・・・「日本にもスパイ防止法を!」「スパイは死刑にしろ!」などと口走る厨房どもに朗報です(@∀@)
▼早大教授が米公文書発見
吉田茂元首相(軽軍備路線)の側近(重武装路線)がCIAに情報を提供>吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将
(1895〜1988年)が、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」の
コードネーム(暗号名)で呼ばれ、自衛隊や内閣調査室の創設にかか
わる内部情報を提供していたことを示す資料を3日までに、有馬哲夫
早大教授(メディア研究)が米国立公文書館で発見した。日本の再軍備
をめぐり、吉田元首相の側近までも巻き込んだ米国側の対日情報工作
の一端を示しており、戦後の裏面史に光を当てる貴重な発見だ。
>有馬教授は同館で発見したCIAのコードネーム表、辰巳氏ら旧軍人に
関する文書などを総合的に分析。「より強力な軍隊と情報機関の創設を
願っていた旧軍人の辰巳氏は、外交交渉で日本に再軍備を迫っていた
米国にCIAを通じて情報を流すことで、米国が吉田首相に軽武装路線
からの転換を迫ることを期待していた」と指摘している。
>CIAの辰巳氏に関するファイル(52〜57年)では、辰巳氏は実名の
ほか「首相に近い情報提供者」「首相の助言者」「POLESTAR―5」と
さまざまな名称で呼ばれ、「保安隊の人選」「自衛隊」「内閣調査室」な
どの「情報をCIAに与えた」と記されていた。
>辰巳氏は占領期、旧軍人による反共工作組織「河辺機関」の一員で、
連合国軍総司令部(GHQ)の了解の下、新たな軍隊と情報機関の立案
に参画していた。吉田は首相就任後、「河辺機関」のほとんどの旧軍人
を遠ざける一方、辰巳氏を信頼し、50年の警察予備隊の幹部人選など
を任せた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009100301000210.html