ネトウヨの実証研究
▼「ネット右翼」はインターネット利用者の1%を下回る〜近視眼的に過大評価されている「ネット右翼」
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10148642146.html#main
>実証研究の詳細は、辻大介さんのホームページhttp://d-tsuji.com/index.htmで論文の現物 を見ていただくとして、調査の結果により導き出された結論は以下です。
>◆「ネット右翼」の比率は、本調査の有効サンプル数の1.3%であった(全998人中の13人)。ただし、今回の調査サンプルにはインターネットのヘビーユーザが多いという偏りがあるため、一般的なインターネット利用者における比率は、1%を下回るものと推測される。
>◆「ネット右翼」的な層の特徴は、男性が多い、掲示板「2ちゃんねる」の利用頻度が高い、「マスコミの情報は偏っていて信用できない」とする傾向が強い、「炎上」に許容的、などである。これらの層は、ネットの外でも署名・投書・集会出席などの活動に積極的な傾向がみられ、「ネット右翼」はネット特有の現象というよりも「リアル」と地続きの現象であり、これまでは目につきにくかった「右翼」的な潜在層がネット上で可視化されたととらえるのが適当かもしれない。
>◆ネットの総利用時間よりも「2ちゃんねる」利用のほうが右傾性因子と多くの関連を示した。ネット利用時間量が有意な関連を示さないことから、ネット利用全般というよりも、特に「2ちゃんねる」利用が排外的ナショナリズムと関連していることが示唆される。「2ちゃんねる」の利用は、ネット上の悪口や過激な書きこみ、「炎上」に対して許容的な態度とも有意に関連している。「2ちゃんねる」を媒介にした、排外性と攻撃的発言・書きこみの許容との結びつき。それがやはり、日本のネット「右傾化」現象の中核をなしていると言えるだろう。
・・・正しくは「2ちゃんねる」利用者ではなく、その中でも特に「ニュース速報+板」「東アジアnews+板」などのヘビーな利用者(ニュー速+厨、東亜厨)