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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
だいたい1日に10分くらいで、鼻歌まじりに更新していきます。
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▼管理人:九郎政宗 (ID:claw) clawsince2003「@」yahoo.co.jp ←スパムよけに@を「@」にしています。送信時は元にもどしてください。▼プロフィール

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教育基本法改悪(ヤラセつき)への対抗アクション
http://d.hatena.ne.jp/claw/20061107#p2
与野党議員にメール自動送信可
▼「犯してもいない罪で国民を逮捕」する共謀罪法案への
対抗アクション
http://d.hatena.ne.jp/claw/20061024#p1



・・・きのう紹介した『神は沈黙せず』(文庫本上下巻)にはまり中(@∀@)


きのうは実にやばかった。「なんでこんな面白い本を読みかけの状態で俺は仕事に行かねばならんのか」とホンキで思った。ドラクエやFFの発売日だからといって会社を休むサラリーマンの気持ちが少しだけわかった。いや俺は実際に休みはしなかったが。
とはいえ幸いなことに今日はたまたま会社の休日である。一日中『神は沈黙せず』に耽溺することができた。


・・・この物語には、UFOや幽霊や超能力やその他の怪現象に関する情報が山のように詰め込まれている。あげくに「神」が登場する(しかも、あなたの想像もできないような形で)・・・と聞けば、オカルトがダメな人は拒否反応を示すかもしれん。だが、中島らもの長編小説『ガダラの豚』が、「呪術」というイカニモあやしげな題材を入り口としながら、超絶のエンターテインメントを成立させ、一方で一つの倫理を(「倫理」という言葉が気に入らないなら、「今この時を生きる人間が取るべき態度」でもいいが)提示してみせたことを思い出してほしい。『神は沈黙せず』は、インターネットと「対テロ戦争」の時代に、醜い政治の横行する「美しい国」へと投入された、新世紀の『ガダラの豚』と呼ぶべき小説だ。
 


・・・ま、ぶっちゃけた話をすれば、私自身はオカルトネタは大好きだ。たとえそのほとんどがデタラメだったとしても、「こんなスットンキョーな事件があった!」という話は純粋に楽しいし。また、それに心を動かされ、信じ込む(信じたがる)人間の心理というのも面白くてならない。なんらかの実害が出ない限りは。



・・・しかし、『神は沈黙せず』で、いきなり『宇宙鉄人キョーダイン』ネタが登場したのには思わず吹いた。なにが「月面にカマクラダイブツ」だ。すばらしすぎる。(@∀@)



・・・また、上巻p91あたり、「南京大虐殺はなかった」と主張する老作家の屁理屈を、ある主要登場人物が論理的に破壊するシーンも非常に面白い。その間、わずか9ページである(@∀@)



・・・そういえば最近、思わず笑ったのだが、
産経新聞が一面でこんな記事を報じていたことがあった。

▼「レイプ・オブ・南京」下敷き 米で反日史観映画 年明け発表
http://www.sankei.co.jp/news/061126/kok004.htm
>【ワシントン=山本秀也】米国の大手インターネット企業「アメリカ・オンライン」(AOL)のテッド・レオンシス副会長(50)が、南京事件(1937年)に取材した映画「南京」(仮題)を制作し、年明け以降、発表する。ドキュメンタリー作品の体裁だが、史実の認定は反日的な歴史観で知られる中国系米国人作家、故アイリス・チャン氏の「レイプ・オブ・南京」を踏まえているとされる。公開されれば来年70周年を迎える同事件や歴史問題をめぐり、日本の国際的立場に深刻な影響を与える可能性もある。
・・・
>制作情報をまとめると、「南京」は事件に関連した記録や事件関係者への取材映像に俳優のナレーションを織り交ぜる構成で、「欧米人が語る南京事件」に重点が置かれる。音楽はグラミー賞を受賞したロック界の大御所ルー・リードが担当するという。・・・

・・・一面で報じるネタかよ(@∀@)という話はおいといて、
この記事にはいくつかおかしなところがある。
 南京事件を引き起こしたのは日本国ではなく大日本帝国の軍隊なのだから、
反日」史観映画ではなく「反日帝」史観映画と呼ぶのが正しい。大日本帝国が滅亡してから60年、そろそろ間違えないようにしてもらいたいものだ。(@∀@)
 現在の日本は、まがりなりにも自由と民主主義の存在する国であって、大日本帝国とは根本的に異なるものであることは小学生の教科書にさえ明記されている。「反日帝」史観映画がハリウッドで製作されたとして、「日本の国際的立場」にいかほどの影響があろうか。まー大日本帝国主義の残党を自任する人たちは、精神的に苦痛を感じるかもしれないけどネ!(@∀@)
 とりあえず、できばえを見ないことには何も言えないが、「欧米人が見た南京事件」という視点は興味深い。事件の関係者への取材映像についても。


・・・侵略国の軍隊が、占領した都市の軍民に対して虐殺や蛮行をやっちまうという現象自体は、歴史の中で珍しくもない出来事である。だからこそ何度でも「なぜ」と問うべきだし、回避する努力をしなければならない。


「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」