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▼<靖国神社遊就館>米が批判の記述修正 アジア関連は変えず
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/life/20061006a4950.html
・・・誰のための靖国神社か、そろそろわかってきたネ(@∀@)
・・・さて、「核抑止力論」なる屁理屈は完全に崩壊した。
核武装を抑止することができないがゆえに。
▼北朝鮮国連大使、制裁「恐れない」…米への抑止力主張
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061010-00000301-yom-int
>北朝鮮の朴吉淵(パク・キルヨン)国連大使は9日、国連本部近くで読売新聞などに対し、核実験は米国に対する「核抑止力の強化」が目的と主張、関係国や国連安保理による制裁について「我々は恐れない」と述べ、強気の姿勢を崩さなかった。
>朴大使は「我々は今までも制裁下で生きてきた。そんなものは恐れない」と強調。一方で、米国を念頭に、金融制裁や「核による脅迫」、軍事行動は「あってはならない」と主張した。
>核実験については「今後も核抑止力強化のために必要なすべての措置を続ける」とし、追加実験の実施に含みを残した。・・・
・・・だから安倍のぼっちゃんが夢想するような「日本の核武装」が実現したとしても、それによって「安全保障」などは実現されない。終わってる発想だと言える。
・・・奥田英朗の『ガール』が、いま発売中の『KISS』増刊号でコミカライズされている。
出来は可もなく不可もなく(@∀@)
というのが、「わりと普通のレディコミ」になってしまってるから。
ていうか、『ガール』を漫画にしたら「わりと普通のレディコミ」になりました、では
俺は不満なんだよ!(@∀@)(わがまま
個人的には↓こちらが一番スキな作品。
閉塞しているものの閉塞っぷりを徹底的に描写する。
しかも楽しんで読ませる。
そのことにかけては、この人は天才。
▼北朝鮮核実験:識者はこうみる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000339-reu-bus_all
>今後の情勢によって円への売り圧力さらに強まる
<三菱UFJ証券 シニア投資ストラテジスト 服部隆夫氏>
▼北朝鮮核実験:識者はこうみる(2)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000347-reu-bus_all
>●ドル円は2005年の高値を1カ月以内に更新へ
><バークレイズ銀行東京支店 チーフFXストラテジスト 梅本 徹氏>
>・・・北朝鮮は今後、極東の核保有国として存在を続けることになる。
>その脅威をもっとも受けるのは日本であり、日本が核武装せざるを得なくなる可能性は低くない。北朝鮮が石油と外貨を売るために、イラン、ベネズエラといった国家やテロリストに核兵器を拡散する可能性も低くない。最悪の場合、米国が北朝鮮にに対して軍事行動を取り、極東の経済が壊滅的な打撃をこうむる可能性すら排除できなくない。・・・
>●中期的な円売りにはならず
><JPモルガン・チェース銀行 チーフFXストラテジスト 佐々木融氏>
>夏場にミサイルが発射されるなど、北朝鮮の地政学的リスクは突然浮上したわけではなく、市場にある程度前提として織り込まれてきていた。ドル/円は目先120円の高値を超えてくるかどうかだが、北朝鮮の核実験問題よりも、米国の利下げ期待が高まると(フロー面から)ドル買いになるなど、ファンダメンタルズ面からのドル高/円安の流れが続くのかが注目点だ。
>●中国は事態の対処に苦労
<香港城市大学 外国政策専攻 ジョセフ・チェン教授>
>・・・北朝鮮の核実験実施により朝鮮半島の緊張は高まったが、ただちに戦争につながる事態ではないことは確かだ。
>北朝鮮は、米国がイラクやイランの問題で身動きがとれないとみている。北朝鮮がここまで行動を起こしたことで、核開発の放棄に向け説得するのは一段と困難になった。
・・・
>●影響は短期かつ限定的
><バンク・オブ・アメリカ香港支店 エコノミスト ウォン・キン氏>
>円と韓国ウォンが下げるなど、北朝鮮の核実験の影響はすでに表れているが、影響は短期的なものにとどまるだろう。
>北朝鮮の経済は事実上世界経済から孤立しており、大規模な軍事的対立がない限り、地域に及ぼす影響も限定的と予想される。
>国連は核実験を実施した場合の結果について北朝鮮に警告済みで、これに関する中国の姿勢は非常に明確だ。国際的な制裁が行われるかどうか注視する必要がある。
▼大幅反発=ロンドン金−北朝鮮核実験で買い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061010-00000005-jij-int
▼アジア株価急落、北朝鮮核実験の影響
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000412-yom-bus_all
・・・休みだってのに仕事で出社して、昼休みにメシ食いながらネットでニュース見てたら
北朝鮮が核実験した(かも)のニュースが(@∀@)
さあさあどうする愛国ネチズンの皆さん。ありもしない大量破壊兵器を理由にイラクで大虐殺&不法占領をかませるアメリカ様は、「まさにその大量破壊兵器を持ってます」と公言してはばからない北朝鮮に対しても、同じことをしてくださるんだろうね?(@∀@) そうでなかったら、イラク侵略のために忠誠心もカネも自衛官も差し出した日本はイイ面の皮になってしまうわけだが。
・・・ここでちょっと思い出した本がある。
北朝鮮崩壊せず―金正日を支える「変身」と「みなし」の理論 (カッパ・ブックス)
- 作者: 方燦栄,重村智計
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1996/10
- メディア: 新書
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・・・重村センセイのスタンスをうんぬんする気はない。ただ彼の指摘で重要だと思うのは、
「誰も『引き受ける者』がいない国は、なかなか崩壊させくい」ということだ。
これが東ドイツに対する西ドイツのように、ある国家を崩壊させても、そのあとを『引き受ける者』がいるとするならば、さほど問題にはならない。
しかしながら、アフガニスタンにおけるカルザイ一派や、イラクにおけるシーア(派)をアテにして両国を破壊しまくったアメリカは、アテ外れの事情が重なって泣いている真っ最中。そういうものである。
さて、中国も韓国も、もちろん日本もアメリカも、「北朝鮮崩壊」のその後を「引き受ける者」になりたがらない場合、たとえどんなに北朝鮮経済がボロボロであろうとも、これを「崩壊」させることは非常に難しい・・・というのが重村センセイの(10年前の)意見。そのころからずっと「北朝鮮は崩壊する」という主張はあったわけだが、今日に至る、と。
・・・ところで重村センセイは、この本では「北朝鮮に核開発はできっこない」という意見だった。モノもカネも技術も不足しているから・・・と。ただ、もちろん10年は状況が変化するには十分な時間だ。北朝鮮が核兵器をイチから用意するにしても。
・・・北朝鮮がこのまま「核兵器を持った(?)独裁国家」として生きていく方法が、まったくないわけでもない。
それはブッシュ政権に対して忠誠を誓うこと、あるいはブッシュ政権にとってなくてはならない存在になることだ。
この条件を満たせば「核兵器を持った独裁国家」であっても政権を維持することはできるし、経済制裁もされないですむのだ。これには前例がある。それはパキスタンである。
アメリカの「対テロ戦争」なる無法な軍事行動を支持するだけで、ムシャラフのような「クーデターで実権を握った軍人あがりの大統領」が、中国から核兵器開発技術を教えてもらっているにもかかわらず、ブッシュ大統領(息子の方)からF16をもらったり、小泉首相(当時)から有償資金援助を受けたりすることができるのだ。
・・・キムジョンイル政権の考えている方向性というのも、だいたいこの辺にあるのではないだろうか。たとえブッシュに対して忠誠を示さなくとも、ブッシュにとってなくてはならない存在でいることはできる。安いドラマには安い悪役が必要なのだから。
・・・だから、愛国ネチズンのみなさんがヨダレをたらして待ち望んでいるような、「アメリカがバンカーバスターをキムジョンイルの頭上に落とす日」というのは、ちょっと現実味のうすい想像ではないのかな?というのが私の考え。
ブッシュもこんな寝言いうばっかりだし。
▼米大統領、大量破壊兵器拡散許さず=北核実験、「挑発行為」と非難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061010-00000003-jij-int
>ブッシュ米大統領は9日午前(日本時間同日深夜)、北朝鮮による核実験実施の発表を受け、ホワイトハウスで声明を発表、「国際平和と安全に対する脅威であり、米国はこの挑発的行為を非難する」と述べた上で、北朝鮮による大量破壊兵器の拡散を容認しないと強調した。ただ、核実験について「確認作業を続けている」とし、公式確認を避けた。
>大統領は、北朝鮮の金正日政権がミサイル技術をイランやシリアに移転してきたことを批判。北朝鮮が核兵器・物質を国家やテロ組織に拡散させることは米国への深刻な脅威であり、「北朝鮮はそうした行為の結果の責任を全面的に負うことになる」と警告した。
・・・そういう妄想よりも、他にやるべきことが今はあるように思う。
▼全国の観測体制を強化へ=地下核実験の放射性物質対策−文科省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000087-jij-soci
・・・放射線による健康被害の研究者および医療関係者の協力体制を用意することが急務ではないだろうか。地下核実験といえども放射性物質をシャットアウトすることはできない。核爆発が実際に起こったと前提すれば、まっさきに被害を受けるのは北朝鮮の一般市民であって、彼らの被害の回避こそがまずは急務となるはずだ。