>原爆資料館(広島市中区)で2日、来館者が自由に聴講できる
「被爆証言講話会」が始まった。初日は広島大学名誉教授の
北川健次さん(73)=広島市佐伯区=の体験に、約60人が聞き入った。
今年で2年目の試み。昨年が好評だったことから日程を拡大する。
>北川さんは爆心地から約1.3キロの竹屋国民学校で被爆。
10日後に戻った実家(中区八丁堀)は全焼し、母と弟の遺体を見つけた記憶を語った。
>「核保有国が多数ある。平和都市広島の精神を世界に発信しなくてはならない」。
北川さんの訴えに、家族連れや若者は沈痛な面持ちで聞き入っていた。
>講話会は昨年初めて開催した。
>参加者数が5日間で延べ1500人と好評で、今年は10日までに、計7日間の開催を予定している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200808030012.html