▼いぬぶし秀一の激辛活動日誌
2006年09月02日(土) だからどうした?イラクで機関銃暴発by防衛庁
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98044&pg=20060902
>「暴発報告せず」と大見出し。イラクの陸上自衛隊派遣部隊が、平成16年の5月に宿営地内の道路で、機関銃が2発暴発していたらしい。が、防衛庁に報告があがっていなかった、ということが問題らしい。さらには、安全装置がかかっていなかったため、道路の凹凸で暴発したとも。
・・・
>で、何が問題なのさ。いつ危機があるかもしれないイラクで、安全装置を解除していたことは理解できる。凹凸の道路走行中で暴発することも想定内だろう。まして、宿営地内で、けが人もいない。全国の陸海空自衛隊の駐屯地、基地内で「事故」は、年がら年中起きている。それを、一々防衛庁に報告していたら、それだけで、内局の機能はマヒする。各級指揮官のレベルで判断するから、指揮系統が存在するのだろう。
・・・いぬぶし先生、なぜ「非戦闘地域」で安全装置を解除する必要があるのでしょうか?(@∀@)しかも宿営地内を移動中に。味方でも殺す気だったのでしょうか?あるいは現地雇用者を?(@∀@) まあ「殺す気」は冗談にしても、地面の凹凸ごときで誤射してしまうのでは、周囲の自衛隊員の命が危険です。どちらにしても大問題で、防衛庁に報告の義務があると思われます。民間企業なら当然の対応だと思いますし、そんな報告で機能がマヒする会社はありません。(@∀@)
・・・で、たとえ安全装置をつけたまま攻撃を受けたとしても、自衛官がミニミのセフティはずすのに何秒かかるのでしょうか?(@∀@)(もっともRPGなどブチこまれた場合、セフティはずしてても大して意味はありませんが。)
・・・また、イラクにおける自衛隊が、(たとえ攻撃を受けたとしても)イラク人を殺した場合、今後の「国益」だの利害得失だのにどう反映されるかについては、仮にも政治家であれば考慮していただきたいところです。どうもイラクに対する侵略国家の国民としての自覚が足りないのではありませんか?(@∀@)
>ましてや、シビリアンコントーロールだと???
シビリアンコントロールとは、内局の東大出のお兄ちゃんが、現場の年配の指揮官を呼び出して、文句たれることではない。(このところは、内局の官僚もわかっていない!)軍隊たる自衛隊の行動について、最終的には、国権の最高機関たる国会が統制することを言うのだ。和訳の文民統制、という言葉が独り歩きした結果、賢い防衛官僚から、軍事評論家さんまで、勘違いしている。
>さて、では、時効である私のことを話そう。私は、航空自衛隊生徒だった、昭和47年の秋、陸上自衛隊12師団隷下の相馬が原演習場において、カービン銃の弾倉(空砲)を紛失した。さらには、3年生だった、昭和49年、同じ演習場の射撃場で「銃点検」の号令で、実弾1発を暴発させ、中隊長にぶっ飛ばされた。
>この事実は、防衛庁に報告されていただろうか。確認していないが、絶対に、そんな訳はない。区役所内で実弾が暴発したのではない。演習場でである。再発は防止せねばならないが、防衛庁に報告するような案件ではない。
・・・演習場での新兵の誤射と、侵略&占領先でのイラクにおける誤射では、銃弾の重みが違うと思いますが如何(@∀@) まーそれでも報告と記録はしておくべきでしょう。味方を殺さないために。
・・・日本にも「戦争を知らない子供たち」が増えてまいりました。
口は達者だが、戦場で人を殺したことがない人間が増えるというのは、
私は非常にいいことだと思っています。(@∀@)