▼『ケータイ小説的。』の衝撃
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>“ケータイ小説の中でヒロインと恋人が交わす会話やメールといった日常的なコミュニケーションの中から、専門家が掲げるデートDVの加害者と被害者の関係と一致するような状況−具体的には束縛は威圧の行為−を自然に見つけだすことができるのだ”P168
・・・思い出したが、池袋ウエストゲートパーク石田衣良の小説「親指の恋人」というのは、わざと携帯小説っぽくしあげた作品だった。中味の古めかしささえも。
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 小学館
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・・・この世の「格差」に引き裂かれないために心中を選択しようとする現代版『ロミオとジュリエット』。もちろん作者はこのベタなネタをわかっててやっているが、逆に『ロミオとジュリエット』が現在でも通用してしまう、というところに面白みが生じたりもしている。
▼じつは昔からある「ケータイ小説的なもの」
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日本でまっとうにはたらく不法滞在外国人の不法滞在外国人による不法滞在外国人のための互助組織「裏都庁」。その裏都庁における唯一の「刑事」・久保塚の活躍を描くポリスアクション。面白!
- 作者: すぎむらしんいち,リチャード・ウー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/23
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