状況にほとんど具体的改善が見られない、というサマル特別報告者の結論にも拘らず、スーダン政府とその友好国グループは、サマル特別報告者のマンデートが人権理事会で延長されるのを阻止しようとしている。・・・

・・・アフガンで異端視されるハザラ人について。

▼嘆きのハザラ アフガニスタンの異端者
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/magazine/0802/feature05/index.shtml
アフガニスタン中央の不毛の地に暮らす民族ハザラ。顔だちや信仰がちがうために、武装勢力タリバンから長く虐げられてきたが、民主化への移行でようやく希望の光が見えてきた。・・・
・・・
>ハザラ人は、アフガニスタン中央部の高原地帯、ハザラジャートと呼ばれる地域に暮らす。自らの意志で選んだかどうかはともかく、ここが彼らの土地だ。ハザラ人はアフガニスタン全人口の10%以上を占めていて、そのほとんどがイスラムシーア派の信者である。そのため、スンニ派優勢の同国では、昔からのけ者扱いされてきた。働き者として知られるハザラ人だが、回ってくるのは人がいやがるような仕事ばかり。細い目に平たい鼻、張りだした頬骨というアジア的な風貌からか、ほかのアフガニスタン人から一段下に見られることが多いのだ。自分たちは劣っていると思いこみ、そんな扱いに甘んじるハザラ人も少なくない。
アフガニスタンを支配するタリバン勢力は、スンニ派原理主義を信奉するパシュトゥン人がほとんどを占める。彼らはハザラ人を異端者だとか、けだもの呼ばわりしてきた。顔つきがアフガニスタン人らしくなく、信仰もイスラム教徒らしくないからというのだ。
・・・
>カブールで差別を受けるハザラ人の団結心が、アフガニスタンに民主主義を定着させる原動力になるかもしれない。英国の名門ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのニアマトゥッラー・イブラヒミはこう語る。「ハザラジャートに比べて、カブールに住むハザラ人は民族意識がとても高い。差別を日常的に経験しているからでしょう」。アフガン独立人権委員会のシマ・サマル委員長もその指摘に同意する。「ハザラ人は、ほかの民族より辛酸をなめているだけに、民主主義を求める気持ちが強い。差別を実感している彼らは、平等と社会正義の実現を心から求めているのです」
・・・
>たくさんの希望と約束を得たハザラ人だが、パシュトゥン人が大統領に就く現政府からは無視されているとの思いが強い。ハザラジャートには、彼らの叫びがこだまする。この地域にはなぜもっと開発の手が差しのべられないのか? なぜこの土地にもっと関心が集まらないのか? ここは安全で、住民は政府を支持していて、腐敗も蔓延していないのに。女性たちは社会で活躍し、ケシ栽培も行われてはいないのに。
アフガニスタン南部ではタリバンが勢いを盛り返していて、ハザラ人指導者が標的にされている。「ラジオでタリバンのニュースを聞くたびに背筋が凍りつきます」と語るのは、カタ・コーナ村のモーシン・モイサフィドだ。・・・

・・・やや古いが、シマ・サマルに対する批判についてもメモ。いま現在の政治的スタンスがどうかは未知。

▼マリアム・ラーウィ(RAWA:アフガニスタン女性革命協会)へのインタビュー 2001年12月9日

タリバン支配の終焉によって、アフガニスタンの人々は、平和と自由の新時代が訪れることを期待できるのだろうか? アフガニスタン女性革命協会(RAWA)の見解は否定的である。すべての原理主義者グループを武装解除しない限り、タリバンが政権を取る前の、残虐で混乱した状態が戻ってくるとRAWAは考えている。
・・・
>政治に女性が参加することは、どんな場合でも、もちろんよい変化だと思いますし、将来さらによい方向に変化するための出発点となるかもしれません。けれども、政権に加わった女性が誰であれ本当に女性を代表しているかどうかを測る基準は、彼女が原理主義にはっきりと強く反対しているかどうかだと考えます。残念ながら、会議に参加した多くの女性は原理主義者と妥協するか、あるいは原理主義者と直接関係を持っている女性たちなのです。例えばアミナ・アフザリは北部同盟使節団の一員でした。
>女性問題大臣となったシマ・サマルは統一党の中央委員会委員です。これはハザラ人の原理主義者グループで、イラン政府の支援を受け中部アフガニスタンを拠点とする最も残忍で嫌われもののグループなのです。彼女がそんな政党の委員であるのに、どうしてすべての女性を真に代表することができるでしょうか。もちろん、彼女は女性ですが、反原理主義ではありません。そして女性を真に代表するためには、反原理主義でなくてはなりません。残念ながら彼女はそうではないのです。
>(質問者:彼女は、メディアの中でとても好意的に扱われています。パキスタンで保健センターを運営し、人々からヒロインと見なされているというのです。彼女が原理主義者とつながっているということについては何も報道されていません。)
>私たちは、彼女が統一党のために旅行をしたことについて多くの資料を持っていますし、彼女が統一党中央委員会委員として紹介されている少なくとも二つのインタビューのコピーを持っています。統一党指導者たちと会談しているビデオもあります。彼女はヨーロッパとアメリカでよく知られており、いろいろなNGOから支援やたくさんの資金を得ていますが、人々は彼女が原理主義グループにつながっているとは知らないのです。
>もちろん、病院を経営しているなら、原理主義者であろうとなかろうと、人々は診療を受けるために病院に行きたがります。そして彼女はハザラ人で、ハザラの人々と働いているのですから、信頼しやすいのです。けれども重要なのは彼女の政治的見解であり、彼女は原理主義の側に立っているのです。 ・・・

・・・そういえばこんな記事も。

▼自ら閣僚辞退を申し出 シマ・サマルさん真相告白
http://www.47news.jp/CN/200207/CN2002072301000060.html
アフガニスタン女性の“顔”として暫定政権で初代女性問題相を務めたシマ・サマルさんが22日、共同通信のインタビューに応じ、イスラム教を侮辱したとする舌禍事件に対する原理主義者らの批判などがもとで、自ら同相続投を辞退したと真相を明らかにした。  サマルさんは「外国誌のインタビューで『イスラム法を信じない』などと発言したことはない」と強調。しかし移行政権の枠組みを決める6月の緊急ロヤ・ジルガ国民大会議)参加者の中に報道を真に受け非難する者が出てきたため、カルザイ大統領に「新政権の障害物になりたくない。権力に固執するつもりもなく、次期大臣ポストはいらない」と申し出たと語った。

アフガニスタンで宗教原理主義といっさいの妥協をせずにやっていくのも難しい話だろう。シマ・サマルにしてみれば難しい舵取りを常に迫られていたはずだ。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」