- 作者: ヤンテフン
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/11/09
- メディア: 新書
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
・・・日本で仕事することを選んだ韓国人から見る、韓国と日本。
「実は韓国には反日教育なんてものはない。あるのは反共(アンチ北朝鮮)教育だ」
「韓国は日本をしのぐ格差社会になりつつあるが、『世襲議員』というのはない」
「韓国が日本に勝てないとしたら、それは徴兵制のせいだろう」・・・などなど。
「日本人の『嫌韓』と、韓国人の偏狭なナショナリストは、どこかの無人島で『バトル・ロワイアル』みたいに好きなだけ傷つけあえばいい。こんな人々にかかわりたくない」という意見には笑った(@∀@)まったくそのとおりだ。
・・・この人は通訳、事業のコーディネーター、ジャーナリストとして自分の会社を日本で立ち上げている人なのだが、なんとなく俺が大学で出会った韓国人留学生たちとよく似た考え方をしている。韓国社会を外側から客観的に見ているところ。日本は好きだが大日本帝国の植民地支配の美化には懸念を感じているところ。政治的にリベラルであり、またナショナリズムについて冷静に見ることができるところ。「ぜひ一度、この人と酒を飲みたい」と思わせるところ(@∀@)