▼少女漫画家の上田トシコさん死去、「フイチンさん」など連載
>「フイチンさん」など戦後少女漫画の草創期から活躍してきた漫画家、上田トシコ(うえだ・としこ、本名・俊子)さんが3月7日、心臓まひで亡くなっていたことが分かった。90歳だった。・・・
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080417-OYT1T00370.htm
・・・「フイチンさん」というのは、満州国時代のハルビンを舞台にした、いわゆる「ほのぼのマンガ」だ。(フイチンさんは、お金持ちの中国人の門番をしているお父さんと暮らしている元気な娘。)下のリンク先を見てもらえばわかるが、本当に線が伸びやかで美しいマンガだ・・・
実は最近になってアニメ化もされている。
http://homepage1.nifty.com/tollywood/fuichinsann.htm
当時のハルビン風景を見事に再現しているという。
「フイチンさん」には、上田さんがすごした満州国の美しい記憶が反映されている。もちろん、満州国は大日本帝国の傀儡政権であったのは事実だし、だからこそ敗戦とともに満州帝国は瓦解するわけだが、それを踏まえたうえでなお、「フイチンさん」には独特の魅力がある。・・・
▼略歴
http://darumad.hp.infoseek.co.jp/ueda.html
>フイチンさんは、昭和32年から37年までの5年間、
『少女クラブ』に連載されたまんがです。
>作者の上田トシコさんは、今も現役まんが家として連載継続中。そんな、元気バリバリの上田さんをご紹介します。・・・
・・・この人はまさに「生涯現役」だった。
おもしろいことに、日本語wikipediaにはこの人の項目はないが
ドイツ語版にはある(@∀@)
http://de.wikipedia.org/wiki/Ueda_Toshiko
この際、日本語版でも項目をつくってあげたいな・・・