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・・・忙しい毎日の片手間に、ちょっと戦争に反対してみる。
最短30秒からの反戦と平和のアクション。萌える反戦運動!
だいたい1日に10分くらいで、鼻歌まじりに更新していきます。
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大日本帝国弱小列伝

▼丘の向こう側
第1話
http://www.warspite.jp/chapter1/01.html
第2話
http://www.warspite.jp/chapter1/02.html

・・・あ、これはあの人だ。『旧日本軍弱小列伝』の!
激しくおもしろい!
大日本帝国の経済指標をふまえながら、「こんな国力で主要輸入相手国のアメリカに戦争なんか仕掛けてんじゃねーよ」と冷静にツッコミ。大日本帝国主義を信奉する愛国ネチズンの神経を逆撫でズルムケに(@∀@)
大いに笑えます。


・・・ところで、私は戦争漫画が好きだ。
ただし戦争のおいしいところだけをつまみ食いするタイプの
戦記漫画にはあまり興味がない、というか読む価値を見出せない。
水木しげる先生のような、経験者による漫画には明らかに固有の価値がある。
だが、いま新たに戦争漫画を描くとなれば、何らかの新しい視点を提示してこなければ意味がない。
「あの日あの場所でこうしていれば大日本帝国が勝てた」という仮想戦記漫画には、
正直もうゲップが出そうです。
ところで、最近コンビニ廉価版の出た次の短編集は、ちょっとだけ面白いと思いました。
乾いた絵柄で、わりと淡々と戦争を描いています。

・・・『月光、夜月を見ず』というのは、もちろん夜間戦闘機・月光で米軍の爆撃機を迎撃するパイロットの話。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%85%89_%28%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F%29
主人公はもうすっかり戦争にイヤ気がさしていて、「できるだけ危険な状況を避けるように、また周囲にそれを悟られないように適当に戦うテクニック」を身に着ける。このへんが、「徹底的に上司に取り入って、衛生兵に回してもらったり任地を変更してもらったりして、自分と家族のために生き残ることを最優先した」祖父の経験と通じる。もちろん、いざ戦闘に突入してしまえば、そういう個人の思惑などは軽々と吹き飛んでいくわけです。
・・・『東京物語』は、小津安二郎が戦争映画を撮ったらこんな感じ?みたいな。いや、もののたとえですが、夫が海軍陸軍のパイロットをしている夫婦の話。夫婦の話題は味噌汁の味についてだったり、「東京から疎開しろ」「街暮らしが好きだからイヤです」みたいなケンカだったり、戦時中にもかかわらず、小津映画みたいなサラリーマン家庭風マイペースの小宇宙を形成している。ただ、1945年3月(つまり東京大空襲)、迎撃から帰ってきた夫は、さすがにようすがおかしい。「どうしたの、こわい顔」「かわいそうに、下町のほうがひどくやられていた・・・」
↓印象的な会話。

「灯火を消して、機内の明かりもできるだけ消して、車の下にもぐりこむ猫のように、敵機の下から近づくんだ」
「猫?」
(夜の闇のなか、B29のあとをついていく猫のイメージ。)

物語の終わりまで、この淡々とした夫婦の会話の調子は変わらない。
ちょっと面白いメンタリティではないだろうか?ここに流れているのは「サラリーマン物」の空気であって、きっとこのままこの二人は、『サザエさん』みたいな戦後のサラリーマン家庭を形成していくはずだ。そういえば波平さんは戦時中はどこに召集されていたのだろう。サザエさんは大陸からの引き揚げ者の戸籍記録をするバイトを経験している・・・。
・・・そうそう、この漫画、各話タイトルページデザインがなかなかよろしいと思いました。


▼余録:東京大空襲 毎日新聞 2005年3月10日 0時29分
http://www.mainichi-msn.co.jp/column/yoroku/news/20050310k0000m070142000c.html
>「負けたら我々は戦争犯罪人だ」。60年前の3月10日、一夜で約10万人の市民の命を奪った東京大空襲
立案指揮したC・ルメイ米空軍少将は、当時の部下で後に国防長官になったR・マクナマラ氏にそう語ったと
いう(映画「フォッグ・オブ・ウォー」)▲「君は10万人を問題にするが、敵を殺さねばこちらに何万も犠牲が出る」。
その後空軍参謀総長に昇進する彼が、戦争犯罪人になることはむろんなかった。それどころか戦後日本政府
航空自衛隊創設に貢献したとして彼に勲一等旭日大綬章を与えた▲飛行機の発明の一番大きな影響は、
人が空から地上を見下すという“神の視点”を手に入れたことかもしれない。非戦闘員の命を平然と奪う戦略
爆撃はそうした“神の視点”が、実は“悪魔の視点”でもあったことを示した▲戦争中であれ、幼子が暮らす家
に油を注いで火を放つ所業が許されるはずがない。だがその悲鳴が聞こえず、逃げ惑う姿も見えない上空
からなら、人は手や心を汚すことなく平気でそれをやってのけてしまう▲火を逃れてプールに飛び込むと、
驚いた4歳の輝一ちゃんは「おかあちゃん、ごめんなさい。僕おとなしくするから」と泣いた。2人の赤ん坊と
共にその輝一ちゃんを失った森川寿美子さんの手記にある。死を前に輝一ちゃんは言った。「おかあちゃん
熱いよ、赤ちゃんもっと熱いだろうね」(「東京大空襲60年・母の記録」岩波ブックレット)▲負ければ戦争犯罪人
でも、勝てば勲章が授けられる。それが人の世といえばそれまでだ。そして、火の中で妹を気づかった4歳の
子の物語はほうっておけば誰もかえりみない。「それで本当にいいのか?」。語り継がれる地上の歴史は、
いつも私たちにそう問いかける。

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」