▼移民1000万人受け入れ 国家戦略本部が提言
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080620/stt0806200013000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080620/stt0806200013000-n2.htm
>自民党国家戦略本部(本部長・福田康夫首相)の「日本型移民国家への道プロジェクトチーム」(木村義雄座長)は19日、日本の総人口の約1割に当たる1000万人の移民受け入れを目指す政策提言をまとめた。20日にも首相に提出する。経済成長重視の「上げ潮」派のリーダーである中川秀直元幹事長が旗振り役を務め、「中川総裁誕生に向けたマニフェスト(政権公約)だ」(自民中堅)との見方もある。一方、移民の大量受け入れに保守派は難色を示しており、党内の軋轢(あつれき)がますます広がる可能性もある。
>「外国人が暮らしやすい社会は日本人にも暮らしやすい社会だ。多文化共生に向けたメッセージを発し、国民運動を進めていく必要がある」
>中川氏は19日のPTで提言の実現に向け、強い意欲を示した。
・・・この国の政治は国民に、特に女性に見限られた。日本の人口は減少を開始しつつある。もしも未来に「希望」というものがあれば、誰も子供を生むことを危惧したりはしない。「子供の数」は正直だ。
しかしながら資本主義は常にできるだけ安価な労働力を必要とする。ここに移民労働者の導入は不可避となる。(「純粋」な日本人、などというタワゴトは、もちろんこれまでもウソではあったが、これで完全に息の根を止められる。)ただ問題は「どのように」であるか、だ。
「新日本人」の移民労働者の権利が低いまま安価に酷使され、「在来日本人」労働者の労働条件はそれにあわせて低下させられる・・・そういう悪夢を回避するためにはどうするか、労働運動や市民運動も対応を考えなければならないんだろう。もちろん地域社会でも同様。