・・・カメラや8ミリやビデオカメラで記録された家族の生活史が、いつのまにか「歴史」と呼ぶにふさわしいものに変貌していることがある。うちの実家にもそういうのがある。母方の祖父が中国戦線から家族に当てて送ってきた絵葉書とか、父方の祖母のデパートガール姿の写真とか(戦前の話なので着物着用であるが)・・・(@∀@)
・・・今回紹介する映画は、広島で82歳の映像作家が記録した家族の記録だ。
▼「妻の貌」
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id333964/
>世紀に渡り自らの家族に向けてカメラを回し続けてきた川本昭人が、初めて長編に挑んだドキュメンタリー。広島在住の82歳の映像作家が、原爆症に苦しみながらも日々力いっぱい生きている妻の長年の喜怒哀楽を見すえる。そこに登場するのは監督自身の夫や父親としての姿であり、彼の妻のうそ偽りのない日常生活であり、息子夫婦や孫たちの四季折々の姿でもある。・・・
▼上映館
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyst/id333964/
▼公式サイト
http://www.tumanokao.com/
>「家族を撮ること、それが私の愛情表現です」
>広島在住・82歳の映像作家、川本昭人は半世紀にわたってカメラを回し続けてきた。きっかけは長男誕生を機に手にした8ミリフィルムカメラ。“小型映画”といわれた、そのカメラで原爆症を宣告され、死と向き合って生きる妻の日常を映し取っていく。少し昔の日本にはどこにでもあった、静かに流れる日々の暮らし。しかし、そこにはヒロシマの暗い影が差していた。
ひとりの夫として、父として、家族に寄り添いながら撮影した妻と、介護が必要な母、そして家族の歩み。それは、どこにでもある日常の記録でありながら、半世紀にわたる「歴史」の証言と未来への希望をすくい取っている。